開発から取り残されたインドネシアの離島”スンバ島”でバリ島にロンタルの葉を出荷する人たちを紹介する動画を公開

NPO法人「地球の友と歩む会」が、インドネシア・スンバ島でロンタルの葉をバリ島に出荷して生計を立てる人々を紹介するYouTube動画を公開。島の資源枯渇問題にも触れ、自然環境を守りつつ生活を続けるための対策の必要性を訴える。
NPO,国際協力NQ 70/100

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  • 📰 発表: 2026年4月9日 01:19

特定非営利活動法人地球の友と歩む会(以下、LIFE、事務局:東京都千代田区、理事長:横山計三)は、インドネシアのスンバ島という国の開発から取り残された離島で農業分野をメインに貧困問題に取り組んでいます。バリヒンドゥーの宗教儀式で使われるロンタルの葉。私たちの事業地スンバ島にもバリ島にロンタルの葉を出荷する人たちがいます。彼らに聞いた話をYouTube動画にしています。※今回取り上げた人たちは当会の支援を受けている人たちではありません。

この動画に関連するブログ

当会のホームページでもロンタルの葉を売る人たちに関連したブログを書いています。ぜひご覧ください。

YouTube動画概要

バリ島の道やお寺でよく見かけるペンジョールという飾りは、ロンタルの葉を使っています。ロンタルの葉は、当会の事業地スンバ島からも出荷されています。スンバ島では木から採ってきたロンタルを乾かし、仲買人に葉一枚10,000ルピア(約100円弱)で買い取ってもらっています。たくさんの量なのでけっこう良い収入になっていると住民は言っています。親もロンタルの葉を売っていたそうですし、何世代も前からこの仕事に携わっているのでしょう。しかし、あまりにも大量にバリ島へ出荷されるためスンバ島のロンタルの葉が減っているという声も聞かれています。バリ島の人たちには宗教や文化のために必要な葉です。スンバ島の人たちも現金を得るためには売り続けなくてはなりません。ロンタルを植林して増やすなど自然環境を守りつつ今の生活を続けられるような対策が必要です。

動画に出てくる場面

竹竿にぶら下げて干されるロンタルの葉
干して間もないロンタルの葉はまだ緑がかっている
乾くと色が変わる
この葉一枚で約100円弱
ロンタルの葉を売って生計を立てる人
自然に種が落ちるが、大きく育つには時間がかかる
葉がむしり取られほとんどなくなってしまったロンタルの木

この動画を公開する意味

インドネシアで貧困問題に取り組む支援をしていると「インドネシアのような近年発展している国で支援が必要なのか」と言われることがあります。日本人にはインドネシアはすでに発展しているイメージがあるのかもしれませんが、実はとても貧富の差が大きい国で、離島では電気も水道もなく貧困に苦しんでいる人たちがたくさんいます。ジャカルタの高層ビル群やバリ島のリゾートだけではないインドネシアを知っていただくために私たちは事業地スンバ島の島民の暮らしを発信しています。

私たちLIFEの国際協力とは

スンバ島は首都ジャカルタから東方へ2,000㎞程も離れているためなかなか国の開発が届きません。そのため、私たちのような海外のNGOが支援活動を行う必要があります。開発から取り残されたこの島で、人々は自然と共生しながら暮らしています。私たちはスンバ島に今ある自然を壊すことなく人々の生活がより良くなることを目指しています。今後も有機農業や植林をメインに支援活動を継続していきます。私たちがこれからも支援活動を続けられるよう私たちの活動を知っていただきサポートしてくださる方を探しています。

創立40周年

当会は1986年創立で、今年40周年を迎えます。

つきましては、5月30日に東京・神楽坂にて40周年記念イベントを開催いたします。

当会のこれまでの活動事例を振り返りながら未来へつなげる内容にする予定です。

ご来場の皆さまが楽しめる会にしたいと思っています。

詳細については近々発表しますので、もうしばらくお待ちください。