「建設工事費高騰時代の公共施設整備」に関する基礎自治体アンケート調査を実施。日本総研が抜本的見直しを提言。

株式会社日本総合研究所は、全国の基礎自治体を対象に建設コスト高騰の影響を調査。約9割が「入札不落」を経験し、予算と実勢価格の乖離が深刻化している実態が判明した。日本総研は高止まりを前提とした計画策定とPPP/PFIの活用を提言している。
調査NQ 87/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月19日 23:00
  • 🔍 収集: 2026年5月19日 14:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月27日 10:00(収集から187時間28分後)
株式会社日本総合研究所(本社:東京都品川区、代表取締役社長:内川 淳)は、2026年1月30日から2月20日にかけて、全国の人口5万人以上の基礎自治体(特別区を除く)557団体を対象に、「建設工事費高騰時代の公共施設整備」に関するアンケート調査を実施しました。本調査は、急激な建設コスト上昇が自治体の公共インフラ維持・更新に与えている影響を把握し、持続可能な施設整備の在り方を提言することを目的としています。

調査結果によると、回答した155団体のうち154団体が「建設工事費が高騰している」と認識しており、約8割がここ5年以内にその影響を強く実感しています。特に深刻なのが入札への影響で、過去3年間で公共施設の整備・修繕において「入札不落(不調)」を経験した自治体は約9割に達しました。不落の理由としては「予定価格が低すぎて価格が合わない」が7割を超えて最多となっており、自治体の予算編成と市場価格の乖離が浮き彫りになりました。

この状況を受け、約7割の自治体が「施設の規模縮小」や「事業時期の延期・見直し」を検討または実施しており、公共サービスの提供体制に影響が出始めています。日本総研は本調査結果を踏まえ、工事費が以前の水準に戻ることを期待せず「高止まり」を前提とした現実的な計画策定への転換や、施設の集約化・複合化による総面積の圧縮、官民対話による適切な予定価格の設定、PFI等の民間ノウハウの活用を加速させるなど、公共施設マネジメントの抜本的見直しを提言しています。

【調査概要】
・対象:全国の人口5万人以上の基礎自治体(特別区除く)557団体
・回答数:155団体(回答率27.8%)
・調査期間:2026年1月30日~2月20日

よくある質問

自治体は現在の建設工事費をどのように認識していますか?

回答した155団体のうち154団体(ほぼ全て)が「高騰している」と回答しており、極めて深刻な課題として捉えられています。

入札不落(不調)の発生状況はどうなっていますか?

過去3年間で、公共施設の整備や修繕において入札不落を経験した自治体は約9割に達しています。

入札が成立しない主な理由は何ですか?

「予定価格が低すぎて価格が合わない」という理由が7割を超えており、予算と実勢価格の乖離が主な要因です。

工事費高騰に対し、自治体はどのような対応を検討していますか?

約7割の自治体が「施設の規模縮小」や「事業時期の見直し」を検討・実施しています。

日本総研はどのような提言を行っていますか?

工事費の高止まりを前提とした現実的な計画策定や、施設の集約化、PFI(官民連携)の活用など、公共施設管理の抜本的見直しを求めています。