肥満症の定義を明確に理解している医師は限定的、積極的に診断しない理由として「専門ではない」「患者の自己責任」が上位
Key facts
- 肥満症の定義を明確に理解している医師は限定的、積極的に診断しない理由として「専門ではない」「患者の自己責任」が上位
- 協和企画とインテージヘルスケアは、医師110名を対象に肥満症診療に関するインターネット調査を実施。肥満症の定義を明確に理解している医師は32.7%にとどまり、診断に積極的でない理由として「専門ではない」「患者の自己責任」が上位となった。
- Source: PR Times
- Date: 2026年6月18日
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協和企画とインテージヘルスケアは、医師110名を対象に肥満症診療に関するインターネット調査を実施。肥満症の定義を明確に理解している医師は32.7%にとどまり、診断に積極的でない理由として「専門ではない」「患者の自己責任」が上位となった。
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- 肥満症の定義を明確に理解している医師は限定的、積極的に診断しない理由として「専門ではない」「患者の自己責任」が上位 (2026年6月18日), PR Times
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- PR Times
- Date
- 2026年6月18日
協和企画とインテージヘルスケアは、医師110名を対象に肥満症診療に関するインターネット調査を実施。肥満症の定義を明確に理解している医師は32.7%にとどまり、診断に積極的でない理由として「専門ではない」「患者の自己責任」が上位となった。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年6月18日 20:01
- 🔍 収集: 2026年6月18日 11:18
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月19日 10:23(収集から23時間5分後)
株式会社協和企画(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:村井啓太)は、グループ会社である株式会社インテージヘルスケア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:村井啓太)と共同で肥満症診療の現状を把握するため、医師110名を対象にインターネット調査を実施しました。 その結果、肥満症の定義について明確に理解している医師は限定的であり、認識に差がみられることが分かりました。また、肥満症を積極的に診断しない理由として、「自身の専門ではない」「患者の自己責任」といった回答が多く挙げられ、診療現場における肥満症への向き合い方に課題があることがうかがえました。今後、肥満症を適切な医療の対象として捉え、必要な患者を診断・治療につなげるためには、疾患概念の理解促進と診療現場での意識向上が重要と考えられます。
肥満症は、BMI25以上の人のうち、肥満に伴う健康障害があり、医学的に減量が必要とされる状態です。肥満症は複数の疾患と関連し、患者の予後や生活の質に影響を及ぼすことが知られています。一方で、肥満症が疾患として十分に認知されているとはいえず、生活習慣や自己管理の問題として捉えられることも少なくありません。そのため、患者本人が受診の必要性を自覚しにくいことに加え、医療者側でも診断や治療介入に至らないケースがあると考えられます。そこで当社は、肥満症診療に関する認識と実態を把握し、今後の課題を明らかにするため本調査を実施しました。
【調査概要】
調査主体
株式会社協和企画
調査手法
インターネット調査(全11問)
調査地域
全国
調査機関
株式会社インテージヘルスケア
調査パネル
株式会社プラメドの登録医師
調査対象
以下の条件に合致する医師
・肥満症の診断基準に必要な11疾患(※)の診療を行っている以下標榜医師
(一般内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病・代謝内分泌内科、腎臓内科、産婦人科、整形外科)
・診療所勤務(19床以下)
・最近1ヶ月間に、自身が治療を実施した該当疾患の患者が50人以上
・日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本循環器学会、日本肥満学会のいずれの学会にも所属していない
サンプル数
110サンプル
実査期間
2026年4月14日~16日
※ 1)耐糖能障害、2)脂質異常症、3)高血圧、4)高尿酸血症・痛風、5)冠動脈疾患:心筋梗塞・狭心症、6)脳梗塞:脳血栓症・一過性脳虚血発作(TIA)、7)非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、8)月経異常・不妊、9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)・肥満低換気症候群、10)運動器疾患:変形性関節症(膝・股関節)・変形性脊椎症、手指の変形性関節症、11)肥満関連腎臓病
