DIR EN GREY全員生出演『MORTAL DOWNER』特番レポート――制作秘話からMV初解禁まで、唯一無二の世界観を語り尽くす【ニコニコ生放送】
4月24日にニコニコ生放送で配信されたDIR EN GREYの『MORTAL DOWNER』アルバム発売記念特番のレポート。メンバー全員が出演し、新アルバムの制作秘話や楽曲に込めた思い、今後の展望について語った。
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- 📰 発表: 2026年5月19日 05:00
- 🔍 収集: 2026年5月18日 20:31
- 🤖 AI分析完了: 2026年5月18日 20:35(収集から3分後)
4月24日(金)21時からニコニコ生放送にて放送された「『MORTAL DOWNER』アルバム発売記念特番」。MCにジョー横溝を迎え、番組前半は3年10ヵ月ぶりのアルバム『MORTAL DOWNER』の制作過程と世界観についてメンバー一人ひとりとのインタヴューを実施。さらに番組後半は京(Vo)とDie(Gt)、薫(Gt)・Toshiya(Ba)・Shinya(Dr)の2組に分かれてライヴに臨む姿勢を語った。
当初は2025年にリリースが予定されていたという『MORTAL DOWNER』だが、膨大な数の楽曲が揃ったがゆえにアルバムの世界観をさらに撚り上げる時間を要し、今作は徹底的な追究を繰り返して4月8日に世に放たれた。骨身に沁みるグルーヴと重く沈下していくような音塊に貫かれたアルバムの世界観についてジョー横溝から問われたDieは、こう答える。
Die「前作(2022年『PHALARIS』)の制作はコロナ禍だったのもあって、アルバムを作ってもライヴをできるのかな?という不安の中で作っていた。そこからライヴができるようになって、声を出せるようになってーーそういう状況の変化は今作において大きかったですね。あれからライヴをする中で肌で感じていた空気感が、自然とアルバムに入っていった気がします。『MORTAL DOWNER』――『ダウナー』という言葉が、制作の初期段階からキーワードだったかもしれない。ただ、候補曲はたくさんあったんですけど、1枚の作品にしていくのが難しくて。もしかしたら3枚組にしたほうが楽なのかもしれないですけど、僕らはいつも、たくさんの曲から絞っていくので。制作に苦労した曲? 苦労した曲は……全部ですね(笑)」
Dieに続いて登場したのはShinya。Shinyaは本作の“Bloodline”の原曲をコンポーズしたそうだが、膨大なデモトラックを仮タイトルではなく番号で呼称するシステムにより「番号違い」が起き、そのため本来はセレクトされていなかったトラックを京が間違えてピックアップしたのが“Bloodline”なのだと苦笑いしながら語る。
Shinya「選曲会のたびに10数曲上がってきて、その中から絞っていくんです。でも曲の仮タイトルが今は番号制になので、何がなんだかわからなくなってくるんですよ(笑)。流れとしては、まず曲を作って、大体は京さんに送ります。そしたら京さんから歌のデータが返ってくるので、それをマニピュレーターさんに送って。そこでアレンジされた曲に番号がついた状態で共有される。なので、誰が作った曲なのかは後で知るんですよ。まあ、その時に“Bloodline”は選ばれてなかったはずなんですけどね(笑)。その“Bloodline”の聴きどころは……途中でドラムだけになるところがあるんですけど、そこは聴いてもらわなくてもいいです(笑)」
DIR EN GREYの独特な制作フローを解説しつつ自身のプレイについては謙遜気味に語るShinyaだったが、このアルバムを「DIR EN GREYの今が凝縮された作品だと思います」と言い表す様は力強く確信的である。その言葉に続いて3番目に登場したのは京。『MORTAL DOWNER』というタイトルと、その言葉通りのヘヴィボトムな作風について問われた京は、アルバムをじっくりと練り上げていった過程を振り返りながら、より核心的な言葉で作品を言い表していった。
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京「アルバムの曲を作り始めた頃から、全体としてこういう雰囲気のアルバムがいいんじゃないかっていうイメージが何となくあって。で、アルバムタイトルだけ急かされていたので、僕がイメージするアルバム像なら、こういうタイトルだろうなっていうのを先立ってつけてたんです。ダウナーっていうのは、僕が生きていてダルいから。生きてるのがしんどい。まあ、ダルさの極致というほどじゃないんですけどね。だって、これからまだまだダルくなっていくはずだから。なんなら、やっとだるさのスタートに立てたんじゃないですかね。だから次のアルバムは『DOWNER DOWNER』かもしれないですよ(笑)」
さらに「ダルく」なっていく可能性を示唆する『DOWNER DOWNER』という次作の仮タイトル(?)には、「www」というコメントが湧く。これが冗談なのかどうかは京のみぞ知るところだが、今後に対する展望が語られる場面は貴重である。
