ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、サイト掲載のお礼品情報をもとに、2026年上半期のトレンドを発表した。
TOPIC1:「ナフサショック」影響がふるさと納税にも!ラベルレス・簡易包装のお礼品が増加
中東情勢を背景とした原油高とナフサ価格高騰は、ふるさと納税にも影響を及ぼしている。2026年4月1日から5月31日に「さとふる」で登録された「ラベルレス」お礼品は前年同期比で約6.7倍に増加し、同期間の「ラベルレス」を含むキーワードの検索数は3倍以上になった。また、物価高により「家庭用ラップ」の寄付件数も4月1日から20日で前年同期比約9倍となった。
事業者からは「資材が手に入りにくい」「寄付額を値上げせざるを得ない」との声が聞かれる中、さとふるはラベルレス化や簡易包装のお礼品開発を推進している。
- **米**: コメ袋をラベルレスにすることで、寄付額を500円低く設定。(千葉県大網白里市、コシヒカリ無洗米10kg、16,500円) - **ハンバーグ**: トレーを廃止し直接梱包に変更することで約100円のコストを削減し、価格を維持。箱も小型化し配送料も低減。(北海道白老町、牛肉100%ハンバーグ、13,500円) - **辛子明太子**: スリーブ(外箱)を無くした簡易包装により、通常6,500円程度の寄付額を5,000円に抑制。(福岡県大木町、辛子明太子500g、5,000円)
TOPIC2:2026年上半期の検索1位は「訳あり」!生活必需品需要が高まる
2026年1月1日から5月31日の上半期キーワードランキングでは、「訳あり」が1位となり、2位に「米」、3位に「トイレットペーパー」が続いた。品質はそのままに、サイズ違いなどで提供される「訳あり品」が、物価高の中で生活必需品として注目されている。寄付者アンケートでも、「生活必需品を選ぶことが増えた」と回答した人は「ご褒美・贅沢品を選ぶことが増えた」人の約2倍となり、ふるさと納税が生活に密着した制度として活用されている傾向がうかがえる。
TOPIC3:深刻化するクマ被害、ふるさと納税による支援の輪が拡大
クマの市街地出没が社会問題となる中、さとふるが2025年11月21日に開設したクマ対策支援の特集ページを通じた寄付が増加している。2026年6月17日時点で、掲載自治体は当初の5から23自治体へ拡大し、寄付総額は約1,000万円(2,900件以上)に達した。この取り組みへの関心は依然として高く、支援の輪は広がりを見せている。
TOPIC4:【2026年下半期ヒット予測】モノから“コト”へ!「マラソン」寄付が約2倍に増加
地域ならではの体験を求める傾向が強まる中、「マラソン」関連の寄付が約2倍に増加している。下半期は、こうした体験型(コト消費)の返礼品がヒットすると予測される。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 製品・サービス:ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」 / ラベルレス米