「マンダム先端化粧品科学協働研究所」を設置 ~薬学研究科・医学系研究科との連携により、研究の高度化と迅速な社会実装を目指す~

国立大学法人大阪大学と株式会社マンダムは、2026年4月1日に「マンダム先端化粧品科学協働研究所」を設立し、4月12日に開所式を開催しました。この研究所は、約10年間の共同研究講座の知見を基盤とし、大阪大学大学院薬学研究科に加え、新たに医学系研究科とも連携を強化します。研究目的は、皮膚における免疫反応の分子メカニズム解明、汗腺・皮脂腺などの分泌腺の機能及び制御メカニズム解明、次世代化粧品のための有効成分のスクリーニング方法開発、安全性評価方法の開発、皮膚が温度を感じるメカニズムの解明です。所長は齊藤達哉(大阪大学大学院薬学研究科 教授)、副所長は藤田郁尚(大阪大学大学院薬学研究科 招へい教授/株式会社マンダム プリンシパルスペシャリスト)です。
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  • 📰 発表: 2026年4月13日 23:00
  • 🔍 収集: 2026年4月13日 16:35
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月19日 20:38(収集から148時間3分後)
◆概要




国立大学法人大阪大学(本部:大阪府吹田市、総長:熊ノ郷 淳、以下「大阪大学」)と株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村 健、以下「マンダム」)は、2026年4月1日に「マンダム先端化粧品科学協働研究所※1」を設置し、4月12日に開所式を開催しました。




これまで、大学院薬学研究科に設置していた「先端化粧品科学(マンダム)共同研究講座※2」では約10年間にわたり、ヒト汗腺の構造および機能の解明、皮膚免疫反応における機能の解明、新規化粧品成分の探索および評価系の構築といった知見を蓄積してきました。




共同研究講座の知見を基盤として発展的に移行する本協働研究所では、両者の連携を強化し、大阪大学大学院薬学研究科に加え、新たに同大学院医学系研究科との共同研究を推進します。大阪大学の有する先端医療技術とマンダムの有する化粧品技術をさらに融合させることで、免疫反応や温度感知メカニズムの解明、有効成分スクリーニング手法及び安全性評価法の開発など、次世代化粧品の創出につながる研究を一層深化させます。




そして、これらの研究内容を基盤に、より広範なリソースを活用するとともに、若手研究者の育成や多様なバックグラウンドを持つ人財の交流を推進することで、更なる研究深化とその成果のビジネスへの応用を一層加速し、新たに創出された価値を社会へと広く展開することでイノベーションの実現を目指します。




4月12日の開所式の様子①※3









◆協働研究所設置の背景と目的




大阪大学大学院薬学研究科とマンダムは2015年6月に共同研究講座を開設し、再生医療などの先端医療技術を化粧品研究へ応用し、生活者にとっての価値ある研究成果を社会実装するべく活動を続けてきました。




これまでの約10年間にわたる共同研究講座での取り組み※4では、ヒト汗腺の構造および機能の解明、皮膚免疫反応における機能の解明、新規化粧品成分の探索および評価系の構築など、次世代の化粧品開発につながる科学的知見を多数蓄積してきました。




今後は、これらの研究内容を基盤に、より広範なリソースを活用するとともに、若手研究者の育成や多様なバックグラウンドを持つ人財の交流を推進することで、更なる研究深化とその成果のビジネスへの応用を一層加速し、新たな価値創出につなげることを目的として、2026年4月1日に協働研究所へと発展的に移行しました。




創出された価値を社会へと広く展開することでイノベーションの実現を目指します。




4月12日の開所式の様子②※5









◆協働研究所における研究内容




大阪大学が有する先端医療技術とマンダムの有する化粧品技術をさらに融合させ、共同研究講座で約10年にわたり培ってきた研究内容を基盤に、医学系研究科の知見を加えます。これにより以下のテーマについてさらに研究を深化させます。









1.皮膚における免疫反応の分子メカニズムの解明




2.汗腺・皮脂腺などの皮膚における分泌腺の機能及び制御メカニズムの解明




3.次世代化粧品のための有効成分のスクリーニング方法の開発




4.安全性評価方法の開発




5.皮膚が温度を感じるメカニズムの解明









◆協働研究所の概要




〈設置場所〉




大阪大学 MA-T共創センター(杏の杜)3階




〈代表者名〉




所長:齊藤達哉 (大学院薬学研究科 教授) 