一貫して「痛み」というテーマに向き合い、生死の狭間でもがく命の様を音楽に認めてきたDIR EN GREY。その地続きのテーマを思えば、「ダルい」という言葉は一見ぶっきらぼうに聞こえるものの、むしろこの時代に対してクリティカルな響きを持っている。生活の至るところに漂う閉塞感、真綿で首を絞められていく
当初は2025年にリリースが予定されていたという『MORTAL DOWNER』だが、膨大な数の楽曲が揃ったがゆえにアルバムの世界観をさらに撚り上げる時間を要し、今作は徹底的な追究を繰り返して4月8日に世に放たれた。骨身に沁みるグルーヴと重く沈下していくような音塊に貫かれたアルバムの世界観についてジョー横溝から問われたDieは、こう答える。
Die「前作(2022年『PHALARIS』)の制作はコロナ禍だったのもあって、アルバムを作ってもライヴをできるのかな?という不安の中で作っていた。そこからライヴができるようになって、声を出せるようになってーーそういう状況の変化は今作において大きかったですね。あれからライヴをする中で肌で感じていた空気感が、自然とアルバムに入っていった気がします。『MORTAL DOWNER』――『ダウナー』という言葉が、制作の初期段階からキーワードだったかもしれない。ただ、候補曲はたくさんあったんですけど、1枚の作品にしていくのが難しくて。もしかしたら3枚組にしたほうが楽なのかもしれないですけど、僕らはいつも、たくさんの曲から絞っていくので。制作に苦労した曲? 苦労した曲は……全部ですね(笑)」
Dieに続いて登場したのはShinya。Shinyaは本作の“Bloodline”の原曲をコンポーズしたそうだが、膨大なデモトラックを仮タイトルではなく番号で呼称するシステムにより「番号違い」が起き、そのため本来はセレクトされていなかったトラックを京が間違えてピックアップしたのが“Bloodline”なのだと苦笑いしながら語る。
Shinya「選曲会のたびに10数曲上がってきて、その中から絞っていくんです。でも曲の仮タイトルが今は番号制になので、何がなんだかわからなくなってくるんですよ(笑)。流れとしては、まず曲を作って、大体は京さんに送ります。そしたら京さんから歌のデータが返ってくるので、それをマニピュレーターさんに送って。そこでアレンジされた曲に番号がついた状態で共有される。なので、誰が作った曲なのかは後で知るんですよ。まあ、その時に“Bloodline”は選ばれてなかったはずなんですけどね(笑)。その“Bloodline”の聴きどころは……途中でドラムだけになるところがあるんですけど、そこは聴いてもらわなくてもいいです(笑)」
DIR EN GREYの独特な制作フローを解説しつつ自身のプレイについては謙遜気味に語るShinyaだったが、このアルバムを「DIR EN GREYの今が凝縮された作品だと思います」と言い表す様は力強く確信的である。その言葉に続いて3番目に登場したのは京。『MORTAL DOWNER』というタイトルと、その言葉通りのヘヴィボトムな作風について問われた京は、アルバムをじっくりと練り上げていった過程を振り返りながら、より核心的な言葉で作品を言い表していった。
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京「アルバムの曲を作り始めた頃から、全体としてこういう雰囲気のアルバムがいいんじゃないかっていうイメージが何となくあって。で、アルバムタイトルだけ急かされていたので、僕がイメージするアルバム像なら、こういうタイトルだろうなっていうのを先立ってつけてたんです。ダウナーっていうのは、僕が生きていてダルいから。生きてるのがしんどい。まあ、ダルさの極致というほどじゃないんですけどね。だって、これからまだまだダルくなっていくはずだから。なんなら、やっとだるさのスタートに立てたんじゃないですかね。だから次のアルバムは『DOWNER DOWNER』かもしれないですよ(笑)」
さらに「ダルく」なっていく可能性を示唆する『DOWNER DOWNER』という次作の仮タイトル(?)には、「www」というコメントが湧く。これが冗談なのかどうかは京のみぞ知るところだが、今後に対する展望が語られる場面は貴重である。
一貫して「痛み」というテーマに向き合い、生死の狭間でもがく命の様を音楽に認めてきたDIR EN GREY。その地続きのテーマを思えば、「ダルい」という言葉は一見ぶっきらぼうに聞こえるものの、むしろこの時代に対してクリティカルな響きを持っている。生活の至るところに漂う閉塞感、真綿で首を絞められていく
よくある質問
『MORTAL DOWNER』はいつ発売されましたか?
特番の放送前である4月8日に発売されました。
特番のMCは誰でしたか?
ジョー横溝がMCを務めました。
次作の仮タイトルは何ですか?
京は冗談交じりに『DOWNER DOWNER』かもしれないと語りました。