使用済み牛乳パック由来のポリエチレンフィルムを再生

株式会社リファインバースグループは、使用済み牛乳パックの内外装に使われるポリエチレンフィルムの精製・高純度化技術を開発しました。これにより、これまで熱利用にとどまっていたポリエチレンフィルムを純度98%以上の再生素材として活用可能になります。本技術は2026年6月稼働予定の「リファインバース蒲郡工場」に導入され、量産体制が構築されます。将来的には純度99.9%を目指し、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクル向けの汎用性の高い原材料として、廃プラスチックの循環を加速させます。
researchNQ 73/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年4月6日 20:00
  • 🔍 収集: 2026年4月6日 11:30
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月16日 00:32(収集から229時間2分後)

株式会社リファインバースグループ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智晶、以下「当社」)は、牛乳パック等の内外装に使用されているポリエチレンフィルムの精製/高純度化技術に成功し、牛乳パックリサイクルの更なる資源循環を促進いたします。

■開発の背景

 牛乳パックを含む紙パック製品の廃棄物は年間約8.8万トン※が回収され、再生紙原料としてパルプを回収し利用されてきましたが、保水性と保形性、耐久性を維持するために内外装にラミネートされているポリエチレンフィルムは再生利用されず熱利用にとどまっていました。再生利用が困難な原因は、パルプを回収したのちに残渣として発生するポリエチレンフィルムには、技術的な制約によりパルプが残存しているため、品質的な問題から熱利用でしか活用できませんでした。

 この年間約8.8万※トン回収される紙パック製品のうち約1.7万トン※がポリエチレンフィルムで、技術的な課題を解決することで有用な価値のある資源になりうると考え、ポリエチレンフィルムからパルプ分のみを分離し、ポリエチレンを高純度化する精製技術の開発を行ってまいりました。

 当社が保有する既存の分離精製技術をベースとして、パルプが残存するポリエチレンフィルムから、パルプ分の分離を行うための新たな技術開発に成功し、ポリエチレンフィルムの純度98%以上の高純度の再生素材にすることを実現しました。今後も高純度化に向け、更なる技術改良は継続し、将来的には純度99.9%を目指してまいります。

 この新たに開発された技術は本年6月に稼働予定の「リファインバース蒲郡工場」のリサイクルプロセスに導入され、量産体制を構築していく予定となっております。

 再生後のポリエチレンは、マテリアルリサイクル向け原料、ケミカルリサイクル向け油化/ナフサの粗原料の、どちらにも対応できる品質を有する汎用性の高い再生原材料となります。これにより、産業分野を横断した幅広い活用が見込まれ、廃プラスチックの循環をさらに加速します。


 ※出所:全国牛乳容器環境協議会2025紙パックリサイクル年次報告書より引用

■今後の展望

 今後は本技術をベースに応用/改良することで牛乳パック以外の紙パック製品や、アルミラミネートフィルムの剥離精製、自動車バンパーの塗料の剥離など、これまで再生利用が進んでいない様々な廃棄物を精製することにより、新たな都市油田の採掘とサーキュラーサプライチェーンの強化を目指してまいります。

■リファインバースグループについて

「誰にもない視点と技術で、未来へ富をつないでいく」

  20年以上前からサーキュラーエコノミーの実践に取り組み、さまざまな素材の再生・開発を進めてきました。オフィスや施設で大量に廃棄されるタイルカーペットを回収し、自社工場で再生素材「リファインパウダー」へ加工することで、業界では難しかった水平循環型リサイクルを実現しています。また、廃漁網や廃車エアバッグを高品質なリサイクルナイロンペレット「REAMIDE(リアミド)」へ再生する事業を展開しています。
 さらに、鳥の羽根「フェザー」を原料とした新しいバイオ素材「ReFEZER(リフェザー)」や、自動車内装材を再生したアスファルト改質材「REOCA」、ゴムの再生素材「RENAMY」など、多様なリサイクル素材の開発にも取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、廃棄される素材に新たな価値を生み出し、ビジネスの力で循環型社会の実現をめざしています。

よくある質問

リファインバースグループが開発した新技術は何ですか?

使用済み牛乳パック由来のポリエチレンフィルムの精製・高純度化技術です。

この技術はいつから量産体制に入りますか?

2026年6月稼働予定の「リファインバース蒲郡工場」で量産体制が構築されます。