科学スタッフ帯同による内製型Performance Nutrition体制を構築
Mlemon LLC(代表:三戸真理子)は、公益財団法人日本スケート連盟(JSF)スピードスケート競技における科学事業の一環として、ドイツ・インツェルにて実施された事前合宿(2026年1月8日〜2月1日)において、栄養設計および調理提供を担当いたしました。本合宿はワールドカップ第5戦開催地で行われ、短距離・中長距離あわせて17名の選手と15名のスタッフ、計32名を対象に、25日間・1日3食、延べ2,400食を提供しました。
初の取り組み:科学スタッフ帯同による“内製型強化モデル” 本合宿では、科学事業スタッフが調理提供要員として帯同し、仕入れから調理・提供までを一貫して担う内製型体制を構築しました。 栄養設計だけを外部で行うのではなく、現地での食材調達、衛生管理の徹底、調理工程の管理、提供温度・火入れ・色合いの最終設計までを、科学スタッフと連携しながら現場で完結。トレーニング強度やコンディション変化を日々キャッチアップし、その日の身体状態に合わせてメニューを即時調整する可変型運用を実施しました。 大会期間中の補食対応も含め、監督を中心としたスタッフ間の密な連携のもと、「食」を競技戦略の一部として機能させる体制を実装。強化現場において、食を“補助”ではなく“戦略資源”へと引き上げる試みとなりました。
仕入れから始まるコンディショニング 私たちは、コンディショニングは食材の“仕入れ”から始まっていると考えています。現地ドイツでの品質を見極めた食材選定、日本から持ち込んだ乾物による出汁づくり(化学調味料不使用)、血液栄養学的視点を含む身体理解を基盤とした設計、そして選手が自然に食べられる心理的安心感の設計。身体の変化と対話しながらメニューを組み立てる、動的なPerformance Nutritionを現場で実装しました。
監督コメント 「インツェル合宿では、高強度トレーニングの中でコンディションを安定させることが重要でした。現場で即時に対応できる食の体制は、選手にとって大きな安心材料でした。食事がここまで競技力に直結する要素であることを改めて実感しました。」
代表コメント 本合宿では、食事を単なるサポートではなく、世界で戦うための強化要素として実装することに挑戦しました。食事は管理のためのものではなく、挑戦のエネルギーを生み出すもの。この取り組みを世界基準の食の強化体制へと発展させていきます。
Performance Nutritionという思想 Mlemon LLCが実践するPerformance Nutritionは、アスリートの身体状態、心理状態、トレーニング負荷、環境変化に応じて、食事を動的に適応させ続ける栄養管理と定義しています。単なる栄養補給ではなく、環境変化の中でも“いつものパフォーマンス”を発揮できる状態を維持することを目指しています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:イベント
- 関連組織:公益財団法人日本スケート連盟(JSF)
- 製品・サービス:Performance Nutrition(競技力向上のための栄養戦略設計・実装)