副所長:藤田郁尚 (大学院薬学研究科 招へい教授/株式会社マンダム プリンシパルスペシャリスト)




〈協働研究所名〉




マンダム先端化粧品科学協働研究所




〈研究目的〉




先端医療技術を用いた、化粧品の機能性成分探索のための評価方法の開発




〈協働研究所連絡先〉報道関係以外の方からのお問合せ先




TEL/FAX 06-6105-5785









◆本リリースに関する問い合わせ先




〈報道に関すること〉




●大阪大学 薬学研究科 庶務係




TEL:06-6879-8144    FAX:06-6879-8154




E-mail:yakugaku-syomu@office.osaka-u.ac.jp




●株式会社マンダム 広報部




・大阪本社




TEL:06-6767-5021    FAX:06-6767-5045




・青山オフィス




TEL:03-5766-2485    FAX:03-5766-2486




・プレスメール




press@mandom.com









◆用語の説明




※1 協働研究所




大阪大学内に設けた独立した研究拠点。大阪大学の研究者と協議しながらより柔軟かつ迅速に研究を推進することができる。




大阪大学の複数の部局との多面的な共同研究を行うこと、ポスドクや大学院生を参加させることにより、研究の推進と同時に若手研究者の人材育成を図ることも目的としている。




また、大阪大学との共同研究につながる自主研究や、共同研究成果を活用するための自主研究を行うことも可能で、さらに、企業等から派遣され本学の教員・研究者として雇用された方の発明は、企業等に帰属することとしている。









※2 共同研究講座




企業等から資金や研究者を受け入れて大阪大学内に研究組織を設置し、共同研究を行う制度。




各研究科、附置研究所、附属病院など、どの部局にも設置できる。教授相当または准教授相当を含む2名以上の常勤教員から構成される。









※3 4月12日の開所式の様子①




左から




大阪大学 大学院薬学研究科長 教授 小比賀 聡




マンダム 代表取締役 社長執行役員 西村 健




マンダム 代表取締役 会長  西村 元延




大阪大学 総長 熊ノ郷 淳




大阪大学 理事・副学長 藤尾 慈




一般財団法人杏の杜財団 代表理事 荻原 弘子様




大阪大学 大学院薬学研究科 教授 齊藤 達哉









※4 共同研究講座での取り組み




これまでに、以下のプレスリリースを配信しています。




・体温調節を担う汗腺の三次元構造の可視化に成功 (2017.06.21)




・日本の研究グループで初!Cosmetic Victories 2019 で最優秀賞を受賞~次世代制汗剤への新しいコンセプトの提案~ (2019.06.18)




・次世代制汗剤開発、発汗機能障害、汗腺再生の研究に使用できる 長期培養が可能なヒト汗腺の筋上皮細胞の樹立に成功 (2020.05.08)




・世界初、ヒト初代免疫細胞に“一次繊毛”を発見 皮膚免疫反応における機能を明らかに~一次繊毛に注目した皮膚疾患の治療薬やスキンケア剤などへの応用に期待~ (2023.06.16)




・発汗時の汗腺の収縮メカニズムの解明と、新たな制汗成分を発見 (2023.10.25)




・自然由来成分ククイナッツオイルの まつ毛育毛メカニズムと伸長効果を解明 (2025.07.03)









※5 4月12日の開所式の様子②




左から
大阪大学 総長 熊ノ郷 淳
マンダム 代表取締役 社長執行役員 西村 健

よくある質問

マンダム先端化粧品科学協働研究所では何を研究しますか?

先端医療技術を活用し、皮膚の免疫反応や温度感知メカニズムの解明、新規化粧品成分のスクリーニングや安全性評価法の開発を行います。

研究所はどこに設置されていますか?

大阪大学(大阪府吹田市)のMA-T共創センター(杏の杜)3階に設置されています。

これまでの実績はありますか?

前身となる共同研究講座での約10年間の活動により、ヒト汗腺の機能解明や新規評価系の構築など多数の科学的知見を蓄積しています。