座・高円寺 2026年度ラインアップ発表!

座・高円寺が2026年度ラインアップとリニューアルを発表。
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  • 📰 発表: 2026年4月3日 02:00
  • 🔍 収集: 2026年4月2日 19:35
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座・高円寺外観(2026年4月1日撮影)

このたび、杉並区立杉並芸術会館「座・高円寺」(東京都杉並区/指定管理者: 合同会社syuz’gen[しゅつげん])は、2026年度ラインアップを発表、あわせて劇場のリニューアルを象徴するシンボルを解禁します。

座・高円寺リニューアルシンボル

本日、新指定管理者のもとでの新たな運営がスタートした座・高円寺は「すべての人の文化創造拠点」を目指し、シライケイタ芸術監督のもと、世界水準の舞台芸術と地域密着型創作を展開します。2026年度の主催8プログラムは、4月29日(水・祝)よりアーティスト梅田哲也が劇場開館時からの記憶を継承する新作パフォーマンス作品『空洞』を上演するほか、日本と韓国の劇団による国際共同製作作品、劇団温泉ドラゴン×劇団国道58号線『長生炭鉱ー生きたかった』を6月中旬に、さらにこれまでの取り組みの継承・発展を目的に、シライケイタによる代表作『夏の夜の夢』を9月13日(日)~、『トロイメライ』を12月下旬に上演。また、アジア圏と日本のアーティストによる国際共同アートキャンプを予定。加えて、4月4日まで参加者を募集している演技訓練プログラム「座・高円寺 演技アカデミー」の修了上演を2027年2月下旬に予定しています。提携事業においては日本劇作家協会プログラム、日本演出者協会セレクション、公募作品を含む27公演を予定。座・高円寺は、これらの優れた舞台芸術の鑑賞事業において鑑賞体験の質的向上を目指しています。そのほか演技アカデミーに代表されるプロフェッショナル人材の育成を目的とした事業や区民文化活動支援等を通じ、地域の芸術文化の普及振興に取り組みます。また座・高円寺が提供してきた2Fのカフェを「まぁるいカフェ」に改称(4月9日再オープン予定)するほか「座の市」やお得な「なみちけ」サービスのリニューアルにも取り組みます。

座・高円寺 芸術監督より

2026年度、座・高円寺が新たな一歩を踏み出します。

今年度より、座・高円寺を運営する指定管理者が、特定非営利活動法人劇場創造ネットワークから合同会社syuz’genに変わることになりました。劇場創造ネットワークが区民の皆様と作り上げてきた魅力あふれる座・高円寺を、新指定管理者と共に更に輝く劇場へと飛躍させたいと思います。杉並区を、豊かな文化の発祥の地にするべく、座・高円寺の新たな扉を開け、文化の泉の湧き出る土壌を区民の皆様と共に耕していきたいと、心から願っています。そのための大きな方針を以下に記し、劇場の目指す未来を共有します。

芸術監督就任以来、私が掲げてきた「世の中のあるべき姿をまず劇場が創っていく」という大きなスローガンを、これまで以上に強く、より具体的に実現していきます。私の考える「世の中のあるべき姿」とは大きく二つあります。

一つ目は「誰も切り捨てられることのない世界」です。その実現のために『コンプライアンスの徹底』『アクセシビリティの充実』『区民に開かれた劇場運営』という大きな3つの柱を掲げます。コンプライアンスの徹底にはハラスメント対策も含まれます。誰もが安心・安全な環境で生きていける社会、公正で公平な社会、誰も飢えることが無く未来に夢を持てる社会の実現のために、座・高円寺が理想に向けて最大出力で走り出します。

もう一つは「戦争のない世界」です。武力で他者をねじ伏せようとする戦争は、対話と祈りの行為である舞台芸術の対極にある行いです。座・高円寺は、舞台芸術を追求することを通じて、戦争のない世界の実現にむけて微力ながら尽力していきたいと思います。

次に、具体的な運営方針を5つ挙げさせていただきます。

1 【「多様性」から「インクルージョン」へ】

劇場が、人々の集まる場所としての「広場」であるとともに、集まった人たちと共に生き、それぞれの個性が活かされる場所になっていきたいと思います。杉並区民はもちろん、人種・民族、障害の有無、性別・ジェンダー、年齢などを超えて、あらゆる人が垣根なく集まり、ともに在ることができる場所を目指します。

2 【「広く」開いた劇場から「遠く」まで届く劇場へ】

座・高円寺の取り組みや魅力を、区外や国外まで届けるべくアピールしていき、文化芸術界、国際社会において、誇りある唯一無二の劇場にしていきたいと思います。そのことが、全ての杉並区民の誇りであり続けることを目指します。


