アメリカ運輸統計局は本日(7日)、2025年5月の航空燃油支出が66.6億ドル(約2141億円)に達したと発表した。これは前年同期比84%の増加であり、航空業の燃油コストが2か月連続で60億ドルを超えたことになる。

アソシエーテッド・プレスの報道によると、アメリカ運輸統計局(Bureau of Transportation Statistics)は、2025年4月の燃油支出が64.7億ドル(約2080億円)だったと指摘している。

航空業界の燃油費用が前年比で大幅に増加した原因は、使用量の増加ではなく、燃油の単価上昇にある。アメリカの各航空会社は2025年5月に16.27億ガロンの燃油を使用しており、これは前年5月と比べて0.6%の減少である。4月の使用量も前年同期をわずかに下回っていた。

運輸統計局によれば、2025年5月に航空会社が支払った燃油の平均価格は1ガロンあたり4.09ドル(約131円)だった。これは4月の4.11ドルよりやや低いが、2024年5月の2.21ドルと比べると85%の上昇となる。

燃油コストの高騰に対応するため、世界中の主要航空会社は運賃や関連料金の引き上げを実施しているほか、一部路線の減便も進めている。燃油は航空業において最も大きな運営コストの一つであるため、エネルギー価格の変動に特に敏感である。

最新のデータによると、2025年中に東中東で衝突が発生した後、世界の原油および燃油輸送の要であるホルムズ海峡(Strait of Hormuz)が遮断され、エネルギー価格が急騰した影響が持続している。

アメリカとイランが一時的な停戦合意に達して以降、燃油価格は春先の高値からやや低下しており、航空業界には一時的な緩和が訪れている。しかし、この停戦合意には不確実性が残っている。

イギリス軍によると、本日、ホルムズ海峡で3隻のタンカーが攻撃を受けた。また、アメリカは、米伊合意に基づいてイランが石油を販売することを許可していたライセンスを取り消した。

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  • 出典:PR Times
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