『中性子線育種 × スマート育種プラットフォーム』による次世代型の品種開発支援サービスの構築へ。QFFとグランドグリーンが共同開発を開始

株式会社クォンタムフラワーズ&フーズとグランドグリーン株式会社は、中性子線を用いた変異創出技術とゲノム解析等の先端技術を組み合わせ、効率的な次世代型品種開発プロセスの構築に向けた共同開発を開始しました。トマトをモデルとして実証を行い、将来的なサービス化を目指します。
提携NQ 85/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月22日 18:00
  • 🔍 収集: 2026年5月22日 09:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月27日 07:28(収集から117時間57分後)
株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(本社:茨城県水戸市、代表取締役:菊池 伯夫、以下「QFF」)は、グランドグリーン株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:丹羽 優喜、以下「グランドグリーン」)と、中性子線育種技術およびスマート育種プラットフォームを活用した次世代型の品種開発プロセスの構築に向けた共同開発を開始しました。

QFFは、中性子線を活用した非GMOの品種改良技術「スピーディ育種®」を提供しています。グランドグリーンは、ゲノム編集やゲノム解析などの先端技術を活用し、種苗開発に取り組むアグリバイオスタートアップです。同社は、農林業、食品加工用原料、エネルギー作物などのニーズに応じた品種開発ソリューションを提供しており、目的品種の作出戦略立案から開発実施、商用化までを一気通貫で支援しています。

本共同開発では、まずトマト品種開発をモデルとして、QFFの中性子線育種技術と、グランドグリーンの作物品種開発に関する知見を組み合わせ、新たな有用系統の創出可能性とその品種開発プロセスの有効性を検証します。さらに、本取り組みで得られる知見をもとに、トマト以外の作物への展開や、第三者企業に向けた品種開発支援サービスの提供も視野に入れ、変異創出から評価・選抜・開発支援までを一体化した次世代型の育種サービスの構築を目指します。

■ 共同開発の背景
近年、農業分野では、気候変動による栽培環境の変化、病害リスク、農業生産の安定化、消費者ニーズの多様化などを背景に、作物品種にはこれまで以上に高い機能性・安定性・環境適応性が求められています。
一方で、新たな有用形質を持つ画期的な品種を開発するためには、幅広い遺伝的多様性を能動的に創出し、その中から有望な候補を評価・選抜するプロセスが不可欠となっています。従来の育種手法だけでは、目的形質の獲得や実用化までに長い期間を要する場合もあり、変異創出技術と評価・選抜技術を組み合わせた効率的な品種開発サービスへの期待が高まっています。

QFFの「スピーディ育種®」は、中性子線を活用して植物や微生物に多様な変異を誘発する、非GMOの品種改良技術です。従来の育種手法では得にくい変異の創出により、作物が持つ新たな可能性を引き出すことを目指しています。
一方、グランドグリーンは、目的に応じてゲノム解析・ゲノム編集・世代促進等を活用する「スマート育種プラットフォーム」により、作物や品種ごとの課題に応じた共同品種開発サービスを展開しています。同社はパートナー企業と連携し、食のサプライチェーン全体に価値をもたらす品種開発に取り組んでいます。

本共同開発を通じて、両社は既存研究やゲノム解析により有用形質に関与する遺伝子やメカニズムが明らかになっている場合に、その知見を起点として非GMOの育種技術で目的形質を持つ系統を開発する「ピンポイント育種」への応用可能性も検討します。これにより、国・地域ごとの規制や市場ニーズに応じた、柔軟な品種開発支援の提供を目指します。

よくある質問

QFFとグランドグリーンの共同開発の主な目的は何ですか?

中性子線育種技術とスマート育種プラットフォームを組み合わせ、変異創出から評価・選抜までを一体化した次世代型の品種開発プロセスを構築することです。

モデル作物として何が選ばれていますか?

今回の共同開発では、まずトマトの品種開発をモデルとして検証が行われます。

QFFが提供する「スピーディ育種®」とはどのような技術ですか?

中性子線を活用して植物や微生物に多様な変異を誘発する、非GMO(非遺伝子組み換え)の品種改良技術です。

グランドグリーンの「スマート育種プラットフォーム」の役割は何ですか?

ゲノム解析、ゲノム編集、世代促進などの先端技術を活用し、目的の形質を持つ系統を迅速に評価・選抜・育成する役割を担います。

将来的にどのようなサービス展開を予定していますか?

トマト以外の作物への展開や、農業・食品産業に取り組む第三者企業向けの品種開発支援サービスの提供を目指しています。