全球規模の高精度「グローバル海況予測データサービス」提供開始

古野電気株式会社が、独自の海況予測システム「Phizmo」を基盤とした高精度なグローバル海況予測データサービスの提供を開始。気候変動や海洋産業の高度化に対応し、社会の安全や経済活動を支えることが目的。
新製品NQ 44/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年4月7日 23:29
  • 🔍 収集: 2026年4月7日 15:00
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月20日 19:47(収集から316時間47分後)

古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下 当社)は、独自の海況予測システム「Phizmo(フィズモ)」を基盤としたグローバル海況予測データサービスの正式提供を開始しました。本サービスの開始に合わせ、利用者向けの情報を集約した特設サイト(https://digital.furuno.com/jp/ocean-forecast/)を公開し、企業・自治体・研究機関に向けた高精度な海洋データ提供を開始します。

サービス提供開始の背景

気候変動や海洋災害リスクの高まり、海洋産業の高度化により、高精度な海況データは社会の安全・経済活動・環境保全を支える基盤としてその重要性が一層高まっています。一方で、数値モデルによる海況データは広く利用されているものの、空間・時間解像度が粗く、沿岸域や局所的な現象の把握、実務レベルの意思決定に十分活用しにくいという課題がありました。また、データは存在していても、使い方や業務への落とし込み方が分からず、十分に活用されていないケースも少なくありません。こうした課題に対し、当社は船舶向けの航海用電子機器で培ってきた海洋分野の知見と、衛星データ同化・数値予測技術を融合し、高解像度・高精度な海況予測を可能とする独自の海況予測システム「Phizmo」を開発しました。
本サービスでは予測データの提供に加え、それを活用したソリューション開発までを一貫して支援します。これらは、長年にわたり「みえないものをみる」技術を磨き続けてきた当社ならではの価値提供ともいえます。

グローバル海況予測サービスの特長

①全球からピンポイントまで対応
北極・南極を除く全球をカバーし、港湾・沿岸・航路など利用目的に合わせた空間解像度で提供。

②高解像度・高精度なデータ
一般的な海況データ「水平約10km/24時間間隔」に対し、Phizmoは「水平約3km/1時間間隔」の高精度データを提供(さらに細分化も可能)。

③海の「立体」を把握できる3次元データ
20層の鉛直データにより、水温・塩分・流速の深度方向変化を取得可能。

④公的機関データ×独自アルゴリズム
NMC法・3DVAR・ナッジングなど複数の同化手法を自動最適化し、実海況を高い精度に再現。

⑤分析負担を軽減するデータセット形式
水温・塩分・流速・海面高度などを一括提供し、分析やシステム連携負荷を大幅に削減。

海況予測システム「Phizmo」について

海洋モデルは海水の流れの変化を海洋物理学に基づいて数値的に表現したもので、未来の海の状態(水温分布・潮流分布など)の予測や過去の再現が可能です。「Phizmo」では公的機関が提供する粗い解像度データを高解像度化しつつ、衛星観測データを用いた独自のデータ同化アルゴリズムにより、実海況に近い状態を高精度に再現することで信頼性の高い海況予測データを提供します。

左)海況予測システム「Phizmo」概念図 右)配信海域マップ(Map data from OpenStreetMap
各海域内は、約3kmメッシュの高解像度データ

主なサービス活用領域(一例)

研究・教育:海の内部構造を3次元かつ高解像度で把握でき、研究・分析・シミュレーションの精度向上に寄与。

自治体・観光(安全管理):予測データをもとに沿岸の安全管理や環境変化を把握し、適切な海岸管理や事故防止に活用。

物流・海運:海洋や海水面の予測データを活用し、船舶の安全性向上や効率的な航行計画に貢献。

建設・インフラ(港湾工事):予測データをもとに港湾・海底工事の計画立案や当日の作業判断を安全かつ効率的に実施。

レジャー・観光(マリンアクティビティ):海水浴やマリンアクティビティの安全確保や体験価値向上を支援。

保険(リスク評価):船舶や沿岸施設の事故リスクを評価するために、事象発生時の海況状況を再現可能。

メディア(報道・コンテンツ制作):海況の変化をわかりやすく可視化し、メディア情報の発信品質を向上。

海況予測システム「Phizmo」データのイメージ(水温)

特設サイト公開

本サイトでは、当社の海況予測データの特長やサンプルデータを掲載しており、企業や自治体、研究機関などが多様な利用シーンにおいて検討の出発点として活用いただけるものと考えております。

グローバル海況予測データサービス
https://digital.furuno.com/jp/ocean-forecast/

当社は今後も、海洋DXを支えるデータ基盤の強化に取り組み、「海況予測」と「ソリューション開発」を掛け合わせた価値創出を進めていきます。企業・自治体などの多様なニーズに応じたアプリケーション開発やデータ利活用を通じて、持続可能な海の未来づくりと安全安心・快適な社会の構築に寄与してまいります。


FURUNO MIRAI PULSEでは、当社が展開する新規事業や最新技術、共創企業との取り組み、地域交流やイベントなど様々な情報を伝達しています。(※Pulse:脈拍・振動(急激に変化する)単発信号)

https://future-vision.furuno.co.jp/mirai-pulse/


古野電気株式会社

1948年に世界で初めて魚群探知機の実用化に成功して以来、舶用電子機器分野においてその独自の超音波技術と電子技術をもとに数々の世界初・日本初の商品を提供し続けてきました。そして今日、世界100か国以上での販売体制を確立し、世界規模の舶用電子機器総合メーカーとしての確固たる地位とブランドを築いてきました。

古野電気株式会社 研究開発棟「SOUTH WING」

本社:兵庫県西宮市

設立:1951年 (昭和26年)

事業:船舶用電子機器および産業用電子機器等の製造・販売

資本金:7,534 百万円

従業員(連結):3,368 名

売上高(連結):126,953 百万円

代表者:古野 幸男

上場取引所:東京証券取引所 プライム市場

よくある質問

古野電気の海況予測サービス「Phizmo」とは何ですか?

古野電気が開発した独自の海況予測システムです。公的機関のデータと衛星観測データを組み合わせ、高精度な海況予測を実現します。

このサービスはどのような企業向けですか?

海運、漁業、海洋調査、再生可能エネルギーなど、海洋産業に関わる企業、自治体、研究機関を主な対象としています。

従来の海況データとの一番の違いは何ですか?

空間・時間解像度が大幅に高い(水平約3km/1時間間隔)点と、海の内部まで把握できる3次元データである点が大きな違いです。