6G時代に向け、複数の高速移動車両で安定した大容量ミリ波通信の実証に成功

NTTドコモ、NEC、NTTは6G時代のミリ波通信技術を開発。分散MIMOと事前補正技術により、高速走行中の複数車両間で安定した大容量通信を実現し、スループットを約1.3倍向上させた。
その他NQ 88/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月25日 20:22
  • 🔍 収集: 2026年5月25日 12:01
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月25日 12:23(収集から21分後)
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と日本電気株式会社(以下、NEC)は、NTT株式会社(以下、NTT)と共同で、6G時代に活用が見込まれている大容量ミリ波(40GHz帯)通信を活用して、複数の高速移動車両で同時に安定した通信を実現する技術を開発しました。

本技術は、基地局から複数のアンテナを分散配置する分散MIMO技術に加え、信号の送信周波数と送信タイミングを事前補正する技術を活用しています。2026年3月に実施した実証実験では、対向車線を互いに向かい合って高速で走行する複数の無線端末車両が安定して高いスループットを維持し、平均スループットを従来比で約1.3倍向上することに成功しました。

【本技術の特長】
本技術は、基地局のアンテナごとに無線端末車両から送られる上り参照信号を用いて、各車両に適切な送信周波数や信号送信タイミングを事前推定します。多重化する信号を車両ごとに事前補正し合成して送信することで、複数の車両における受信タイミングの差を解消し、大容量通信の安定化を実現しました。

【今後の展開】
本実証により、複数の自動車や列車が高速移動する環境でもミリ波による大容量通信が可能であることが示されました。今後は6G関連技術の社会実装に向けた開発を加速させます。

よくある質問

開発された技術の主な特徴は何ですか?

基地局から複数のアンテナを分散配置する分散MIMO技術に加え、信号の送信周波数と送信タイミングを事前補正する技術を組み合わせることで、高速移動車両の通信品質を安定させます。

実証実験の結果、どのような効果が確認されましたか?

対向車線を高速で走行する複数車両において、アンテナ切り替え時のスループット低下を抑制し、平均スループットが従来比で約1.3倍向上しました。

この技術が活用される分野はどこですか?

6G時代の社会実装に向けて、ミリ波を活用した自動運転の実現や、高速移動車両内での体験価値向上などが想定されています。

実験はどのような場所で行われましたか?

2026年3月に、国土交通省 国土技術政策総合研究所内に設置された実大トンネル型の実験施設で実施されました。

なぜ高速移動中にミリ波通信は不安定になるのですか?

基地局の切り替えが頻繁に発生し、電波のドップラー周波数や伝搬遅延が急激に変化するためです。