DeNA、AIによる運用高度化に向け、オブザーバビリティ基盤としてDynatraceを採用
DeNAは、全社的な「AIオールイン」戦略の一環として、システム運用の高度化を目指し、Dynatraceのオブザーバビリティ基盤を採用しました。レガシーシステムとクラウドネイティブ環境の監視データが分散していた課題を、Dynatraceの「OneAgent」と「Davis AI」で統合。障害調査の効率化とセキュリティ要件の遵守を両立し、エンジニアがより付加価値の高い業務に集中できる環境の構築を推進します。
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- 📰 発表: 2026年6月1日 13:00
- 🔍 収集: 2026年6月1日 13:27(発表から27分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 14:19(収集から51分後)
AI駆動のオブザーバビリティプラットフォームを提供するDynatraceは、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が、同社が提供する2つのサービスを支えるシステムの運用監視および障害調査の高度化を目的に、Dynatraceを採用したことを発表しました。DeNAは全社方針として「AI オールイン」を掲げ、AI活用を推進しています。システム基盤の運用管理においてもAI活用が求められていましたが、ITインフラの運用は本番環境を対象とするため、AIによる自動化を直接適用することが難しく、システムの状態を正確に把握し、迅速に分析できる基盤の整備が重要な前提となっていました。同社IT基盤部では、ゲーム関連サービスを支える大規模なレガシーシステムと、医療・ヘルスケア領域のサービスを支えるクラウドネイティブなシステムを対象に、運用高度化に向けた取り組みを進めてきました。しかし、レガシーシステムでは監視環境の複雑化が、クラウドネイティブなシステムでは監視手法の断片化が課題となっていました。その結果、ログ、メトリクス、トレースといった運用データが分散し、システム全体の状況把握が困難な状況となっていました。特に医療・ヘルスケア領域では、厳格なセキュリティ要件に対応しながら運用データを統合・分析できる基盤が求められていました。こうした課題に対応するため、DeNAはDynatraceを採用しました。Dynatraceは「OneAgent」により構成要素とその依存関係を自動的に可視化します。また、データ基盤「Grail」により運用データを集約し、AIエンジン「Davis AI」による相関分析を可能にすることで、障害発生時の調査を支えます。さらに、医療・ヘルスケア領域では、ログデータのマスキング機能によりプライバシー保護と分析を両立できる点も選定の決め手となりました。DeNAの天野知樹氏は、導入により障害特定時間が大幅に短縮され、エンジニアがより付加価値の高い業務に注力できる環境が実現したと述べています。
よくある質問
DeNAがDynatraceを採用した主な目的は何ですか?
全社的な「AIオールイン」戦略を推進する前提として、システム運用監視の高度化と障害調査の迅速化を図るためです。
Dynatraceの導入によりどのような課題が解決されましたか?
レガシーシステムとクラウドネイティブ環境で分散していたログやメトリクスなどの運用データが統合され、システム全体の可視化が可能になりました。
医療・ヘルスケア領域での採用において重要なポイントは何でしたか?
厳格なセキュリティ要件を満たしつつ、ログデータのマスキング機能によりプライバシー保護と運用データの分析を両立できる点です。
Dynatraceの「Davis AI」はどのような役割を果たしますか?
集約された運用データの相関分析を行い、障害発生時の原因特定やシステム状態の把握を自動化・迅速化します。
導入後の具体的な効果はありますか?
従来は複数人で2週間かかっていた障害原因の特定が、導入後は1人のエンジニアが2日で完了できるなど、調査効率が大幅に向上しました。