当社は、海外拠点向けファイアウォール運用管理サービス「IIJ Firewall Management Service(以下、IFMS)」に、クラウド上で仮想ファイアウォールを提供する新メニュー「Cloud」を、7月1日より、提供開始いたします。 「IFMS Cloud」は、ファイアウォールをクラウドサービス(FWaaS)としてフルマネージドで提供するもので、拠点側で機器構成に手を加えることなくセキュリティの強化が可能です。さらに当社の閉域ネットワークサービス「IIJプライベートバックボーンサービス(PBB)」と接続することにより、海外拠点と国内環境をシームレスかつセキュアに接続することが可能になります。本サービスはまずアジア地域で提供を開始し、順次その他の地域でも展開する予定です。

背景 近年、SSE(Security Service Edge)やSASE(※1)といったセキュリティモデルの普及に伴い、セキュリティ機能をクラウドで利用する動きが加速しています。一方、海外拠点では、セキュリティ専門人材の確保や運用体制の構築が難しく、ファイアウォール運用に伴うリスクや拠点側の負担が課題となっています。 当社は国内で多くの実績のある「IIJマネージドファイアウォールサービス」を、2020年よりIFMSとして日本企業の海外拠点向けに仕様変更し、IIJグループ海外現地法人のエンジニアが、ファイアウォール機器の設定から、運用監視、保守・復旧までを一貫してサポートするサービスとして提供してきました。この長年の運用実績とノウハウを活かし、クラウド型のファイアウォールフルマネージドサービスとして「IFMS Cloud」の提供を開始します。 (※1)SSE(Security Service Edge):SWG(Secure Web Gateway)、ZTNA(Zero Trust Network Access)、CASB/DLP(Cloud Access Security Broker/Data Loss Prevention)、FWaaS、RBI(Remote Browser Isolation)などを組み合わせ、単一のセキュリティサービスとして提供する概念。 SASE(Secure Access Service Edge):セキュリティとネットワークを統合し、クラウド上で一元的に制御・統制することで安全なアクセスを実現する考え方。

「IFMS Cloud」の特徴 - 拠点側の負担なくセキュリティ強化が可能:拠点側でのファイアウォール機器設置やNW構成の変更なく、クラウド上で高度なファイアウォール機能を利用することでセキュリティを強化できます。 - PBBとの接続により国際WANとして利用が可能:当社のPBBと接続することで、海外拠点と国内拠点をセキュアに接続する国際WANとして利用が可能になります。 - フルマネージドでの提供により運用負荷を軽減:ファイアウォールの初期設定や設定変更、監視、障害対応などの運用を当社が一括して提供するため、海外拠点側での運用が不要となります。

サポート体制 IIJグローバルサポートセンター(マレーシア)が、ファイアウォールの監視・運用に加え、設定変更等の各種ご依頼を24時間365日、日本語および英語で受け付け、フルマネージドで提供します。

参考価格 初期費用:294,000円~ 月額費用:115,000円~ (※)「ベーシック(10Mbps)」の場合の参考価格です。 (※)表示価格はすべて税抜き価格です。

利用イメージ IIJ Firewall Management Serviceの詳細は以下サービスサイトをご覧ください。 https://www.iij.ad.jp/biz/ifmsc/

今後の展望 IFMS Cloudでは、CASBなどのセキュリティ機能を追加するとともに、アジアのみならず欧米へ提供地域を拡大していく予定です。当社は今後も海外拠点を持つ企業のセキュリティ運用の支援を推進してまいります。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 製品・サービス:IIJ Firewall Management Service / IFMS Cloud