クラウドファンディングの支援で継続決定「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」海草へ対象を広げた3年目の調査

一般社団法人タラ オセアン ジャパンは、クラウドファンディングの支援により「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」の継続を決定しました。2026年5月から8月にかけて、海草を対象とした3年目の調査と啓発活動を全国3拠点で実施し、2027年までの調査計画を推進します。本プロジェクトは、日本全国で大規模なブルーカーボン研究を進め、海洋保全と地球温暖化対策に貢献します。
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  • 📰 発表: 2026年5月13日 22:00
  • 🔍 収集: 2026年5月13日 13:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月13日 13:57(収集から25分後)
海洋研究と海洋保全に取り組む一般社団法人タラ オセアン ジャパンは、「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」の3年目の活動として、2026年5月から8月にかけて、全国3拠点で調査・研究および啓発活動を実施します。

本活動は、2023年冬のプロジェクト立ち上げ時、そして2026年春の継続支援に向けたクラウドファンディングにおいて、多くの皆さまからご支援をいただいたことで実現しました。 これにより、2027年までを見据えた調査計画を継続的に推進できる見通しとなりました。

「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」は、日本全国13か所以上を対象に、約4年をかけて調査を行う国内でも大規模なブルーカーボン研究です。2027年も継続的な調査・発信を予定しています。

2024年に始動した1年目は、海藻を対象とした調査を、九州大学 天草臨海実験所、北海道大学 北方圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所、島根大学 隠岐臨海実験所の3拠点で実施しました。また、海草を対象とした調査を広島大学 竹原ステーションで行いました。

2年目は、海藻を対象とした調査拠点を7か所に拡大し、筑波大学 下田臨海実験センター、長崎大学 環東シナ海環境資源研究センター(上五島)、高知大学 総合研究センター海洋生物研究教育施設、香川大学 瀬戸内圏研究センター庵治マリンステーション(小豆島)、新潟大学 佐渡自然共生科学センター臨海実験所、北海道大学 北方圏フィールド科学センター忍路臨海実験所、東北大学 大学院農学研究科附属女川フィールドセンターのご協力で調査を行いました。

そして3年目となる今年は、海草をターゲットに下記の3カ所で調査および啓発活動を行います。

長崎大学 環東シナ海環境資源研究センター(大村)

東北大学 浅虫海洋生物学教育研究センター

北海道大学 北方圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所

Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト調査地点マップ

■ブルーカーボン生態系の重要性と本プロジェクトの意義

ブルーカーボン生態系は、「生物のゆりかご」とも称されるほど、多様な生物を育む重要な環境です。同時に、炭素を隔離・貯留する機能を持つことから、地球温暖化の抑制やブルーカーボンクレジットの観点でも注目されています。

しかし、どの種類の海藻・海草が、どのようなメカニズムで炭素を隔離しているのかについては、未解明な部分が多く残されています。

本プロジェクトでは、以下のような調査を通じて、日本各地の沿岸域における大規模なデータ収集を行います。

炭素隔離過程(潜水・船舶調査):光合成、有機物輸送、溶存態有機物、分解性、堆積物コア、CO2収支、堆積物DNA

生物多様性の評価(潜水・船舶調査):葉上動物、環境DNA、遺伝的多様性、固着生物

■地域と連携した啓発活動も実施

調査拠点では、ブルーカーボン生態系の重要性やタラ オセアンの活動を伝えるため、一般の方を対象とした啓発活動も実施しています。

主な内容:

セミナー

ビーチクリーンなどの屋外活動

科学実験などの体験プログラム

過去2年間の活動では、子どもたちを含む多くの方々にご参加いただき、ブルーカーボン生態系や海の重要性について学んでいただきました。

今年も3拠点でイベントを開催予定です。

長崎の啓発イベント概要:

「海の森のヒミツを科学でひもとく!ブルーカーボン生態系を学ぼう 」

日時: 2026年6月6日 (土) 10:00-12:00 受付 09:50

場所:長崎大学環東シナ海環境資源研究センター 長崎県長崎市多以良町1551-7

※駐車場あり

定員: 30名程度

対象: 小学生3年生以上(中学生以上や大人だけの参加も歓迎! )

参加費無料

https://forms.gle/rccWJtYkDnGWF2XP7

共催:タラ オセアン ジャパン、JAMBIO、長崎大学 環東シナ海環境資源研究センター

なお、浅虫では6月27日(土)、厚岸では8月1日(土)に啓発イベントを開催予定です。詳細は、タラ オセアン ジャパン公式ウェブサイトおよびSNSにて順次発信いたします。

2025年の啓発イベントの様子

本プロジェクトは、2023年冬および2026年春に実施したクラウドファンディングを通じ、多くの皆さまからのご支援をいただいたことで実現しています。

あらためまして、ご支援・ご協力を賜りました皆さま、ならびに本活動を支えてくださっているパートナー企業・団体の皆さまに、心より御礼申し上げます。

タラ オセアン ジャパンは、今後も大学・研究機関や地域の皆さまと連携しながら、ブルーカーボン生態系の理解促進と海洋環境保全・啓発に取り組んでまいります。

一般社団法人タラ オセアン ジャパン

2003年にアニエスベーが立ち上げた海洋に特化したフランスの公益財団法人タラ オセアン財団の日本支部。
地球温暖化や環境的脅威が海洋に与える影響の研究を進める「科学探査船 タラ号」などのタラ オセアンの活動を紹介するとともに、日本独自のプロジェクトを進めている。
2020~2023年には、日本全国の沿岸海域のマイクロプラスチックの調査研究と啓発を行う「Tara JAMBIOマイクロプラスチック共同調査」を実施。
https://jp.fondationtaraocean.org/expedition/tara-jambio/
2024年からは、ブルーカーボン生態系の調査研究とその重要性を啓発する「Tara JAMBIOブルーカーボンプロジェクト」を開始した。
https://jp.fondationtaraocean.org/expedition/tara-jambio-bluecarbon/

https://fondationtaraocean.org/jp
https://www.facebook.com/taraoceanjapan/
https://www.instagram.com/fondationtaraocean_japan/
https://x.com/TaraOcean_JP

JAMBIO(マリンバイオ共同推進機構)

北海道から沖縄までを網羅する、全国の臨海実験所、水産実験所の研究連携推進組織。2020年から2023年にはタラ オセアン ジャパンがJAMBIOと協力し「Tara JAMBIO マイクロプラスチック共同調査」を実施。日本沿岸海域のマイクロプラスチック汚染の調査と啓発活動を行った。

https://jambio.jp/