再春館製薬所、話題の美白成分「グルタチオン」への革新的アプローチを含む「紅参エキス」で特許を取得

株式会社再春館製薬所は、希少成分「ジンセノサイドRg3・Rg5」を含むオタネニンジン抽出物「紅参エキス」を有効成分とする美白・抗老化用皮膚外用剤など4領域で特許を取得。従来の主流アプローチである「補充」とは異なり、グルタチオンの「減少抑制」という世界的に新規性の高いアプローチを含んでいる。
調査NQ 85/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月20日 19:00
  • 🔍 収集: 2026年5月20日 10:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月22日 22:52(収集から60時間20分後)
株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町、代表取締役社長:西川正明、以下再春館製薬所)は、希少成分「ジンセノサイドRg3・Rg5」を含むオタネニンジン抽出物「(加圧蒸気処理を行った)紅参エキス」を有効成分とする美白用皮膚外用剤・抗老化用皮膚外用剤 ・紫外線による細胞損傷の修復用皮膚外用剤、およびジンセノサイドRg5からなる美白剤の4領域について、特許を取得したことをお知らせいたします。なお、同内容は昨今美容業界で注目を集める美白成分「グルタチオン」に関して、国内外の主流アプローチ「補充・与える」といった手法とは全く異なる、「減少抑制」という、世界的に見ても非常に新規性の高いアプローチを含みます。

■40年にも及ぶ、再春館製薬所の「高麗人参」に対する知見
再春館製薬所と「長白参(ちょうはくじん)」との出合いはおよそ40年近く前。以来、土の養分や極寒の気候など、良質な高麗人参が育つ条件が全て揃う、長白山産の高麗人参(オタネニンジン)「長白参」の7年根のひげ根を、効果成分「ジンセノサイド」を非常に多く含む優れた素材と位置づけています。大地の養分を凝縮したようなその強靭さを余すことなく活用するため、漢方の技法「修治」に倣った、「水抽出/油抽出/発酵後抽出/蒸気処理後抽出」という異なる4つの技法を採用し、それぞれ異なる効果のエキスを得ることに成功しました。

この度の、2019年特許出願、2026年取得に至った研究成果は、この「紅参(こうじん)」と呼ばれる、一度蒸した高麗人参を水で抽出したエキスに関するもの。一般的な従来の蒸気処理法を見直し、加圧蒸気処理「オートクレーブ」を用いた、「121°Cの高温下で強い圧力をかけ、1時間/2時間/3時間の蒸気(過酷)処理を行った紅参」から抽出したエキスを測定したところ、既知の通説を覆す結果や、過去に報告が存在しない新データ解明なども得られ、高麗人参の新たな側面を解き明かす結果となりました。

■二千年の伝承「高麗人参」と、最先端の美白成分「グルタチオン」の意外な取り合わせ
特許を取得した4項目の中でも特筆すべきは、「オタネニンジン抽出物(希少成分ジンセノサイドRg3,・Rg5を含む)を有効成分とする抗老化用皮膚外用剤」としての、細胞内グルタチオン量から見る、UV(紫外線)損傷抑制です。

グルタチオンはシミの元となるメラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の働きを直接阻害して、メラニンをつくる指令をブロックする「防御」の役割に加え、できてしまった黒色メラニンを無色に近い明るい色のメラニンへと還元する「攻め」の側面も持つ化合物として知られています。しかし、アルコールや薬物などの「解毒」における必須成分でもあるグルタチオンは、体内で使用される優先度が決まっており、まず「生命維持活動に関する、肝臓での解毒」が最優先され、次いで「臓器で活性酸素を無毒化する、抗酸化」に使われます。その余剰グルタチオンが初めて「美白」に充てられるため、「美容用途」での使用優先度はかなり低いというのが実情です。特に、皮膚に紫外線が当たると、「皮膚という臓器」の内部で発生した猛毒の活性酸素に対し、二番目の優先事項の「無毒化」に大量のグルタチオンが浪費されるため(図1:Control右)、「美白」に充てられるグルタチオンは、さらに不足します。

一方、加圧蒸気処理を1時間/2時間行った紅参エキスに浸した細胞は、紫外線が当たる前の細胞のグルタチオン量(同Control左)と比較しても減少が大きく抑制されており(図1)、これは、高い抗酸化力も併せ持つ(図2)紅参エキスが、本来使用されるはずだったグルタチオンの「身代わり」となったことで、「活性酸素除去に割かれるはずのグルタチオン」の消耗を最小限に抑えられたことが示唆されます。

図1:UV(紫外線)照射に対する細胞内グルタチオン(GSH)量の変化
図2:加圧蒸気処理「紅参」の、DPPHラジカル除去(抗酸化力)作用(BG抽出結果)

実験は、一般的な実験に使われるメタノール抽出結果だけではなく、多くのスキンケア製品にも使われている安全性の高い「BG」* 抽出でも検証しました。

*化粧品等の製品に使用されるBGの9割以上が石油由来の「ナフサ」を原料とする一方、石油由来成分フリーのドモホルンリンクル製品では、植物由来のBGのみを採用

■「ジンセノサイドRg3・Rg5」のメラニン産生抑制効果も、グルタチオンをサポート
また、本エキスでは非常に高いメラニン産生抑制効果も得られており(図3)、これは、「メラニン産生増加の役割を持つ」ジンセノサイドRg1 ・Rb1の減少、および「メラニン産生を抑制する役割を持つ」Rg3・Rg5の増加(図4)との関連が類推されますが、そ

よくある質問

再春館製薬所が取得した特許はどのような内容ですか?

「ジンセノサイドRg3・Rg5」を含む「紅参エキス」を有効成分とした、美白用、抗老化用、紫外線細胞損傷修復用の皮膚外用剤、およびジンセノサイドRg5からなる美白剤の4領域に関する特許です。

新しい美白アプローチの特徴は何ですか?

従来の主流であった美白成分「グルタチオン」を「外から与える」手法ではなく、紅参エキスの抗酸化力で活性酸素を除去し、体内のグルタチオンの「減少を抑制する(身代わりになる)」という新規性の高いアプローチです。

紅参エキスはどのようにして作られますか?

長白山産の高麗人参(長白参)の7年根のひげ根を使用し、121°Cの高温下で強い圧力をかける「加圧蒸気処理(オートクレーブ)」を施した後に水で抽出して作られます。

紫外線とグルタチオンの関係について教えてください。

皮膚に紫外線が当たると発生する猛毒の活性酸素を無毒化するために、体内のグルタチオンが大量に消費されてしまい、美白に回される余剰分が不足してしまいます。

ジンセノサイドRg3・Rg5にはどのような効果がありますか?

紅参エキスに含まれるジンセノサイドRg3やRg5は増加することでメラニン産生を抑制する役割を持ち、美白効果のサポートに寄与することが示唆されています。