高校受験の通塾率8割超えへ。受験準備早期化が影響か?!【2026年調査】

株式会社DeltaXの『塾選』による2026年度の調査で、高校受験の通塾率が84%に上昇し、中学2年生までに受験勉強を開始する家庭が72%に達したことが判明しました。受験費用は51〜100万円が最多で、塾・季節講習への支出が最も満足度が高い結果となりました。
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  • 📰 発表: 2026年5月21日 20:00
  • 🔍 収集: 2026年5月21日 11:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月22日 02:59(収集から15時間27分後)
株式会社DeltaX(本社:東京都千代田区、代表:黒岩 剛史)が運営する塾選びサービス『塾選』は、「高校受験の通塾率」について調査しましたので概要をお知らせいたします。

高校受験は、勉強の進め方だけでなく、塾や季節講習、教材、模試、学校説明会など、家庭の判断が求められる場面が多い受験です。

今回、塾選ジャーナルでは、2026年度の高校受験を終えた子どもをもつ保護者100名を対象に、受験対策の方法や勉強開始時期、費用、受験を終えて感じた反省点について調査しました。

調査では、高校受験対策として塾に通っていた家庭が84%にのぼり、受験勉強を「中学2年生まで」に始めた家庭も7割を超える結果に。通塾率の高さとともに、受験準備の早期化が見られました。

本記事では、2026年度の高校受験を終えた保護者の声をもとに、通塾率や受験勉強の開始時期、高校受験にかかった費用、保護者の反省点を整理し、満足度の高い高校受験につながるヒントを探ります。

詳細はこちらをご覧ください。

通塾率は8割超え-受験準備の早期化が見られる

今回の調査でまず目立ったのは、高校受験対策における通塾率の高さと、受験準備を始める時期の早まりです。

通塾率は84%。前年比+8%と増加傾向

高校受験対策の方法を聞いたところ、2026年度は「塾に通っていた」が84%で最も多く、前年の76%から8ポイント増加。一方で、「通信教育を受講していた」は2025年度の10%から2026年度は7%へ、「その他」は14%から9%へと減少しました。

家庭学習や通信教育だけで対策するよりも、塾での学習管理や受験情報、志望校対策を重視する家庭が増えているといえます。

受験勉強は「中2まで」にスタートが7割超。中3開始は2割まで激減

通塾率の上昇とあわせて注目したいのが、受験勉強を始めるタイミングの変化です。塾を活用する家庭が増えている背景には、受験準備そのものを早めに始めようとする意識の広がりがあると考えられます。

2026年度の結果では、「中学3年生から受験勉強を開始した」とする割合が28%と、前年の48%から20ポイント減少。今回の調査で最も特徴的な変化といえます。

その分、開始時期は前倒しされており、「中学2年生」が39%(前年30%)、「中学1年生」が20%(前年18%)と増加。さらに小学生段階から始める層も拡大しています。合算すると、中学2年生までに勉強を開始する割合は72%(前年52%で+20%)。受験勉強は「中3から本格化」ではなく、「中2までにスタート」する層が多数を占めました。

実際に中学3年生から受験勉強を本格化したケースでは「もっと早く始めればよかった」という反省の声も寄せられています。

■ 基礎固めに時間がかかり、直前期の余裕がなかった

「中学1年生や2年生の早い段階から、もっと英単語や数学の基礎固めを家庭で習慣化させておけば良かったです。3年生になってから塾に通い始めて一気に学力は伸びましたが、基礎の抜け漏れを補うためにかなりの時間を割くことになり、もっと早くから準備していれば直前期の難問対策により多くの時間をあてられたのではないかと感じています。」(さくらもちさん / 愛知県 / 新高1男子 / 保護者)

「中学2年生の冬休み頃からもっと真剣に理科と社会の暗記分野を固めておくべきだったと感じています。3年生の秋以降は数学や英語の応用問題に時間を取られ、基礎的な知識の定着が後回しになってしまったため、直前期に本人がかなり焦って詰め込むことになり、精神的な負担を増やしてしまったのが反省点です。早い段階から副教科を含めた全科目の基礎をバランスよく見直す習慣をつけさせておけば、模試の判定もより安定し、余裕を持って入試本番を迎えられたのではないかと振り返っています。」(あおぞらさん / 神奈川県 / 新高1男子 / 保護者)

