能登半島地震支援で海藻栽培の取り組みをスタート
グリーンコープがシーベジタブル、日の出大敷と協業し、能登半島地震の被災地で海藻栽培を開始。新産業創出による復興支援とブルーカーボン保護を目指す。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年4月6日 20:00
- 🔍 収集: 2026年4月6日 11:30
- 🤖 AI分析完了: 2026年4月21日 02:25(収集から350時間54分後)
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下グリーンコープ)は、合同会社シーベジタブル(以下、シーベジタブル)、能登町で定置網漁を行っている有限会社日の出大敷と協業し、能登半島で海藻栽培に取り組みます。新しい産業を立ち上げることで雇用を生み出し、能登半島地震で被害を受けた地域の活性化とブルーカーボン生態系保護につなげていきます。

■背景
グリーンコープは能登半島地震の災害支援に発災直後から継続して取り組んできました。移動販売や居場所づくりの支援、グリーンコープのカタログや店舗で特産品を取り扱うなど、現地の方々とつながりを大切にしながら支援を行っています。しかし現地では人口流出が続いており、復興への深刻な課題となっています。
そこで今回、シーベジタブルと連携し、海藻栽培を行うことで新たな産業を立ち上げ、雇用の創出を目指します。シーベジタブルとはカーボンニュートラルの取り組みで出会い、すじ青のりの販売を行うなど連携を深めてきました。
■海藻栽培について
海藻栽培をするためには、地元の漁業者の協力が欠かせません。シーベジタブル、能登町で定置網漁を行っている日の出大敷、グリーンコープの三者で進めていきます。シーベジタブルはすでに能登半島周辺の海中を調査し、試験栽培に適した場所と海藻の選定を始めています。
■ブルーカーボン生態系を守り、カーボンニュートラルにつなげる
ブルーカーボンとは、沿岸・海洋生態系が光合成によりCO2を取り込み、その後に海底や深海に蓄積される炭素のことで、吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目が集まっています。グリーンコープはカーボンニュートラルの一環として、ブルーカーボン生態系の多面的価値を有効利用するため、藻場の再生や保護活動に取り組み、気候変動の緩和の実現を目指してきました。具体的には、マングローブの植林や海草を食害するアイゴの商品化などを実現しています。
今回の海藻栽培が実現すれば、能登の復興支援に加えて、海の環境を豊かにし、ブルーカーボン生態系を守り、カーボンニュートラルにもつながると考えています。
海洋資源との共生
https://carbonneutral.greencoop.or.jp/bluecarbon/
■合同会社シーベジタブルについて

「海藻を育てて食べる」ことを通して海の生態系を育み守る事業を行っています。2016年に世界初となる地下海水を用いた青のりの陸上栽培をスタートし、現在では海面での栽培も加え、地球温暖化で激減した海藻機能の再生に取り組んできました。「すじ青のり」や「若ひじき」などの製品を全国で販売しています。
シーベジタブル
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
よくある質問
この海藻栽培プロジェクトの目的は何ですか?
能登半島地震の被災地での雇用創出(新産業の立ち上げ)と、CO2を吸収するブルーカーボン生態系の保護によるカーボンニュートラルへの貢献です。
誰がこのプロジェクトを進めているのですか?
グリーンコープ共同体、合同会社シーベジタブル、そして地元能登町で定置網漁を行う有限会社日の出大敷の3者です。
ブルーカーボンとは何ですか?
海藻などの沿岸・海洋生態系が光合成によって海中へ吸収・蓄積する炭素のことで、新しい温暖化対策として注目されています。