JR九州、次世代バイオ燃料(HVO)導入に向けた実証試験を開始

JR九州グループは、「JR九州グループ環境ビジョン2050」のもと、鉄道車両の脱炭素化を目指し、次世代バイオ燃料(HVO)を用いた営業列車での実証試験を開始する。試験期間は2026年5月27日から2028年3月までの予定。
イベントNQ 84/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月23日 01:09
  • 🔍 収集: 2026年5月22日 16:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月22日 17:01(収集から29分後)
JR九州グループでは、「JR九州グループ環境ビジョン2050」のもと、地球温暖化の原因となるGHG排出量の削減など、脱炭素社会の実現に向けて環境と調和した事業展開を目指しています。

その取り組みの一環として鉄道車両の脱炭素化に向けて、次世代バイオ燃料(HVO)を軽油に代わる燃料として九州旅客鉄道株式会社保有車両に導入することを検討しています。今回、構内での試運転など必要な検証が完了したため、営業列車で実証試験を開始いたします。

〇次世代バイオ燃料(通称HVO:Hydrotreated Vegetable Oil)とは?

次世代バイオ燃料(HVO)は廃食用油や植物油を原料とし、水素処理(加水素分解・脱酸素)によって精製された次世代の再生可能ディーゼル燃料です。

軽油とほぼ同等の化学構造を持つため、エンジンの改造や、燃料タンクなどの設備改修が不要なドロップイン燃料です。

なお、本実証試験においては、伊藤忠エネクス株式会社が製造・供給する「FINE DIESEL」を使用いたします。「FINE DIESEL」は、軽油に最大40%の「リニューアブルディーゼル(RD)」を混合した燃料です。

〇実証試験の内容

■試験車両:YC1系車両
※3両編成のうち1両で、定期的にHVOを給油

■試験期間 2026年5月27日~2028年3月(予定)

■走行線区
・長崎本線・・・江北駅~長崎駅間(※長崎旧線含む)
・佐世保線・・・江北駅~佐世保駅間
・大村線・・・早岐駅~諫早駅間

※試験車両には右記ステッカーを車内・車外に掲示します。

よくある質問

JR九州が実証試験で導入する次世代バイオ燃料とは?

廃食用油や植物油を原料とし、水素処理によって精製された再生可能ディーゼル燃料(HVO)です。軽油とほぼ同等の構造を持ち、既存エンジンや設備の改造なしで使用できるドロップイン燃料です。

今回の実証試験で使用される「FINE DIESEL」の特徴は?

伊藤忠エネクスが製造・供給する燃料で、軽油に最大40%の「リニューアブルディーゼル(RD)」を混合したものです。

実証試験の対象車両と走行区間は?

YC1系車両が対象です。走行区間は、長崎本線(江北~長崎間)、佐世保線(江北~佐世保間)、大村線(早岐~諫早間)です。

実証試験の期間はいつからいつまで?

2026年5月27日から2028年3月までの期間で予定されています。

この実証試験の目的は?

鉄道車両の脱炭素化に向けた取り組みであり、「JR九州グループ環境ビジョン2050」の下でGHG排出量を削減し、環境と調和した事業展開を目指すためです。