みずほFGとNEC、AIエージェント時代の新たなAIエージェント認証基盤「KYA」構築に向けた共同実証実験を開始
みずほフィナンシャルグループとNECは、AIエージェントが自律的に金融サービスを利用する「Agentic Finance」時代の到来を見据え、DID/VC技術を用いた新たな認証基盤「KYA(Know Your Agent)」の構築に向けた共同実証実験を2026年6月より開始します。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年5月28日 11:00
- 🔍 収集: 2026年6月1日 01:31(発表から86時間31分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 23:08(収集から21時間37分後)
株式会社みずほフィナンシャルグループと日本電気株式会社(NEC)は、AIエージェントが自律的に金融サービスを利用する「Agentic Finance」時代の到来を見据え、DID/VCの技術を用いた新たな認証基盤である「KYA(Know Your Agent、AIエージェント認証基盤)」の構築に向けた共同実証実験を2026年6月より開始します。Agentic Financeとは、ユーザーが金融サービスを直接操作する代わりに、ユーザーの意図や許諾に基づきAIエージェントが金融サービスへのアクセスや照会・手続き等を代理実行する利用形態の総称です。DID/VC技術は、分散型IDと検証可能なデジタル証明書を活用し、個人情報をはじめとするデータの自己主権管理を実現しながら、企業・自治体・サービス間で安全なデータ連携を実現する技術です。NECはこのVCに顔認証技術や身分証明書との連携を組み合わせたFaceVCを開発し、VCによるデータ連携に本人確認を含めたより高い安全性と信頼性を提供しています。共同実証実験では、NECのDID/VC技術を活用し、AIエージェント認証基盤を両社で共同構築します。具体的には、お客さまのAIエージェントがみずほのAI開発共通基盤「Wiz Base」上で稼働するAIエージェントに代理アクセスし、金融サービスを利用するシナリオにおいて技術検証を行います。両社は、金融機関特有の要件を反映したKYAスキーマ設計や、銀行システム間の認証フロー設計を共同で推進します。今後は技術検証完了後、商用化に向けた実用性の検証を行い、将来的には金融業界全体で活用可能な共通インフラの構築と、グローバルスタンダードとの整合を目指します。
よくある質問
KYAとは何ですか?
Know Your Agentの略称で、AIエージェントが金融サービスを利用する際に、その身元や権限を正確に把握・検証するための認証基盤のことです。
Agentic Financeとはどのような概念ですか?
ユーザーの意図や許諾に基づき、AIエージェントが金融サービスへのアクセスや手続きを代理実行する利用形態の総称です。
なぜKYAが必要なのですか?
AIエージェントが金融取引を代理する際、従来の本人確認(KYC)に加え、エージェントの認証、同意、委任、監査を確実に行い、安全性を担保する必要があるためです。
DID/VC技術とは何ですか?
分散型ID(DID)と検証可能なデジタル証明書(VC)を組み合わせ、個人情報を自己管理しながら、企業間で安全にデータ連携を行う技術です。
実証実験の目的は何ですか?
AIエージェントが金融サービスを利用する際の認証基盤を構築し、特定ユーザーの正当な代理であることを暗号学的に証明する技術を検証することです。