注:表題の医師は関連学会に所属していないかかりつけ医(上記調査対象参照)
【主な結果と考察の要旨】
「肥満」と「肥満症」の違いについて、診断基準や定義を明確に理解していると回答した医師は32.7%、診断基準などを明確には説明できないものの、両者に違いがあることは認識している医師は45.5%、違いを「知らない」と回答した医師は21.8%であった。これらの結果から、肥満症の疾患概念や診断基準について、かかりつけ医における理解は一定程度みられる一方、なお十分とはいえないことが明らかとなった(図1)。
図1:「肥満」と「肥満症」の違いについて、先生の認識に最も近いものをお選びください。
日常診療において、積極的に「肥満症」を診断しようと思うかを尋ねたところ、「積極的」が13.6%、「やや積極的」が40.9%であった。一方、「あまり積極的ではない」が40.9%、「積極的ではない」が4.5%であり、「あまり積極的ではない」「積極的ではない」を合わせると45.4%となった。
「あまり積極的ではない」「積極的ではない」と回答した医師に対し、「肥満症の診断に積極的ではない理由」を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「自身の専門ではないから」で50.0%であった。次いで、「診断しても治療薬を自分で処方できないから」、「患者の自己責任だと思っているから」がともに32.0%で続いた。これらの結果から、肥満症診療に対する専門外意識に加え、治療への関与のしにくさや、自己責任と捉える認識が、診断の積極性を妨げる要因となっていることが示された(図2)。
図2:先生が、「肥満症」の診断に積極的ではない理由をすべてお知らせください。(複数選択)
回答医師プロファイル
診療科:内科系医75.5%、産婦人科医13.6%、整形外科医10.9%
【参考:質問項目】
・定期的にBMIを測定している疾患
・BMI測定頻度
・肥満症の基準に該当すると考える患者像
・肥満症による合併症リスクの認知度
・患者に提案する肥満症治療
・治療中患者へのフォローアップ実施状況
・肥満症患者の紹介先に関する情報源
・肥満症治療薬の認知度
肥満症の診断・治療に携わる団体・企業・メディアのご担当者様で、また肥満症を取り巻く環境の改善に関心をお持ちの方は、お問い合わせ窓口までご連絡ください。ご希望に応じて、調査データの詳細につきご紹介いたします。
本調査に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
株式会社協和企画
問合せ窓口:survey-obesity-support-k@intage.com 平野、堀見、水野、竹田
【株式会社協和企画について】 https://www.kk-kyowa.co.jp/
株式会社協和企画は、ヘルスケア・コミュニケーション・エージェンシーとして、プロモーション事業、エデュケーション事業、コミュニケーション事業、コンベンション事業などを行うインテージグループの企業です。インテージグループの多彩なデータベース・ソリューションを駆使したエビデンスベースのアイデアと、「HEALTHIER DECISIONS 伝わる力で健やかな未来へ導く」という理念のもと、協和企画はこれからも情報を知識に変えて、人びとの最善・最適な選択を支えていきます。
【インテージグループについて】 https://www.intageholdings.co.jp/
(東証プライム市場 証券コード:4326)
インテージグループは1960年の創業以来、さまざまなデータを収集・加工・分析し、当グループならではのインサイトを加えてお客さまに提供。その意思決定を支援してきました。お客さまのパートナーとして「問い」に寄り添い、生活者理解とテクノロジーを融合させて「次の一手」を導きます。
肥満症は、BMI25以上の人のうち、肥満に伴う健康障害があり、医学的に減量が必要とされる状態です。肥満症は複数の疾患と関連し、患者の予後や生活の質に影響を及ぼすことが知られています。一方で、肥満症が疾患として十分に認知されているとはいえず、生活習慣や自己管理の問題として捉えられることも少なくありません。そのため、患者本人が受診の必要性を自覚しにくいことに加え、医療者側でも診断や治療介入に至らないケースがあると考えられます。そこで当社は、肥満症診療に関する認識と実態を把握し、今後の課題を明らかにするため本調査を実施しました。
【調査概要】
調査主体
株式会社協和企画
調査手法
インターネット調査(全11問)
調査地域
全国
調査機関
株式会社インテージヘルスケア
調査パネル
株式会社プラメドの登録医師
調査対象
以下の条件に合致する医師
・肥満症の診断基準に必要な11疾患(※)の診療を行っている以下標榜医師
(一般内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病・代謝内分泌内科、腎臓内科、産婦人科、整形外科)
・診療所勤務(19床以下)
・最近1ヶ月間に、自身が治療を実施した該当疾患の患者が50人以上
