マレーシア国営石油会社ペトロナスとの協力覚書を締結

JOGMECがマレーシア国営石油会社ペトロナスとの協力覚書(MoC)を締結。従来の協力関係を更新・拡張し、LNG安定供給の確保やCCS・水素分野での協力、GHG排出削減管理の連携を強化。日本のエネルギー安全保障とアジアの脱炭素化に貢献する。
エネルギー,資源開発NQ 80/100出典:prnews

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  • 📰 発表: 2026年4月7日 00:02
  • 🔍 収集: 2026年4月6日 15:30
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月9日 09:08(収集から65時間38分後)

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:髙原 一郎)は、2026年3月27日、マレーシア国営石油会社ペトロナス(Petroliam Nasional Berhad(以下、「ペトロナス」))との間で、協力覚書(Memorandum of Cooperation(以下、「MoC」))を締結しました。

 マレーシアは東南アジアの主要なエネルギー生産国であり、特に液化天然ガス(LNG)の分野では世界的な供給国として長年、国際市場を支えています。中でも同国の国営石油会社であるペトロナスは、日本に対する信頼性の高いLNG供給者として1980年代より位置づけられ、今やマレーシアは日本のLNG輸入先として第2位であることから、日本のエネルギー安全保障にとって極めて重要なパートナーです。加えて、2050年までのネットゼロ排出の達成に向け、LNGのみならず、アジア地域のエネルギー転換(エネルギートランジション)の議論においても中心的役割を担っており、同社の取り組みは日本の脱炭素およびエネルギー安定供給の両立にも資するものとなっています。

 JOGMECとペトロナスは、2023年3月にカーボンニュートラルに係る協力覚書を締結し、CCS・水素等に関する議論を活発に進めてきたところです。具体的には、2023年10月に、経済産業省とともに、ペトロナスと、2国間におけるCO2越境輸送・貯留に関する協力覚書を署名し、議論を加速化させています。2024年10月には、二酸化炭素の28倍程度の温室効果影響があるメタンの排出量削減を目指して、ペトロナスとのASEANメタン排出管理実証設備設立に向けた連携を発表しました。

今回締結したMoCは、2023年3月に締結した協力覚書をアップデートする新たな枠組みとして位置づけられ、LNG安定供給の確保やCCS・水素等の分野での協力、エネルギーサプライチェーンにおける温室効果ガス排出削減管理の連携強化など、従来の協力分野を一層拡張し、両機関の戦略的連携を強化してまいります。

 JOGMECは、日本政府が主導するアジア・ゼロエミッション共同体(Asia Zero Emission Community、AZEC)構想や、アジア・エネルギー・トランジション・イニシアティブ(Asia Energy Transition Initiative、AETI)などを踏まえ、我が国のエネルギーセキュリティの向上と、マレーシアをはじめとするアジア地域における持続的な経済発展とカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

MoCの署名
(左から2番目 YM Tan Sri Tengku Muhammad Taufikペトロナスグループ社長兼CEO、
右から2番目 髙原一郎JOGMEC理事長)

参考

d12624-877-382f0ef045b009bd22a10550ba2aa2e6.pdf

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