(共同リリース)世界初、デジタルアイデンティティを活用した顔認証搭乗・乗り継ぎの実現に向けた実証実験を実施

日本航空と東京国際空港ターミナルは、IATAのプログラムでデジタルアイデンティティを活用した顔認証による搭乗・乗り継ぎの実証実験に成功しました。乗り継ぎでのデジタルアイデンティティ活用は世界初で、将来的な非接触でシームレスな搭乗体験を目指します。
提携NQ 88/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年4月22日 22:30
  • 🔍 収集: 2026年4月23日 00:02(発表から1時間32分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月23日 02:04(収集から2時間2分後)
2026年4月22日

日本航空株式会社

東京国際空港ターミナル株式会社

 日本航空株式会社(以下、JAL)と東京国際空港ターミナル株式会社(以下、TIAT)は、国際航空運送協会(IATA)が主催するプログラム「Data & Technology Proof of Concepts(*1)」に共同参画しました。

 本プログラムでは、デジタルアイデンティティ(*2)を活用した次世代型搭乗体験の実現に向けた概念実証(PoC)を実施しました。具体的には、スマートフォンのモバイルウォレットに事前に連携した情報をもとに、顔認証で航空便の搭乗・乗り継ぎを行いました。乗り継ぎにおけるデジタルアイデンティティ活用の実験成功は、世界で初めてとなります。

 この仕組みが実用化されれば、チェックインカウンターでのパスポート提示が不要となるだけでなく、将来的には保安検査や出入国審査、搭乗、乗り継ぎのすべてを非接触でシームレスに行えるようになることが期待されます。今回のPoCは、お客さまのよりスムーズで快適な搭乗体験の実現を目指す第一歩です。
(*1)https://www.iata.org/en/programs/innovation/data-tech/#tab-4

(*2)デジタル世界において特定のユーザーを構成する様々な属性情報の総体のこと

【PoCの概要】

スマートフォンアプリで航空券を予約する際、モバイルウォレットに搭乗券やパスポートなどのデジタル証明書(Verifiable Credentials、以下「VC」)(*3)と顔情報とを事前に連携します。このデジタルアイデンティティを空港のシステムに連携することで、空港では顔認証のみで搭乗や乗り継ぎを行います。

この一連の流れを複数のユースケースに分けて検証し、多様化するお客さまのニーズに応えるため、デジタルアイデンティティ関連技術の標準化に向けた実現性や課題を確認しました。
(*3)デジタル上の身分証明書や資格を暗号技術で安全に署名・検証する仕組み

ユースケース

 (*4)現在のFace Expressサービスの拡張を想定したプロトタイプのデモ用ウォレットアプリ

検証ルート: 羽田-(JL029)-香港-(BA032)-ロンドン

【PoCの主な成果】

乗り継ぎ運航便において、以下の技術を実証しました。

・3種類のモバイルウォレットを用いた本人認証と相互運用性を実証

・空港設備(乗り継ぎ用セキュリティゲート、搭乗ゲート)について、2種類の生体認証方式(1対1認
  証および1対N(多数)認証(*5))への対応

・既存の空港設備(*6)を活用し、現行システムとの連携が可能であることを確認

これにより、予約から搭乗までの手続きが大幅に簡素化され、ヒューマンエラーも減らせることが確認できました。今回の成果は、今後の技術標準化を進める上での基礎となることが期待されます。

(*5)生体認証における認証方式。1対1認証は、ふたつの顔写真が同一であるかを判定する認証方式。     1対N(多数)認証は、登録済みの複数の顔写真から特定の個人を認証する方式。空港における 生体認証(顔認証)設備は各国で方式がさまざまで、羽田/香港は1:N(多数)認証、ロンドンで は1:1認証。

(*6)セキュリティゲートや搭乗ゲートなど。羽田空港の「Face Express」、香港空港の「Flight
Token」を活用。なお、羽田空港では、本実証に合わせてテスト用モックアップ環境を個別に準 備し試験を実施。

【PoCの様子】

未来の搭乗体験がどのようなものになるのか、ぜひご覧ください。

動画リンク:https://youtu.be/_RPCLr2NNEE

詳細はIATAの下記サイトをご参照ください。

URL:https://www.iata.org/data-tech#tab-4

 JALとTIATは、本PoCで得られた知見と技術を活用し、お客さま一人一人のニーズに応じた、より快適な空の旅を提供できるよう、引き続き実証実験に積極的に参画し航空サービスのさらなる変革に挑戦してまいります。

以上