【中小企業の障害者雇用調査】立ちはだかる「業務切り出し」の壁。代行サービス利用者の4割超が「課題あり」と回答

株式会社ゼネラルパートナーズは、中小企業の人事担当者を対象に「障害者雇用の課題と代行サービス活用の実態」調査を実施。2026年の法定雇用率2.7%引き上げを前に、約6割が準備を進める一方で、「業務切り出し」の困難さや「属人化」といった中小企業特有の課題が浮き彫りになった。雇用代行サービスへの関心は高いものの、利用者の4割以上が課題を感じており、受け入れ体制の構築が急務となっている。
調査NQ 84/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月25日 21:00
  • 🔍 収集: 2026年5月25日 12:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月27日 01:20(収集から36時間48分後)
株式会社ゼネラルパートナーズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:進藤 均)は、中小企業の人事・採用担当者を対象に「中小企業における障害者雇用の課題と代行サービス活用の実態」に関する調査を行いました。

### 法定雇用率引き上げと企業の対応状況
2026年7月、障害者の法定雇用率が「2.7%」へ引き上げられ、義務対象が従業員37.5人以上の企業へ拡大されます。この法改正に向けた準備状況を尋ねたところ、約6割が「すでに達成している(20.0%)」または「必要な人数を正確に計算・把握している(40.4%)」と回答し、多くの企業が具体的なアクションを開始していることが判明しました。

### 中小企業が直面する「業務切り出し」の壁
障害者雇用を進める上での課題を尋ねたところ、以下の回答が続きました:
- **障害者に任せる業務の切り出しが難しい (37.3%)**
- 障害者雇用のノウハウが不足している (35.1%)
- 専任の担当者を配置する余裕がない (28.3%)

大手企業に比べて担当範囲が広い中小企業では、安定して取り組める「定型業務」を独立して抽出することが構造的に難しいという実態があります。

### 属人化する実務とリソース不足
雇用実務の担当者は「人事・採用担当者」が43.0%、「現場社員・リーダー」が24.7%となっており、専任担当者が1割に満たない現状で、多くが兼務で対応しています。「その都度対応している」という回答も13.5%に上り、組織的な標準化よりも担当者個人の尽力に支えられている実態が確認されました。

### 雇用代行サービスへの関心と課題
農園型やサテライトオフィス型などの「雇用代行サービス」については、約6割が関心(利用中、過去利用、検討中)を示しています。しかし、サービス利用者の4割超が「課題あり」と回答しており、コスト面や自社での雇用整備不足との間で揺れる企業の姿が浮き彫りになりました。

よくある質問

2026年7月の法改正で障害者の法定雇用率は何パーセントになりますか?

2.7%へと引き上げられます。また、義務対象が従業員37.5人以上の企業へ拡大されます。

中小企業が障害者雇用を進める上での最大の課題は何ですか?

「障害者に任せる業務の切り出しが難しい」という回答が37.3%で最多でした。

障害者雇用の実務は主に誰が担当していますか?

「人事・採用担当者」が43.0%で最も多く、次いで「配属先の現場社員・リーダーなど」が24.7%となっています。

障害者雇用代行サービス(農園型など)の利用状況はどうなっていますか?

約6割が関心を示しており、現在利用中(18.5%)、過去に利用(23.2%)、利用検討中(20.6%)となっています。

代行サービス利用者の何割が課題を感じていますか?

サービス利用者の4割超が、実際の利用において何らかの課題を感じていると回答しています。