当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。 このプレスリリースは「ユウギボウシ愛媛」の夢です。

一度切れてしまった命の循環を、知恵と技術でつなぎ直す。

もし、土が本来の力を取り戻したら。 もし、森と畑と海が再びつながったら。

そして、その循環の中で、人が生きられる社会が実現したら。私たちは今、その未来を現実にしようとしています。

現在、日本の多くの地域では、人口減少と高齢化により、集落そのものの維持が困難になっています。

農地は耕作放棄地となり、山は手入れされず荒廃し、人と自然の関係性も失われつつあります。

これは単なる地域課題ではなく、「人と自然の循環が途切れた社会の構造的な問題」です。

私たちは、この一度切れてしまった循環を、もう一度つなぎ直す必要があると考えています。

それは、単に元に戻すことではなく、これからの時代にふさわしい形で再構築していくこと。自然の営みと人間の活動を、知恵と技術によって再び結び直すことです。

Bio-reconnection(バイオリコネクション)

私たちはこの考え方を、

「Bio-reconnection(バイオリコネクション)」 — 一度切れてしまったサイクルを、知恵と技術でつなぎ直す —と呼んでいます。

ユウギボウシ愛媛は、このBio-reconnectionを実践する農業に取り組んでいます。

・農薬や化学肥料に頼らない栽培 ・草や微生物を活かした土づくり ・剪定枝や間伐材を炭にし、土へ還元 ・生態系と共存する農業環境の構築

この取り組みは、土壌の再生にとどまらず、森・農地・水・生きものを含めた地域全体の循環を回復させていきます。

さらに私たちは、この実践を「仕組み」として社会に広げるために、一般社団法人エシカルテロワールジャパンを設立しました。

この団体は、

・土壌や環境の状態を可視化するデータ基盤の構築 ・地域の風土や営みを記録し共有する仕組みづくり ・教育・研究・実践をつなぐプラットフォームの運営

に加えて、

・バイオ炭の製造技術や活用方法の指導 ・リジェネラティブ農業の実践的な農業指導 ・土壌再生や循環の考え方を学ぶ教育プログラムの提供

を通じて、「再生の知恵と技術」を社会に広げていきます。

茨城大学との共同研究

単なる理論や情報ではなく、現場で実践できる知識として伝えていくことで、誰もが循環の一部として関われる社会をつくることを目指しています。

現在はその第一歩として、農地ごとの土壌や生態系の状態を記録し公開する「データ可視化の仕組み」をスタートしています。

これは評価のためではなく、営みのプロセスを社会と共有し、ともに学び、育てていくための基盤です。

佐田岬半島名取

また、名取地域では、 森・農地・人の暮らしを一体として再生するモデルづくりを進めています。

・森の間伐材を炭として活用し、土壌へ還元 ・教育や体験を通じて循環を学ぶ場を創出 ・地域資源を活かした商品開発と経済循環の構築

このように、生産・教育・共感が循環する仕組みをつくることで、 持続可能な地域の形を実現していきます。

そして私たちは、この取り組みが、人口減少により消えつつある日本の限界集落において、新しい「ウェルビーイングの形」になると信じています。

それは単に経済的な豊かさではなく、

・自然とつながりながら生きること ・地域の中で役割を持ち、関係性の中で生きること ・循環の一部として、自分の存在を感じられること

そうした「生き方そのものの豊かさ」です。

私たちの夢は、自然を守ることではありません。人間が本来の循環の中に戻り、その中で生きる社会を取り戻すことです。

炭化ユニット

土がよみがえれば、生きものが増え、水が巡り、地域が再び息を吹き返す。そしてその中で、人もまた、自分らしく生きることができる。この小さな実践を、社会の仕組みへ。

名取から始まるこの循環が、日本の未来をつくる新しいモデルになることを願っています。

リジェネラティブ農業

Bio-reconnection それは、命の循環を未来へつなぎ直すこと。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:ニュース