パナソニック エレクトリックワークス株式会社は、2026年6月、主要拠点である大阪・西門真地区構内の福利厚生施設「Culture Base.(カルチャーベース)」に、自社製の純水素型燃料電池「PH3」を2台設置し、建屋への電力供給に加えて、発電時に発生する排熱を社員食堂の給湯に活用する取り組みを開始しました。

「Culture Base.」は、社員食堂やカフェ、売店、労働組合事務所等が入居しており、社内イベントや会議スペースとしても、日常的に従業員が使用しています。

主要指標 — KEY FIGURES

9.9kW/台
最大出力9.9 kW/台モデル
2024
2024年12月に発売

その建屋で必要な電力の一部を、今回導入した純水素型燃料電池「PH3」によってまかない、また発電時の排熱を回収して、社員食堂の給湯用既存ボイラへ予熱として供給します。(※)

純水素型燃料電池は、CO2排出ゼロ化に向けた次世代の創エネルギー手段の一つとして着目されており、従来に比べて購入電力量、ガス使用量の削減が見込まれ、パナソニックグループのバリューチェーンCO2実質ゼロ化にも貢献します。

「Culture Base.」入口のモニタ画面では、純水素型燃料電池の発電量および排熱量を可視化。運転状況と導入効果を直感的に把握できるようにして、施設利用者の環境意識向上をめざしました。

さらに、パナソニックEWエンジニアリング株式会社が提供するクラウドサービス「ソラネット」を活用し、24時間365日の遠隔監視体制を構築しました。これにより、純水素型燃料電池および付帯設備の運転状況を常時監視し、重故障発生時のメール通知や月次レポートの自動作成・送付に対応します。さらに、本取り組みでは、通常のモニタリングに加えてメンテナンス情報の提供など、運用サポート機能の活用可能性についても検証を行います。

運用と並行し、排熱利用に関する各種データを計測・分析することで、導入効果を客観的に評価し、その成果を社内外へ発信することで導入促進を図ります。

また、

1. 排熱を用いた高効率な発電・給湯設備

2. 様々な事業場で納入しやすい規模感

3. ユニット架台を用いた省施工・省スペース性

等の特長について、純水素型燃料電池を検討されているお客様へのソリューション提案の場として活用していきます。

※純水素型燃料電池の発電時に発生する排熱をお湯として回収し熱交換器を介して給湯用既存ボイラの入水加温に利用することでガス使用量削減をめざします。

<ご参考>

【純水素型燃料電池「PH3」について】

2024年12月に発売した最大出力9.9 kW/台モデル。発電出力を1 kW刻みで調整可能で発電計画が立てやすいのが特長。

https://news.panasonic.com/jp/press/jn240703-1

【社内福利厚生施設「Culture Base.」について】

1973年竣工の社員食堂等が入る社内福利厚生施設を、2025年4月、従業員のコミュニケーション促進やWell-Being向上を図る施設としてリニューアル。お客様にむけたソリューション実証の場としても活用。

https://news.panasonic.com/jp/topics/206217

図版【参考画像】

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:技術導入
  • 関連組織:パナソニックグループ / パナソニック エレクトリックワークス株式会社 / パナソニックEWエンジニアリング株式会社