惨殺事件の現場から、遺体が遁走した――?! 呆れるほどに面白い、イアン・ロジャーズの最注目ミステリー『魔都シカモア』(風間賢二訳)が3月30日(土)、新潮文庫より刊行!
新潮文庫より、イアン・ロジャーズ著の異色ミステリー『魔都シカモア』が3月30日に刊行。
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- 📰 発表: 2026年3月30日 20:00
武器といえば、逃げ足とへらず口。
異能の私立探偵が魔界の連続惨殺事件に〝挑まれる〟?!
イアン・ロジャーズ『魔都シカモア』(風間賢二訳)が、3月30日(月)新潮文庫よりいよいよ刊行となります。

〈ブラックランド〉と呼ばれる闇の魔界への入り口(ポータル)が、トロント近郊の町シカモアに出現。折しも、町では連続惨殺事件が発生中で、血塗れの現場から一人の遺体が消えた、いや、逃げ出したようだった。奇妙な人探しを依頼された私立探偵フィリックスは、どうやら行きたくもない〈ブラックランド〉まで捜索しなくてはならなくなって……。という、なんともやる気のあるんだかないんだかわからない主人公が挑む(挑まされる)事件は、じつは、複雑に入り組んだ謎を解き明かしていかねばならないものでした。ダーク・ファンタジーよろしくの特殊設定に連続殺人事件、ワイズクラックばりばりの私立探偵、フーダニットとしても完成された意外な展開。ページターナーという言葉がふさわしい、一気読みのこの超異色ミステリーは、今年度ミステリー・ベスト10ランキングで台風の目になるかもしれません。
■書籍内容紹介
魔都シカモア。吸血鬼や人狼が跋扈する魔界〈ブラックランド〉への出入り口(ポータル)が出現する町。巷では連続惨殺事件が発生し、血塗れの現場から遺体が消えた。「夫の遺体を探してほしい」依頼を受けた探偵フィリックスは、勝気な女性司書を相棒に、まさかのブラックランドへ足を踏み入れる羽目に……。様々な要素を丸呑みにし、フーダニットとしても完成された最先端特殊設定ミステリーの誕生!
■著者紹介:イアン・ロジャーズ Ian Rogers
1976年生れ。カナダ・オンタリオ州在住。ダーク・ファンタジー、ホラー、ミステリー作家。2012年に、短篇集Every House Is Hauntedでデビュー。’24年にはFamilyで長篇デビュー。同年、〈ブラックランド〉を舞台に私立探偵フィリックスの活躍を描いた長篇『魔都シカモア』を発表。’12年のSuperNOIRtural Talesは、フィリックスものを集めた作品集。
■訳者紹介:風間賢二 Kazama Kenji
1953年東京生まれ。武蔵大学人文学部卒。幻想文学研究家・翻訳家。’98年に『ホラー小説大全』で日本推理作家協会賞評論部門を受賞。主な著書に、『怪異猟奇ミステリー全史』、『ホラー小説大全』など。訳書に、キング『ダークタワー』シリーズ、ウィリアムズ『天界の戦い』、スティーヴン『スプラッター映画と資本主義 血しぶきホラーの政治経済学』などがある。
■書籍データ
【タイトル】魔都シカモア
【著者名】イアン・ロジャーズ/風間賢二訳
【発売日】2026年3月30日
【造本】文庫
【定価】1,210円(税込)
【ISBN】978-4-10-241181-0
よくある質問
『魔都シカモア』はどのようなジャンルの作品ですか?
ダーク・ファンタジーの要素と、本格的なフーダニット(犯人当て)のミステリーが融合した、特殊設定ミステリーです。
主人公の探偵フィリックスはどのような人物ですか?
やる気があるのかないのか分からないような性格で、武器といえば「逃げ足」と「へらず口」という、一風変わった私立探偵です。
物語の舞台となる「シカモア」はどんな町ですか?
吸血鬼や人狼が跋扈する魔界〈ブラックランド〉への入り口(ポータル)が出現してしまった町です。
発売日と価格を教えてください。
2026年3月30日発売で、定価は1,210円(税込)です。