デンソー高棚製作所、小型AMR「カチャカプロ」と”からくり”の連携で運搬作業をゼロに
デンソー高棚製作所は、Preferred Roboticsの小型AMR「カチャカプロ」を導入し、完成品の運搬作業を自動化しました。狭い通路や複雑なレイアウトに対応するため、電気を使わない「からくり」機構を連携させ、重量物の運搬負荷をゼロに削減。この取り組みは製造部の2025年トピックスに選出され、グループ内10拠点へ展開が進んでいます。
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- 📰 発表: 2026年5月28日 14:52
- 🔍 収集: 2026年6月1日 02:01(発表から83時間8分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 22:50(収集から20時間48分後)
株式会社Preferred Roboticsは、株式会社デンソーの高棚製作所において、小型自律搬送ロボット「カチャカプロ」を4ラインで導入しました。高棚製作所は自動車用のスピードメーターなどをはじめとした多岐にわたる車載部品の生産を担っております。本取り組みは、単純で負担の大きい運搬作業の自動化を進め、人は人にしかできない作業に集中する現場の構築を図るためものです。デンソー高棚製作所では、多品種少量生産のため扱う部品がとても多く、生産ラインに対して必要な部品を必要な時に届けるため、効率化を模索していました。中でも、完成した製品を運ぶ作業は単純ですが、その重量のため作業者の負担が大きく、運搬作業の自動化を模索していました。しかし、工場内は通路が狭く、レイアウトも簡単には変えることができず、自動化を進めたいけれどもなかなか進められないという課題を抱えていました。カチャカプロは、「完成した製品を決められた置き場まで搬送(往路)」し「次の生産で使用する梱包箱を引き取って生産ラインに供給(復路)」するという作業を担っています。この自動化工程の実現で特徴的な点は、電気を使わない「からくり」の開発と連携を共同で行い、運用効果を最大化したことです。最大の効果は、30kg弱の箱を運搬する高負荷だった運搬作業がゼロになったことです。従来は作業者が1回の運搬あたり平均22メートル、1日に平均58回の運搬をしており、歩数にして約2,000歩の労力がスイッチ一つで可能になりました。作業者からも「本当に作業が楽になった」という声も寄せられています。さらに、AMR活用の成功事例として社内からも多くの反響があり、製造部の2025年のトピックスにも選ばれました。この取り組みは他の製造部やグループ会社など10拠点へ実績として既に情報共有がされ、製造部の垣根を越えて、横串で現場への実装が拡大しています。
よくある質問
カチャカプロとは何ですか?
Preferred Roboticsが開発した法人向けの小型自律搬送ロボット(AMR)です。
デンソー高棚製作所での導入効果は?
30kg弱の重量物の運搬作業がゼロになり、作業者の歩数が1日約2,000歩削減されました。
「からくり」とはどういう仕組みですか?
電気を使わず、バネやガイドローラーなどの物理的な機構で、自動移載や積載を可能にする仕組みです。
導入の背景にある課題は何でしたか?
多品種少量生産による運搬負荷の増大と、工場内の狭い通路やレイアウト変更の難しさです。
今後の展開は?
製造部の垣根を越えてグループ会社など10拠点へ実績が共有され、実装が拡大しています。