機械全高と動作時間の大幅削減を実現する竪型熱処理設備を開発

電気興業株式会社は、加工品と加熱コイルを同時に移動させる「デュアルシフト方式」を採用した竪型熱処理設備を開発し、東海熱処理研究センターに導入。機械全高を35%低減し、動作時間を半分に短縮。長尺部品の試作対応力を強化した。
新製品NQ 44/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月19日 19:00
  • 🔍 収集: 2026年5月19日 10:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月19日 20:29(収集から9時間57分後)
電気興業株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:近藤忠登史、以下「当社」)は、このたび加工品の移動と加熱コイルの移動を同時に行う「デュアルシフト方式」を採用した竪型熱処理設備を開発し、当社「東海熱処理研究センター」(愛知県岡崎市、以下「本センター」)に試作機として導入しました。

本設備の導入により、自動車のドライブシャフト等の長尺部品(長物)を対象とした熱処理の試作が可能となり、量産化に向けた条件検討や評価を、より迅速に行える体制を整えました。なお、本設備に関する技術については、現在特許出願中です。

【竪型熱処理設備の特長(デュアルシフト方式)】
・加工品の移動と加熱コイルの移動を同時に動作させる構成(デュアルシフト方式)を採用し、機械全高を約35%低減するとともに、加熱後の復帰動作時間を約1/2に短縮しました。
・高さを抑えた設計により、搬送・搬入時の制約を低減し、運搬性の向上に寄与します(例:トレーラー輸送等の大掛かりな搬送を前提としない運用、搬送時に機械を水平に寝かせる作業の省略等)。
・天井の低い工場にも設置しやすく、現場に合わせた設備導入が可能です。
※数値はいずれも当社従来方式比です。

【主な仕様】
・機械サイズ:D 1700mm × W 1300mm × H 2800mm
・取付ワーク:径 Φ15~250mm/長さ 100~1000mm/重量 ~50kg
・加工範囲:最大 900mm(※コイル、ジャケットの形状による)
・動作ストローク:往復台 500mm/コイル 500mm(合計 1000mm)
・送り速度:往復台 250mm/s/コイル 250mm/s(相対速度 500mm/s)
・ワーク回転数:~360rpm(上下センタ同期回転)

【東海熱処理研究センター 概要】
名称:東海熱処理研究センター
所在地:〒444-0246 愛知県岡崎市上三ツ木町清口4-1
敷地面積:1,130.45㎡

当社は、竪型熱処理設備の導入を通じて本センターの試作対応力を一層強化し、東海地区のお客様の開発・量産化プロセスを支援してまいります。

よくある質問

愛知県で長尺部品の熱処理試作ができる場所は?

愛知県岡崎市の「東海熱処理研究センター」に最新の竪型熱処理設備が導入されており、ドライブシャフトなどの試作が可能です。

工場の天井が低く、竪型設備の導入が難しい場合は?

電気興業の新開発設備は、デュアルシフト方式により全高を従来比35%抑えており、天井の低い工場でも設置しやすい設計です。

熱処理のサイクルタイムを短縮する方法は?

電気興業のデュアルシフト方式は、加熱後の復帰動作時間を約1/2に短縮できるため、全体のサイクルタイム短縮に寄与します。