【結論】本調査のポイント

カミソリ後の赤いブツブツの主な原因は毛嚢炎(毛穴の細菌感染)と剃刀負けによる炎症です。埋没毛が治らない場合は自己処理を中止し皮膚科を受診することが推奨されます。自己処理と医療脱毛を比較すると、長期的な肌への優しさでは医療脱毛が優れており、今回の調査でも自己処理継続者の68.9%が何らかの皮膚トラブルを経験していることが明らかになりました。

・自己処理経験者の68.9%が埋没毛・毛嚢炎・色素沈着のいずれかを経験 ・6月に自己処理頻度が増加する人の82.3%が「肌トラブルが悪化した」と回答 ・医療脱毛経験者の76.7%が「自己処理時代より肌状態が改善した」と実感

用語解説

毛嚢炎(もうのうえん)とは、毛穴の奥にある毛包に細菌(主に黄色ブドウ球菌)が感染して起こる炎症性疾患です。カミソリや毛抜きによる自己処理後に発症しやすく、赤いブツブツや膿を伴う丘疹として現れます。

埋没毛(まいぼつもう)とは、毛が皮膚の表面に出られず、皮膚の下で成長してしまう状態です。不適切な自己処理により毛穴が塞がることで発生し、黒いポツポツや炎症の原因となります。

炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)とは、毛嚢炎やカミソリ負けなどの皮膚炎症が治癒した後に、その部位にメラニン色素が沈着してシミとして残る状態です。

自己処理と医療脱毛の比較

- **1回あたりの費用:** 自己処理 100〜2,000円 / 医療脱毛 1万3万円 - **年間の総コスト(全身):** 自己処理 約1〜3万円 / 医療脱毛 約20〜40万円 - **効果の持続期間:** 自己処理 2〜7日 / 医療脱毛 永久的(個人差あり) - **皮膚トラブルリスク:** 自己処理 高い(68.9%が経験) / 医療脱毛 低い

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニックは、夏本番を前にしたムダ毛処理の実態と肌トラブルに関する調査を実施しました。全国の20〜50代の男女300名を対象に、自己処理による皮膚トラブルの経験や、夏前の処理頻度の変化について調査を行いました。

調査背景

6月から7月にかけて露出が増える夏に向けてムダ毛処理の頻度を上げる方が急増しますが、これは埋没毛・毛嚢炎・色素沈着といった皮膚トラブルのリスクを高めます。この時期に自己処理による肌トラブルでの受診が増加することから、実態調査を実施し、正しいケア方法について啓発することを目的としました。

調査概要

- 調査対象:全国の20〜50代の男女で、過去1年以内にカミソリまたは除毛クリームでムダ毛処理を行った経験がある方 - 調査期間:2026年5月25日〜6月3日 - 調査方法:インターネット調査 - 調査対象人数:300名

調査結果

【自己処理経験者の68.9%が何らかの皮膚トラブルを経験】 約7割の方が自己処理による何らかの皮膚トラブルを経験しており、特に毛嚢炎(赤いブツブツ)が最多でした。

74.3%が夏前に自己処理頻度を増加】 夏前に自己処理頻度が増加すると回答した方が74.3%に達し、肌への負担が急激に高まる時期であることがわかります。

【頻度を増やした人の82.3%が「肌トラブルが悪化」と回答】 夏前に自己処理頻度を増やした方の82.3%が肌状態の悪化を実感しており、駆け込み的な自己処理が逆効果となる可能性が示されました。

【皮膚科の受診はわずか18.7%】 皮膚トラブルが発生しても皮膚科を受診した方はわずか18.7%にとどまり、多くが放置や自己流の対処を行っている実態が明らかになりました。

【医療脱毛経験者の76.7%が「肌状態が改善した」と回答】 医療脱毛経験者の76.7%が自己処理時代と比較して肌状態の改善を実感しています。

調査まとめ

今回の調査で、自己処理を行う方の68.9%が皮膚トラブルを経験し、夏前に処理頻度を増やす方の82.3%が「肌トラブルが悪化」している実態が浮き彫りになりました。一方で、医療脱毛経験者の76.7%は肌状態の改善を実感しており、長期的な視点での肌ケアの重要性が示されました。

医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師

「カミソリ後の赤いブツブツの主な原因は毛嚢炎です。夏前の駆け込み自己処理は、肌のバリア機能が回復する前に再度ダメージを与えることになり、トラブルのリスクが通常の3倍以上に高まります。今回の調査で約7割の方が自己処理による皮膚トラブルを経験しているという結果は、皮膚科医として日々の診療で感じている実感と一致します。」

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査