・日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本循環器学会、日本肥満学会のいずれの学会にも所属していない
サンプル数
110サンプル
実査期間
2026年4月14日~16日
※ 1)耐糖能障害、2)脂質異常症、3)高血圧、4)高尿酸血症・痛風、5)冠動脈疾患:心筋梗塞・狭心症、6)脳梗塞:脳血栓症・一過性脳虚血発作(TIA)、7)非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、8)月経異常・不妊、9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)・肥満低換気症候群、10)運動器疾患:変形性関節症(膝・股関節)・変形性脊椎症、手指の変形性関節症、11)肥満関連腎臓病
注:表題の医師は関連学会に所属していないかかりつけ医(上記調査対象参照)
【主な結果と考察の要旨】
「肥満」と「肥満症」の違いについて、診断基準や定義を明確に理解していると回答した医師は32.7%、診断基準などを明確には説明できないものの、両者に違いがあることは認識している医師は45.5%、違いを「知らない」と回答した医師は21.8%であった。これらの結果から、肥満症の疾患概念や診断基準について、かかりつけ医における理解は一定程度みられる一方、なお十分とはいえないことが明らかとなった(図1)。
図1:「肥満」と「肥満症」の違いについて、先生の認識に最も近いものをお選びください。
日常診療において、積極的に「肥満症」を診断しようと思うかを尋ねたところ、「積極的」が13.6%、「やや積極的」が40.9%であった。一方、「あまり積極的ではない」が40.9%、「積極的ではない」が4.5%であり、「あまり積極的ではない」「積極的ではない」を合わせると45.4%となった。
「あまり積極的ではない」「積極的ではない」と回答した医師に対し、「肥満症の診断に積極的ではない理由」を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「自身の専門ではないから」で50.0%であった。次いで、「診断しても治療薬を自分で処方できないから」、「患者の自己責任だと思っているから」がともに32.0%で続いた。これらの結果から、肥満症診療に対する専門外意識に加え、治療への関与のしにくさや、自己責任と捉える認識が、診断の積極性を妨げる要因となっていることが示された(図2)。
図2:先生が、「肥満症」の診断に積極的ではない理由をすべてお知らせください。(複数選択)
回答医師プロファイル
診療科:内科系医75.5%、産婦人科医13.6%、整形外科医10.9%
【参考:質問項目】
・定期的にBMIを測定している疾患
・BMI測定頻度
・肥満症の基準に該当すると考える患者像
・肥満症による合併症リスクの認知度
・患者に提案する肥満症治療
・治療中患者へのフォローアップ実施状況
・肥満症患者の紹介先に関する情報源
・肥満症治療薬の認知度
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株式会社協和企画
問合せ窓口:survey-obesity-support-k@intage.com 平野、堀見、水野、竹田
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株式会社協和企画は、ヘルスケア・コミュニケーション・エージェンシーとして、プロモーション事業、エデュケーション事業、コミュニケーション事業、コンベンション事業などを行うインテージグループの企業です。インテージグループの多彩なデータベース・ソリューションを駆使したエビデンスベースのアイデアと、「HEALTHIER DECISIONS 伝わる力で健やかな未来へ導く」という理念のもと、協和企画はこれからも情報を知識に変えて、人びとの最善・最適な選択を支えていきます。
【インテージグループについて】 https://www.intageholdings.co.jp/
(東証プライム市場 証券コード:4326)
インテージグループは1960年の創業以来、さまざまなデータを収集・加工・分析し、当グループならではのインサイトを加えてお客さまに提供。その意思決定を支援してきました。お客さまのパートナーとして「問い」に寄り添い、生活者理解とテクノロジーを融合させて「次の一手」を導きます。
よくある質問
肥満症の定義を正しく理解している医師の割合は?
32.7%の医師が肥満症の診断基準を明確に理解していると回答しました。
医師が肥満症を診断しない主な理由は何ですか?
「専門ではない」「治療薬を処方できない」「患者の自己責任」といった理由が挙げられました。
調査対象となった医師の条件は何ですか?
特定11疾患を診療し、学会非所属で診療所勤務の医師110名が対象です。
肥満症と肥満の違いを認識している医師の割合は?
違いを認識している医師は78.2%(明確に理解32.7%+ある程度認識45.5%)です。
この調査の目的は何ですか?
肥満症診療の現状と課題を把握し、今後の医療現場の意識向上につなげることです。