フィジカルAI×IOWN×60GHz無線LAN、コンビナート設備点検の高度化を実証
NTTグループ、1Finity、三菱ケミカルは、IOWN APNとAI技術を活用し、岡山県の水島コンビナートで自律型ロボットによる屋外設備点検の実証実験に成功した。遠隔操作とリアルタイム解析により、作業員の負担軽減を目指す。
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- 📰 発表: 2026年6月1日 14:00
- 🔍 収集: 2026年6月1日 14:27(発表から27分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 18:19(収集から3時間52分後)
NTTグループ(NTT東日本、NTTドコモビジネス、NTTドコモソリューションズ、NTTデータグループ)、1Finity、三菱ケミカルは、IOWN APNおよびAIの活用によるスマートメンテナンスの実現を通じ、屋外工場設備の点検作業員の負担軽減に取り組んでいる。3者は2026年2月、岡山県の水島臨海工業地帯(水島コンビナート)において、IOWN APNと60GHz帯無線LANを組み合わせた大容量・低遅延通信環境を構築し、リアルタイムでの大量データ収集が可能であることを確認した。今回、この通信環境を用いて、自律型ロボットやデジタルツインなどのフィジカルAI技術を活用した屋外設備点検の高度化に関する検証を実施した。具体的には、屋外環境でのロボットの遠隔操作および自律走行、カメラ・マイクで取得したデータの低遅延送信、AIによる振動・音の異常検知、デジタルツイン環境への反映によるひび割れ検知の検証を行い、実用化を見据えた有効な結果を得た。今後、映像、音響、臭気、温度などの多様なデータを統合し、人に代わる高度な認知機能を実現することで、現場作業員の負担軽減を推進する。検証では、三菱ケミカル岡山事業所からNTTグループ東京都内ビル間(約700km)にIOWN APN環境を構築し、構内にWiGigアクセスポイントを配置して広域無線通信環境を実現した。ロボットは自律走行しながら障害物を回避し、取得した映像データは500ms以内の遅延で送信された。また、ポンプ機の異音検知や、デジタルツイン上でのコンクリートひび割れの即時可視化にも成功した。今回の成果は、点検人員の拠点集約や複数拠点の並行点検を可能にし、コンビナート等の工場設備点検の効率化に貢献するものである。今後はマルチモーダルAI処理に対応したコンピューティング基盤の高度化に向け、さらなる実証を進める予定である。
よくある質問
今回の実証実験の主な目的は何ですか?
コンビナートの屋外設備点検における作業員の負担軽減と、スマートメンテナンスの実現です。
どのような技術が使われましたか?
IOWN APN、60GHz帯無線LAN(WiGig)、自律型ロボット、デジタルツイン、フィジカルAI技術です。
実証実験の場所はどこですか?
岡山県の水島臨海工業地帯(水島コンビナート)にある三菱ケミカル岡山事業所です。
どのような成果が得られましたか?
遠隔地からのロボット操作、リアルタイムの異常検知、デジタルツインへの即時反映が低遅延で実現しました。
今後の展望は?
マルチモーダルAIを活用し、人に代わる高度な認知機能を実現して現場の負担をさらに軽減することを目指します。