困窮家庭の子どもたちにとって、給食は1日の食事の要となっています。夏休みは、「給食が無くなること」や「自宅で過ごす時間が長くなること」で、生活が非常に苦しくなる時期です。家計の苦しさから、酷暑の中でも気軽にエアコンをつけられず、熱中症になる子どもも少なくありません。
冷房のない過酷な暑さの自宅で、お腹を空かせて痩せていく子どもたちや、休む間もなく働く親の帰りを、どこにも出かける場所もなく、一人で待っている子どもたち。そのような子どもたちにとって、夏休みは、楽しいばかりではなく、不安定な生活が1か月以上続いてしまう辛い期間でもあります。
今年も、困窮家庭の子どもたちに、夏休みの食料品を届けられるようクラウドファンディングを実施します。皆様の力強いご協力をお願いいたします。
クラウドファンディングページ https://congrant.com/project/kidsdoor/23040
実施期間 2026年6⽉15⽇(月)〜2026年7⽉31⽇(金)
楽しみではない困窮家庭の夏休み
昨年の夏休みにも3,000世帯以上の全国の困窮子育て家庭へ、食料支援を宅配でお届けしました。
(2025年度 食料支援時の様子)
給食が無くなることで十分な食事が摂れなくなるだけでなく、エアコンのつけられない自宅で過ごす時間が長くなることや、旅行やレジャーを楽しむ周りの友だちとの格差が目立ちやすくなることなど、夏休みをきっかけとして様々な課題が生まれやすくなります。
食料支援を利用したご家庭からは御礼の言葉とともに、そうした厳しい現実を伝える声がたくさん届きます。
「お米の心配がかなり軽くなって、おかずを買うことができました」
「誰か思ってくれている人がいると分かり、今日も子どもと生きようと思えた」
「普段我慢しているお菓子を箱の中から見つけ、子どもたちが嬉しそうな顔で喜んでいる顔が忘れられません」
今回のご寄付でできること
皆さまからのご寄付は全て、給食が無くなる夏休みにお腹を空かせてしまう子どもたちへの食料支援 に活用させていただきます。
全国の困窮家庭の子どもたちへ食料を届けます
夏休みで給食が無くなり不足する食料を補うため、自宅に直接お届けする支援を行います。配送料も含めて1世帯当たり8,000円×約1,750世帯を想定し、この支援を行うために1,400万円が必要になります。
(2025年度 食料支援時の様子)
※当クラウドファンディング以外のご支援と合わせて、この夏休みに合計3,500世帯への食料支援を予定しています。
「宅配」だから確実に家庭へ食料が届きます
「自宅近くでフードパントリーを行っている場所がない」 「利用時間が限られていて仕事終わりなどでは利用できない」 「利用していることを周りに知られたくない」
支援を必要としているご家庭からはそういった声が寄せられます。
(2025年度 夏休み食料支援の様子)
今回の夏休みの食料支援は、全て宅配でお届けします。自宅で直接受け取ることができるため、ほぼ確実に、人の目を気にすることなく、食料を受け取ることができます。
「支援を必要とする子どもたち」に食料が届きます
この食料支援は、全てキッズドアファミリーサポートに登録している世帯を対象に実施いたします。
(2025年度 夏休み食料支援の様子)
ファミリーサポートを利用するためには、申込時にご家庭が経済状況等の詳細を登録する必要があります。キッズドアでは世帯状況を確認のうえ、支援を必要としているご家庭の子どもたちへ食料を届けることができます。
「民間の寄付」だからできる食料支援
生活保護や各種手当の基準手前で苦しんでいるご家庭など、行政の支援の網にかからない子どもたちにも届けられるのは「民間の寄付」だからできることです。
今まさにこの夏休みというタイミングで、緊急性の高い支援をすぐに行うことができるのも、行政のサポートが行き届かない問題に対応できる「民間の寄付」の特長です。
子どもたちの夏休みの苦しさ(キッズドア調査より)
食料品をはじめとする物価高の中、困窮家庭の子どもたちが厳しい生活を強いられています。ただでさえ切り詰めた生活を送っている中、夏休みにはそうした状況がさらに厳しくなることが分かっています。
1か月の食費「1人1万円程度」の家庭が7割
2人家族(親1人・子1人)の場合、約7割の家庭で1か月の食費にかけられる金額が2万円台以下でした。1人当たり1万円程度で生活しているということになります。
8割以上が「夏休みは普段の生活より大変」
昨年の夏休み後に実施したアンケートから、8割を超えるご家庭において、学校等のある普段の生活より厳しい夏休みを過ごしていたことが分かっています。
夏休みの生活費負担は「2万円以上の増加」
約7割のご家庭で、夏休み期間の生活費が少なくとも2万円以上増加しました。2人家族における1か月分の食費程度、さらに負担が増加していることになります。
「学校がないので給食がなく、食費が普段の倍近くかかって、私の食事を一食にしてなんとか対応しました」
「とにかく食事の用意が大変でした。子どもたちに気を遣わせていたことが心苦しかったです」
「物価高に苦しめられた夏休みでした。今年の夏休みはご飯と納豆という日がとても多かったです。本当に申し訳ないと思いました」
出典:2025 夏休み後アンケート(2025年9月キッズドア実施)
「子どもの食事を減らす」家庭が6割
普段からも何とかやりくりしている食事の量を、夏休みには58%のご家庭が子どもの分までさらに減らしています。ほとんどのご家庭が保護者の食事を減らして乗り切ろうとしていますが、それだけでは足らず、子どもの食事まで削らざるを得ない状況になります。
7割の家庭で「暑くてもエアコンをつけない」
経済的な理由により、暑くてもエアコンをつけずに過ごしたご家庭が68%でした。栄養が不足して体力が削られる中、酷暑が予想される今夏を同じように過ごすことは大変危険です。
「食事も夜は食べさせられたけども、朝と昼は出せたり出せなかったりしてしまい、子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいでした」
「エアコンがない団地に住んでいるので、夏休み中は子どもがずっと体調不良でした」
「中学一年生の子どもが夏休みに入ってすぐ、栄養不足で体力的にも部活動についていけず、熱中症になり、練習の欠席が続き、みんなより出遅れてしまい、そのまま退部したのが可哀想でした」
「子どもが親に気を遣ってエアコンはつけず、扇風機だけで過ごす日が多くありました。その様な心配をかけて無理させてしまうことに心苦しいです」
出典:2025 夏休み後アンケート(2025年
FACT BOX ・ 要点整理
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