どんな児童に効果的?対話型生成AIが個別学習環境にもたらす変化とは

SCCと青山学院大学北澤教授は、対話型生成AIを用いた小学生向け復習支援サービス「まなりぴ」の共同研究結果を発表した。実証実験により、学習意欲の向上や偏差値の向上が確認された。
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  • 📰 発表: 2026年4月15日 00:00
  • 🔍 収集: 2026年4月14日 15:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月19日 16:05(収集から120時間34分後)
株式会社エスシーシー(本社:東京都中野区、代表:春日 邦彦、以下SCC)が提供する「AI復習支援サービス『まなりぴ』」(以下「まなりぴ」)について、青山学院大学(本部所在地:東京都渋谷区)教育人間科学部 教育学科 北澤武教授との共同研究結果が、2026年3月22日(日)に開催された「AI時代の教育学会 2025年度第2回研究会」で発表されたことをお知らせします。









発表情報




AI時代の教育学会 公式サイト:https://sites.google.com/eduaiera.org/home/home





■共同研究の概要と背景について




本共同研究は、「まなりぴ」の開発、および、個別学習環境における有効性を確認することを目的としたものです。この取り組みは、SCCの「将来の情報化社会で生きるすべての人が豊かに暮らせる社会を実現する」という想いを北澤教授に共感いだだき、実現に至りました。今回の「AI時代の教育学会 2025年度第2回研究会」の発表では、これまでの共同研究における「まなりぴの開発から実証実験」を通して得られた示唆が取り上げられました。




■研究内容と成果




「まなりぴ」を関東県内の私立小学校の5年生(72名)を対象に、歴史分野の復習において、授業時間外で自由に利用してもらいました。









まなりぴの主な特長:




教員が作成した教材や授業動画をAIに読み込ませた後に、独自の技術で復習データを生成することで、次のような機能を通じて児童の個別学習を支援します。




・重要な知識を抽出し、アバターから話しかける形で出題




・利用者はアバターに対して自分の言葉でAIに説明




・間違いやつまずきをリアルタイムで補助




・ヒント提示、選択問題の出題、繰り返し質問にも対応




(※2026年4月1日時点)









実証期間は2025 年 11 月 15 日(土)〜 同年 11 月 26 日(水)までとし、質問紙調査で得られた67件の有効回答のほか、学習ログやミニテストの結果(偏差値)からも分析、評価を行いました。




質問紙調査では、「まなりぴ」に対する認識として8項目中6項目において有意差が認められ肯定的な回答であることが分かりました。









有意差が認められた項目:




・復習することが楽しくなる




・社会科で勉強したことが理解できる




・自分がどこにつまずいているかが分かる




・普段の復習と比べて分かりやすい




・好きな時間に勉強できる




・他の小学生におすすめしたい 









特に注目すべき点として「まなりぴ」を継続的に利用した児童(8.9%)に顕著な変化が認められた点が挙げられます。該当児童は「学習方法が分からない」「授業で質問しづらい」といった傾向を持っていましたが、学習ログの分析から「まなりぴ」の活用を通じて「自発的に質問する」「ヒントをもとに再挑戦する」「継続的な学習につながる」といった行動が見られました。また、該当児童はミニテストにおいて偏差値が平均3.3向上したことが確認されました。





■今後の展開と展望




本共同研究から「まなりぴ」が「学習方法が分からない児童」や「授業中に質問することが苦手な児童」に特に有効である傾向がみられました。「まなりぴ」は、学習理解度やつまずきが表面化しづらい児童の理解度を把握し、フォローするための有効なアプローチ方法となり得る可能性が高いことが分かりました。今後は、教員の皆様に教育現場でよりご活用いただけるよう、授業内容に対する児童の理解度把握に役立つ機能を含めたバージョンアップを予定しております。









北澤教授コメント




本研究を通じて、学習している中で児童が行き詰まった際、自身がどこにつまずいているかを認識する手段として、対話型生成AIの活用が期待できることが分かりました。今後は、教員や学習者が理解度を把握できるよう、教育データの活用を視野に入れた分析・開発を進めながら、継続的な実証を行ってまいります。




発表中の様子(青山学院大学 北澤教授)




まなりぴについて












「まなりぴ」は、青山学院大学との共同研究から生まれた、学習端末上のAIパートナーとの対話を通じて、児童生徒が学習内容を「自分の言葉で説明する」ことを促す、今までに無いAI復習支援サービスです。AIパートナーが児童生徒一人ひとりの理解度に合わせて最適な問いを投げかけることで、知識の受動的なインプットに留まらず、思考を整理し「自分の言葉で説明する」アウトプットの機会を創出。これにより、学習内容の深い理解と記憶の定着をサポートします。


















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■まなりぴHP:https://solution.scc-kk.co.jp/manarep/




■お問合せ先:https://solution.scc-kk.co.jp/manarep/form




青山学院大学 教育人間科学部について












青山学院大学の教育人間科学部は、教育学科・心理学科の連携によって、「人間」の多様な側面について総合的に学べる多彩な講義、演習や実習を展開しています。同時に、教育・心理それぞれの分野における専門知識を土台とした、理論的な知と実践的な知をバランスよく身に付けることを目指します。現代の人間に関わる諸問題を読み解き、社会の要請に答える能力と、自ら行動するための課題解決能力・自己教育力を育成します。




教育とは、年代や環境を問わず生涯にわたって行われる普遍的なものです。教育学科では、乳幼児期から老年期に至るライフサイクルの中で、人間がどのように発達・学習・社会化・成熟していくのかを学修し、3年次に選択する専門分野の学びを通して、教育の本質と理想の姿、教育の担い手である人間という存在について理解を深めます。幼稚園から高等学校まで幅広い教員免許状の取得が可能です。




大学サイトURL:https://www.aoyama.ac.jp/faculty/ephs/













株式会社エスシーシーについて












独立系SIerとして培ってきた高い技術力と豊富な経験を基に、お客 さまの課題解決のためのコンサルティングから設計、開発、運用・保守までをワンストップで担うトータルコーディネーターです。グループモットーである「Quality First」のもと、品質だけでなくお客さまにとって魅力的であることを大切にし、お客さまを第一に考えたソリューションサービスやソフトウェア製品を提供しています。









【会社概要】




会社名:株式会社エスシーシー




代表者:代表 春日 邦彦




所在地:東京都中野区中野5-62-1(eDCビル)




事業内容:システムインテグレーション、ソリューションサービス、コラボレーションビジネス、エデュケ ーションビジネス




URL:https://www.scc-kk.co.jp
















本件に関するお問い合わせ先




株式会社エスシーシー




〔担当者〕オープンイノベーション推進部/大堀・青木




〔TEL〕  03-3228-4442




〔E-mail〕manarep@scc-kk.co.jp