パワーエレクトロニクス回路を高速検証!ROHM PLECS Simulatorを公開

ローム株式会社は、パワーエレクトロニクス回路設計者向けに、ローム製パワーデバイスのWeb上での高速シミュレーションツール「ROHM PLECS Simulator」を公開した。PLECS®をベースとし、損失や温度上昇を数秒~数分でシミュレーション可能。回路設計初期段階でのデバイス選定工数を削減する。現在20種類のトポロジーを提供しており、今後SiCデバイス、IGBT、パワーモジュールなどを拡充予定。ローム公式Webサイトでユーザー登録すれば無償で利用できる。2020年公開の「ROHM Solution Simulator」と使い分けることで、初期検討から詳細検証まで一貫したシミュレーションが可能となる。
product_launchNQ 70/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年4月14日 18:00
  • 🔍 収集: 2026年4月14日 09:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月16日 17:25(収集から55時間54分後)
ローム株式会社(本社:京都市)は、パワーエレクトロニクス回路の設計者およびシステム設計者向けに、ローム製パワーデバイスの動作をWeb上で高速にシミュレーションできる「ROHM PLECS Simulator」を公式Webサイト上で公開しました。本ツールは、シミュレーションソフトのPLECS®*をベースにしています。




「ROHM PLECS Simulator」は、Webサイト上のリストからパワーエレクトロニクス回路のトポロジーと、ロームが提供する各種パワーデバイスを選ぶことで、損失や温度上昇などを数秒~数分程度でシミュレーションできます。回路設計の初期段階において、最適なデバイス選定にかかる工数を大幅に削減できます。すでに20種類のトポロジーを公開しており、今後もSiCデバイスをはじめ、IGBT、パワーモジュール等のデバイスモデルおよびトポロジーを拡充する予定です。





本シミュレータは、ローム公式Webサイトでユーザー登録を行うだけで、無償で使用可能です。あわせて、特設ページでは本シミュレータへのアクセスに加え、ユーザーが使用する際に必要となる情報(ユーザーマニュアル、回路動作説明アプリケーションノート)を公開しています。




ROHM PLECS Simulatorの特長及びROHM Solution Simulatorとの使い分け




<開発の背景>




回路設計時、特にパワーエレクトロニクス回路においては、コストと時間のかかるハードウェア試作の代わりにシミュレーションが活用されます。ロームは2020年に、パワーデバイス製品とIC製品を一括検証できる「ROHM Solution Simulator」を公開し、トポロジーやデバイスモデルの拡充を進めてきました。高精度SPICEモデルの提供などにより、実機に近い波形を高い再現性で確認できる点が評価されてきました。一方で、開発の初期段階においては、損失・熱検証に基づいて最適なパワーデバイスを短時間で選択したいという要望がありました。




この要望に対してロームは、損失と熱計算に特化した「ROHM PLECS Simulator」の提供を開始しました。PLECS®を用いたスピーディーな初期検討と、「ROHM Solution Simulator」が得意とする詳細かつ高精度な検証を開発フェーズに応じて使い分けることで、設計の損失・熱検証から波形チェックまで一貫したシミュレーションが可能になります。





<用語説明>




*) PLECS®




制御を伴う複雑な電気/電力システムを仮想空間上にモデリング、シミュレーションするために開発されたパワーエレクトロニクス回路・システムのシミュレータ。損失などの高速計算を得意とし、開発の上流工程においてシステム全体の応答をすばやく検証できる。




PLECS®は Plexim, Inc.の登録商標です。

よくある質問

ROHM PLECS Simulatorの主な目的は何ですか?

ROHM PLECS Simulatorは、パワーエレクトロニクス回路の設計者向けに、ローム製パワーデバイスの動作をWeb上で高速シミュレーションし、回路設計の初期段階で最適なデバイス選定を迅速に行うことを目的としています。

ROHM PLECS SimulatorとROHM Solution Simulatorの違いは何ですか?

ROHM PLECS Simulatorは損失と熱計算に特化したスピーディーな初期検討に適しており、ROHM Solution Simulatorは詳細かつ高精度な検証を得意としています。開発フェーズに応じて使い分けることで、一貫したシミュレーションが可能です。