カーボンクレジットの購入と山火事防止を両立 JPモルガン・チェースがスタートアップと提携

金融大手のJPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)は、グリーンエネルギーのスタートアップ企業Graphyteと二酸化炭素(CO2)除去のカーボンクレジット契約を締結しました。JPモルガン・チェースの炭素排出を相殺するだけでなく、大規模な森林火災を予防する付加価値もあります。
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  • 📰 発表: 2026年4月11日 00:14
  • 🔍 収集: 2026年4月10日 17:00
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>カーボンフットプリント カーボンクレジットの購入と山火事防止を両立 JPモルガン・チェースがスタートアップと提携 2026/04/10 15:14:37

(中央社ニューヨーク9日総合外電報道)Axiosニュースの報道によると、金融大手のJPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)は、グリーンエネルギーのスタートアップ企業Graphyteと二酸化炭素(CO2)除去のカーボンクレジット契約を締結した。JPモルガン・チェースの炭素排出を相殺するだけでなく、大規模な森林火災を予防する付加価値もある。

現在、二酸化炭素の除去は気候目標を達成するための重要な手段と見なされており、森林や泥炭地の回復などの自然に基づく方法のほか、直接空気回収(DAC)、バイオ炭(biochar)、二酸化炭素回収・貯留(CCS)などの人為的な新技術が含まれる。

2023年に設立されたスタートアップ企業Graphyteの技術は、農業廃棄物や森林の枯れ木の破片を収集し、ブロック状に圧縮して地下深くに埋めるというものだ。その原理は、これらの植物が腐敗したり燃焼したりした際に本来大気中に放出される二酸化炭素を、圧縮して深く埋めることで、炭素排出を永久に地底に封じ込めることにある。

契約に基づき、Graphyteは今後10年間でJPモルガン・チェースのために6万トンの炭素排出を除去する。JPモルガン・チェースに提供されるカーボンオフセットのクレジット(カーボンクレジット)は、Graphyteがアーカンソー州で実施している既存のプロジェクトと、今回の契約により推進されることになったアリゾナ州の新施設から生み出される。

アリゾナ州の施設では、森林の間伐(thinning、過密または燃えやすい樹木の除去)プロジェクトから発生する廃棄物が利用される。これにより、間伐材の処理という課題を解決してビジネスチャンスを生み出すとともに、森林火災のリスクを直接的に低減することができる。

米国のトランプ大統領の復帰に伴い、連邦政府の気候プロジェクトに対する支援が弱まる中、気候関連のスタートアップ企業は市場の魅力を高めるため、(山火事の予防や雇用の創出といった)付加価値をますます強調するようになっている。

Graphyteの創業者兼CEOであるバークレー・ロジャース(Barclay Rogers)氏は、「私はワシントンでよくこう言っている。気候変動についてどう考えているかにかかわらず、誰もが山火事のリスクを低減する必要性には同意できるはずだ。そして、私たちはその過程で農村地域に雇用を生み出すことができる」と語った。

6万トンのカーボンクレジット取引は、Graphyteの設立以来最大のビジネスであり、JPモルガン・チェースや他のカーボンクレジットサプライヤーが締結している中規模の二酸化炭素除去契約に相当する。

Graphyteの目標は、2030年までに最大500万トンの炭素排出を除去することだ。しかし、全体的な気候問題と比較すると、この数字は間違いなく微々たるものだ。米国の二酸化炭素排出量は年間約50億トンに上る。したがって、この種の二酸化炭素除去産業が温暖化の改善に実質的な影響を与えるためには、まだ大幅な成長に依存している。(翻訳:陳亦偉)1150410

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