資産のミライ研究所が生活者の暮らし向きについて分析
Key facts
- 資産のミライ研究所が生活者の暮らし向きについて分析
- 三井住友トラスト・資産のミライ研究所が2026年1月に1万人を対象とした調査によると、「ミライ研 家計期待指数」は全体でマイナス14.3ポイントであった。日銀短観などで示されるマクロの景況感が「前向き」である一方、家計の実感にはギャップが存在し、特に30代以降でネガティブな傾向が強いことがわかった。
- Source: PR Times
- Date: 2026年6月5日
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三井住友トラスト・資産のミライ研究所が2026年1月に1万人を対象とした調査によると、「ミライ研 家計期待指数」は全体でマイナス14.3ポイントであった。日銀短観などで示されるマクロの景況感が「前向き」である一方、家計の実感にはギャップが存在し、特に30代以降でネガティブな傾向が強いことがわかった。
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- 資産のミライ研究所が生活者の暮らし向きについて分析 (2026年6月5日), PR Times
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- PR Times
- Date
- 2026年6月5日
三井住友トラスト・資産のミライ研究所が2026年1月に1万人を対象とした調査によると、「ミライ研 家計期待指数」は全体でマイナス14.3ポイントであった。日銀短観などで示されるマクロの景況感が「前向き」である一方、家計の実感にはギャップが存在し、特に30代以降でネガティブな傾向が強いことがわかった。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年6月5日 22:00
- 🔍 収集: 2026年6月5日 13:21
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月7日 00:34(収集から35時間13分後)
最近、ファイナンシャル・ウェルビーイング(FWB)という言葉を耳にする機会が増えてきました。FWBは、「経済的な安心感を持ち、人生を楽しむための選択ができる状態」と定義されています。言い換えますと、お金の不安に追い立てられず、「自分が大切にしたいこと」を選び取れる状態です。資産残高の多寡だけでなく、「家計と将来について、どれだけ安心していられるか」が重要なポイントになります。
では、日本の家計はどの程度、この「経済的な安心感」を持てているのでしょうか。
三井住友トラスト・資産のミライ研究所(以下、ミライ研)は2026年1月、18〜69歳を対象に全国1万人調査を実施しました。その中で「今後1〜2年の自分や家庭の生活全体について、家計はどう変化しそうか」を尋ね、独自の「ミライ研 家計期待指数」を作成しました。この結果を踏まえ、生活者の暮らし向きの動向を分析しました。
【要点】
・「景気は前向き」の一方で、家計期待指数はマイナス圏
・日銀短観と家計期待指数は調査対象や目的が異なり、単純比較はできないものの、「マクロの景況感」と「家計が見ている景色」にギャップが生じ始めている可能性には注意が必要である
・生活者は、「景気」「賃上げ」「金融政策」といったマクロの話題を日々、目にしているが、一方で、「自分の家計」については、収支や資産、将来の見通しを具体的な数字として把握・認識したことがないという層もまだまだ多い
・FWBの観点から重要なのは、この「なんとなく不安」「なんとなく楽観」をそのまま放置しないことである
・自分や家族の働き方・収入・支出・資産を一度棚卸しし、ライフプランシミュレーションなどを活用して「わが家の家計はこれからどうなるのか」をできるだけ根拠も合わせて考え、見える化してみることが経済的な安心感を高める第一歩となる
・家計の不安が和らぎ、未来に対する現実的な期待が積み上がっていけば、消費や投資、働き方の選択も変わり、経済全体に好循環をもたらすものと考えられる
景気は「前向き」。しかし、家計の実感は?
足もとの株価は歴史的な高値圏にあり、企業収益もおおむね堅調です。2026年3月調査の日銀短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス17と4四半期連続で改善しました【図表1】。大企業・非製造業もプラス36と高水準で、マクロの景況感は総じて「前向き」といえます。
賃上げも前年並みの高い水準が見込まれ、「賃上げの流れが広がる」「景気は持ち直しつつある」といったニュースが増えています。政府も「成長と分配」を掲げ、積極的な財政運営を打ち出しています。
しかし、「わが家の暮らしはこの先よくなりそうだ」と胸を張って言える人は、どれくらいいるのでしょうか。
【図表1】大企業・製造業/大企業・非製造業 業況判断DI(最近)の推移
(出所)日本銀行公表資料よりミライ研作成
「家計期待指数」で見る“家計の温度感”
ミライ研の全国1万人調査において、「今後1~2年の自分や家庭の生活全体について、家計はどう変化しそうか」を尋ね、独自の「ミライ研 家計期待指数」を作成しました【図表2】。
【図表2】今後1~2年先の家計の見通し (ミライ研 家計期待指数)
(出所)特に出所を示していない場合、三井住友トラスト・資産のミライ研究所「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」(2026年)
選択肢は、①良くなりそう②少し良くなりそう③変わらない④少し悪くなりそう⑤悪くなりそう
の5つとし、「①+②」を「良くなる側」、「④+⑤」を「悪くなる側」として、「良くなる側の割合-悪くなる側の割合」を「ミライ研 家計期待指数」としました。「③変わらない」は中立です。
