株式会社MetaMoJiが提供する施工管理アプリ「eYACHO」が、株式会社横河ブリッジに導入され、現場作業の効率化・省人化や安全管理の高度化に貢献しています。
eYACHOの導入により、タブレット端末の活用とあわせて作業時間7〜8%削減を達成。さらに「安全AIソリューション(以下、安全AI)」を活用した独自のリスクアセスメント運用を実現しています。
背景と課題
横河ブリッジは、国内外の橋梁の設計から製作、架設、保全までを一貫して手掛ける橋梁業界のリーディングカンパニーです。同社では、2021年度に「新技術を活用した現場業務省人化」の検討を進めていた中で、タブレット端末の有効活用につながるスマートコミュニケーションツールの導入を模索していました。従来の紙帳票による運用では、関係者のサインによる承認や情報共有、打ち合わせに伴う移動などに多くの時間と手間がかかっており、タブレット端末の導入だけでは十分な業務改善に至らず、作業時間10%削減という目標の達成が困難な状況でした。
eYACHOの選定と導入のポイント
現場の作業時間10%削減という目標の実現に向け、同社は2022年4月にeYACHOの導入を決定しました。シェアノート機能により、書類の回覧や情報の周知・展開、打ち合わせのための移動といった業務の手間や時間の削減が期待できる点や、費用対効果の高さがeYACHOを選定した理由です。導入にあたっては、現場の実情に合わせ、以下のような手順を採用することでスムーズな運用開始を実現しました。
- デジタル化に前向きな現場を選定して優先的に導入 - 作業指示書など日常的に使用する帳票からデジタル化 - その他の帳票のデジタル化や運用は現場のスタッフの判断に任せる - バックオフィス担当者が紙帳票のデジタル化を支援する体制を構築
安全AIの活用
eYACHOの導入による作業効率の向上を実現した同社は、さらに安全AIを活用した独自のリスクアセスメントツールの作成・運用に取り組みました。自社で蓄積した過去の災害事例や厚生労働省の公開データを安全AIに取り込み、作業手順書作成時のリスク抽出や、審査時の最重要項目の確認などに利用しています。また、抽出したリスクに関連する社内ルールや通達の検索が可能になり、現場の安全を守るためのルールを目にする機会の増加にもつながりました。これらのデータは、若手職員や協力会社の安全教育に用いる補助教材としても活用されています。
導入効果
### 帳票のデジタル化 作業手順書や安全衛生点検書、施工計画書、設計図書、現場管理用の日常書類など多岐にわたる帳票をeYACHOでデジタル化。特に、作業手順書と安全衛生点検書は100%、eYACHOでの管理を実現しています。
### 作業時間の削減 タブレット端末活用との相乗効果により、1日の作業時間の7〜8%にあたる平均35〜40分(一人あたり)の削減を達成しています。
### 情報交換の質が向上 どこにいても帳票を共有できるようになったことで、遠隔現場であっても情報共有がスムーズになり、情報交換の質が向上しました。
### 安全意識の向上 安全AIの活用により、過去の災害事例に向き合う機会が増えたことで、結果オーライの安全管理ではなく、適切なプロセスで安全管理に取り組むことができています。
今後の展望
横河ブリッジでは、今後もさらなる業務効率化を目指し、グループ会社間でのeYACHOの共同運用に向けたサーバーの構築方法の検討などを進めていく方針です。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:ニュース
- 関連組織:株式会社横河ブリッジ
- 製品・サービス:eYACHO / 安全AIソリューション