3【国際交流の強化】

戦争や分断の加速する世界において、対話の芸術である舞台芸術を媒介にして、諸外国とのコミュニケーションを活発にしていきたいと思います。韓国・台湾・アジア各地との交流を強化し、更に遠い国々へと広げ、平和で文化的な杉並の未来を区民の皆様と共に創り上げていくことを目指します。

4【人材の育成】

杉並の文化、そしてこの国の文化を支え発展させていく人材の育成に力を入れていきたいと考えています。能力を育てるだけではなく、文化芸術全般に対する造詣を深め、文化芸術を愛し、座・高円寺の未来を支えてくれる存在を育成したいと思います。劇場の魅力を共に創り上げ、更なる発展に寄与してもらう仲間と呼べる人材を育てていきたいと思います。

5【世界に通じる高い水準の舞台芸術の創作・上演】

国内外のあらゆるアーティストが目指す劇場にしたいと思います。高い水準の舞台芸術が座・高円寺に集まることで、杉並区の文化水準を押し上げ、全ての杉並区民の誇りとなる劇場を目指します。


以上が、劇場の目指す大きな方針です。

今年度も魅力的なプログラムが並びました。昨年度までとの大きな変化として、「日本演出者協会セレクション」と銘打ったプログラムが新たに創設されました。会員数500人を超える、日本唯一の演出家団体である日本演出者協会が厳選したプログラムが並びます。これまで劇場を支えてきてくれた「日本劇作家協会プログラム」と並び、新しい座・高円寺の魅力を共に創出してくださる仲間の参入に、期待が膨らみます。

ここから、新事業者syuz'genの皆と対話を重ね、知恵を絞り、想像力と創造力を駆使して、新しい座・高円寺の魅力を沢山創出していきたいと思います。全ての杉並区民の皆様にとって誇れる劇場であり続けるため、そしてこの国の文化芸術の更なる発展のために、より刺激的で開かれた劇場にしていきたいと思います。2026年度の新しい座・高円寺を、何卒よろしくお願いします。

2026年4月 座・高円寺 芸術監督 シライケイタ

プロフィール

シライケイタ

1974年生まれ。演出家、脚本家、俳優。

蜷川幸雄演出「ロミオとジュリエット」のパリス役で俳優デビュー。その後、野田秀樹 、木村光一、鐘下辰男など、数々の演出家の舞台に出演。平成22年、劇団温泉ドラゴン旗揚げ公演に、自らの初戯曲となる『escape』を提供。以降、同劇団内外で数々の脚本・演出を手掛ける。日本演出者協会理事長、日韓演劇交流センター会長。


座・高円寺 2026年度ラインアップ

日程

区分

公演タイトル

詳細

2026年4月8日(水)〜5月17日(日)

主催

ギャラリーおちらしさん特別展 in 座・高円寺

地下2F 区民ギャラリーで開催企画:株式会社ネビュラエンタープライズ

2026年4月8日(水)〜12日(日)

提携

日本演出者協会セレクション

ドナルカ・パッカーン『女の一生』戦時下の初稿版完全上演

作:森本 薫

演出:川口典成

音楽:河崎 純

4月25日(土)・ 26日(日)
12:00~ 18:00

提携

地域

第18回高円寺びっくり大道芸2026~継承~

高円寺各所で開催

4月29日(水・祝)〜5月17日(日)

主催

梅田哲也『空洞』

5月20日(水)~31日(日)

提携

日本劇作家協会プログラム

劇団扉座 第81回公演
『愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸』

作・演出: 横内謙介

6月中旬

共同主催

国際

劇団温泉ドラゴン × 劇団国道58号
日韓共同製作『長生炭鉱ー生きたかった』

作:キム・ミンジョン(劇団国道58号/韓国)
演出:シライケイタ(劇団温泉ドラゴン/日本)

6月19日(金)~28日(日)

提携

公募作品

演劇実験室◉万有引力◉第80回本公演
演目調整中

演出・音楽・美術:J・A ・シーザー
構成・共同演出:髙田恵篤

7月2日(木)~5日(日)

よくある質問

座・高円寺の新しい指定管理者は誰ですか?

合同会社syuz'gen(しゅつげん)が新しい指定管理者となります。これにより、劇場の運営体制が一新されます。

2026年度の主なプログラムは何ですか?

梅田哲也の新作パフォーマンス『空洞』、日韓共同製作『長生炭鉱ー生きたかった』、シライケイタ代表作『夏の夜の夢』などが予定されています。

座・高円寺はどのような劇場を目指していますか?

「すべての人の文化創造拠点」として、世界水準の舞台芸術と地域密着型創作を展開し、多様性とインクルージョンを重視する劇場を目指します。