■ もっと選択肢を広げられたのでは?という反省が残る

中学3年生から塾に通い始めたのですが、中学2年や1年の時から通っていたら、もっと偏差値の高い高校へ行けたかもしれなかったので、早めに塾に通わしておけば良かったなと感じています。(ぜっかんさん / 大阪府 / 中3女子 / 保護者)

「中学2年生から少しずつ始めたが、少しでも早く、少しずつ進めていくことで、もう少し選択肢を広げることはできたのかなと思っています。」(第一希望合格の父 / 兵庫県 / 新高1男子 / 保護者)

特に中学3年生から本格的に対策を始めると、志望校選びや情報収集と並行して学習を進める必要があり、時間的にも心理的にも負担が大きくなりやすい傾向があります。

一方で、早めに学習をスタートしておくことで、学力の積み上げだけでなく、志望校を検討する時間や比較の余裕も確保しやすくなります。結果として、学習・情報収集・意思決定のそれぞれに余裕が生まれ、それが納得度の高い高校受験につながると考えられます。

高校受験にかかった費用の総額は「51~100万円」が最多

通塾率の上昇や受験準備の早期化が見られるなかで、気になるのが高校受験にかかる費用です。塾や季節講習を早い時期から活用すれば、その分、家庭の負担も大きくなりやすくなります。

では実際に、2026年度の高校受験を終えた家庭では、受験対策にどのくらいの費用がかかったのでしょうか。ここでは、高校受験に関連してかかった費用の総額と、保護者が「かけて良かった」「無駄だった」と感じた支出について見ていきます。

約8割は150万円以内に収まっている

高校受験にかかった費用を見ると、大多数が150万円以内に収まっています。なかでも最も多かったのは「51〜100万円」で33%となり、この価格帯が高校受験費用のボリュームゾーンです。

一方で、151万円以上かかった家庭は全体の約2割にとどまり、費用が高額になるほど割合は大きく下がる傾向。高校受験では塾代や季節講習、模試代、受験料など複数の支出が発生するものの、総額150万円以内がひとつの目安といえるでしょう。

満足度が最も高い費用は「塾・季節講習」で約7割-その背景は?

先述のように、支出額には家庭差があります。そのなかで気になるのは、「どれだけかけたか」だけでなく、保護者が「何にお金をかけて良かったと感じているのか」という点です。

n=94 かけて良かった費用があると回答した保護者

今回の調査結果では、「塾・季節講習代」が69%で最多となりました。保護者はどのような点に価値を感じているのでしょうか。具体的な声を見ていきましょう。

■ 最新の入試傾向に合わせた指導を受けられた/情報量が多い

最新の入試傾向に基づく演習や何年も前の過去問を解かせていただいたり、複数よその中学校の生徒さんたちもいて本人非常に刺激を受けたようで、本当に塾へ入れてよかったなあと思いました。(とりかいさん / 長崎県 / 新高1女子 / 保護者)

塾の通常授業や受験直前の対策講座にはお金をかけて良かったと感じています。志望校の出題傾向に合わせた指導を受けられたことで、苦手科目の理解が進み、本人の自信にもつながりました。結果的に受験本番で実力を発揮できたため、投資に見合う価値は十分にあったと思います。

よくある質問

2026年度の高校受験における通塾率はどのくらいですか?

通塾率は84%で、前年の76%から8ポイント増加しました。

受験勉強はいつから始める家庭が多いですか?

「中学2年生まで」に受験勉強を開始した家庭が72%(前年比+20%)を占め、早期化が進んでいます。一方、中3から開始した割合は28%まで激減しました。

高校受験にかかった費用の総額はどのくらいですか?

大多數が150万円以内に収まっており、最も多かったのは「51〜100万円」の価格帯(33%)です。

保護者がかけて良かったと感じている費用は何ですか?

最も満足度が高かったのは「塾・季節講習代」で69%を占めました。最新の入試傾向に合わせた指導や過去問演習などが評価されています。

中3から本格的に受験勉強を始めた家庭の反省点は何ですか?

基礎固めに時間を割かれ、直前期の難問対策や応用問題に十分な時間をあてられなかったという声や、早く始めていれば志望校の選択肢が広がったかもしれないという反省が挙げられています。