明治大学農学部の高橋直紀准教授、同大学院農学研究科の和田俊樹(博士前期課程2年)らの研究グループは、量子科学技術研究開発機構の坂本綾子上席研究員、奈良先端科学技術大学院大学の梅田正明教授との共同研究により、DNAに損傷を受けた植物幹細胞を取り除く新たな仕組みを発見しました。
DNAは、生き物の体をつくり、維持するための設計図です。しかし植物は、環境ストレスによって日常的にDNAに損傷を受けています。特に成長を支える幹細胞にDNA損傷が残ると、後の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
本研究では、シロイヌナズナを用いて、DNA損傷が生じた際にKRP6タンパク質が根の幹細胞付近で蓄積し、損傷を受けた幹細胞の細胞死を促進することを明らかにしました。この成果は、損傷を受けた幹細胞を取り除きながら根の成長を維持する仕組みを理解するうえで重要です。
本研究成果は、2026年6月4日に『The Plant Journal』にオンライン掲載されました。
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