結果は、全体でマイナス14.3ポイントでした。「良くなる」と見る人より、「悪くなりそう」と感じる人が明確に多い水準です。
ただし注目すべきは、「③変わらない」が全体・各年代とも50〜60%前後と過半を占めたことです。「大きく良くなるとは思えないが、劇的に悪くなるとも言い切れない」という、様子見の姿勢が多数派といえます。この構図は、「景気は前向き」と報じられる中での「家計のリアルな温度感」を表しているように思われます。
ポジティブなのは20代。30代以降はネガティブ
年代別に見ると、20代だけがプラス(暮らし向きにポジティブ)、30代以降はすべてマイナス(暮らし向きにネガティブ)という結果でした。
20代は、所得水準そのものは高くないものの、「これから所得が伸びる余地」が大きく、転職やスキルアップの選択肢も比較的広い世代です。新しい働き方や投資・資産形成にも前向きで、「これから何とかしていけるだろう」という期待が支えになっています。
では、日本の家計はどの程度、この「経済的な安心感」を持てているのでしょうか。
三井住友トラスト・資産のミライ研究所(以下、ミライ研)は2026年1月、18〜69歳を対象に全国1万人調査を実施しました。その中で「今後1〜2年の自分や家庭の生活全体について、家計はどう変化しそうか」を尋ね、独自の「ミライ研 家計期待指数」を作成しました。この結果を踏まえ、生活者の暮らし向きの動向を分析しました。
【要点】
・「景気は前向き」の一方で、家計期待指数はマイナス圏
・日銀短観と家計期待指数は調査対象や目的が異なり、単純比較はできないものの、「マクロの景況感」と「家計が見ている景色」にギャップが生じ始めている可能性には注意が必要である
・生活者は、「景気」「賃上げ」「金融政策」といったマクロの話題を日々、目にしているが、一方で、「自分の家計」については、収支や資産、将来の見通しを具体的な数字として把握・認識したことがないという層もまだまだ多い
・FWBの観点から重要なのは、この「なんとなく不安」「なんとなく楽観」をそのまま放置しないことである
・自分や家族の働き方・収入・支出・資産を一度棚卸しし、ライフプランシミュレーションなどを活用して「わが家の家計はこれからどうなるのか」をできるだけ根拠も合わせて考え、見える化してみることが経済的な安心感を高める第一歩となる
・家計の不安が和らぎ、未来に対する現実的な期待が積み上がっていけば、消費や投資、働き方の選択も変わり、経済全体に好循環をもたらすものと考えられる
景気は「前向き」。しかし、家計の実感は?
足もとの株価は歴史的な高値圏にあり、企業収益もおおむね堅調です。2026年3月調査の日銀短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス17と4四半期連続で改善しました【図表1】。大企業・非製造業もプラス36と高水準で、マクロの景況感は総じて「前向き」といえます。
賃上げも前年並みの高い水準が見込まれ、「賃上げの流れが広がる」「景気は持ち直しつつある」といったニュースが増えています。政府も「成長と分配」を掲げ、積極的な財政運営を打ち出しています。
しかし、「わが家の暮らしはこの先よくなりそうだ」と胸を張って言える人は、どれくらいいるのでしょうか。
【図表1】大企業・製造業/大企業・非製造業 業況判断DI(最近)の推移
(出所)日本銀行公表資料よりミライ研作成
「家計期待指数」で見る“家計の温度感”
ミライ研の全国1万人調査において、「今後1~2年の自分や家庭の生活全体について、家計はどう変化しそうか」を尋ね、独自の「ミライ研 家計期待指数」を作成しました【図表2】。
【図表2】今後1~2年先の家計の見通し (ミライ研 家計期待指数)
(出所)特に出所を示していない場合、三井住友トラスト・資産のミライ研究所「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」(2026年)
選択肢は、①良くなりそう②少し良くなりそう③変わらない④少し悪くなりそう⑤悪くなりそう
の5つとし、「①+②」を「良くなる側」、「④+⑤」を「悪くなる側」として、「良くなる側の割合-悪くなる側の割合」を「ミライ研 家計期待指数」としました。「③変わらない」は中立です。
結果は、全体でマイナス14.3ポイントでした。「良くなる」と見る人より、「悪くなりそう」と感じる人が明確に多い水準です。
ただし注目すべきは、「③変わらない」が全体・各年代とも50〜60%前後と過半を占めたことです。「大きく良くなるとは思えないが、劇的に悪くなるとも言い切れない」という、様子見の姿勢が多数派といえます。この構図は、「景気は前向き」と報じられる中での「家計のリアルな温度感」を表しているように思われます。
ポジティブなのは20代。30代以降はネガティブ
年代別に見ると、20代だけがプラス(暮らし向きにポジティブ)、30代以降はすべてマイナス(暮らし向きにネガティブ)という結果でした。
20代は、所得水準そのものは高くないものの、「これから所得が伸びる余地」が大きく、転職やスキルアップの選択肢も比較的広い世代です。新しい働き方や投資・資産形成にも前向きで、「これから何とかしていけるだろう」という期待が支えになっています。
よくある質問
三井住友トラスト・資産のミライ研究所の調査対象は?
18〜69歳の全国1万人です。
「ミライ研 家計期待指数」の全体結果はどうでしたか?
マイナス14.3ポイントでした。「悪くなりそう」と感じる人が「良くなりそう」と感じる人を上回っています。
世代別で家計期待指数がプラスだったのはどの年代ですか?
20代のみです。30代以降はすべてマイナスでした。
日銀短観の大企業・製造業の業況判断指数(DI)はいくつですか?
2026年3月調査でプラス17でした。
経済的な安心感を高めるための第一歩として何が推奨されていますか?
働き方・収入・支出・資産を棚卸しし、ライフプランシミュレーション等を活用して家計を見える化することです。