Craif、第78回 日本産科婦人科学会学術講演会にて尿中マイクロRNAを用いた婦人科腫瘍の早期発見に関する共同研究成果を発表

Craif株式会社は、第78回日本産科婦人科学会学術講演会で、北海道大学との共同研究による尿中マイクロRNAを用いた婦人科腫瘍の早期発見に関する研究成果を発表した。高精度な非侵襲的スクリーニングの可能性を示した。
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  • 📰 発表: 2026年6月4日 10:00
  • 🔍 収集: 2026年6月4日 10:30(発表から30分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月6日 23:56(収集から61時間25分後)
バイオAIスタートアップのCraif株式会社(所在地:東京都新宿区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、第78回 日本産科婦人科学会学術講演会 にて、北海道大学 大学院医学研究院産婦人科学教室 渡利 英道 教授らとの婦人科腫瘍スクリーニングに関する研究成果「尿中エクソソームを用いた婦人科検診への応用可能性についての検討」を共同で発表したことをお知らせいたします。Craifは今後も、がんの予防・早期発見に向けた新しい取り組みを広く届けることで、当社のミッションである“人々が天寿を全うする社会の実現”に挑戦してまいります。

■ 研究成果のポイント

尿中細胞外小胞由来マイクロRNAによる高精度な婦人科腫瘍検出

尿中の細胞外小胞(エクソソーム)に含まれるマイクロRNAを網羅的に解析し、婦人科腫瘍の検出に向けたスクリーニングパネルを構築しました。機械学習モデルによる評価では、AUC0.937、感度85.6%、特異度94.4%という高い診断精度を達成しました。

婦人科検診への心理的・物理的障壁を下げる非侵襲的検査

日本では婦人科検診への参加率が約40%にとどまるなど、内診への心理的抵抗や医療リソースの制約が課題となっています。尿を用いる本検査法は、こうした障壁を取り除き、より多くの女性が早期に婦人科受診へアクセスできる可能性を示しています。

大規模スクリーニングへの応用可能性

本検査法の非侵襲性と高い検出精度から、今後の大規模な婦人科検診プログラムへの応用が期待されます。早期発見・早期治療につながることで、婦人科がんによる死亡率低下への貢献が見込まれます。

■ 共同研究概要

婦人科悪性腫瘍は、乳がんに次いで女性のがん罹患・死亡原因の第2位を占めます。一方、子宮筋腫・子宮内膜症などの良性疾患も臨床的負担が大きいにもかかわらず、系統的なスクリーニング手法が確立されていません。本研究では、これらの悪性・良性婦人科疾患に対し、尿中細胞外小胞(EV)由来マイクロRNAの網羅的プロファイリングに基づく非侵襲的スクリーニング戦略を検討しました。構築した診断モデルはAUC 0.937、感度85.6%、特異度94.4%を達成し、尿中マイクロRNAが婦人科腫瘍の早期スクリーニングにおける有用なバイオマーカーとなる可能性が示されました。

■ 第78回 日本産科婦人科学会学術講演会について

開催期間:2026年5月15日(金)~2026年5月17日(日)

開催地:北海道札幌市

公式ホームページ:https://www.congre.co.jp/jsog2026/index.html

■ 用語説明

細胞外小胞(エクソソーム): 細胞から分泌される小さな袋状の粒子で、体内の情報伝達に使われます。細胞外小胞にはマイクロRNAなどの物質が含まれており、がんの診断に役立つ重要なバイオマーカーとして注目されています。

マイクロRNA:細胞の中にある非常に小さなRNA分子で、遺伝子の働きを調節する役割を持っています。がん細胞ではマイクロRNAの種類や量が変化するため、病気の早期発見や予後予測に活用できると考えられています。

機械学習:AI(人工知能)技術の一種で、大量のデータをもとに自らパターンを学習し、未来の予測や分類を行います。今回の研究では、がんの診断のために、マイクロRNAのデータを使って病気の有無を高精度に判定するために用いられました。

AUC(曲線下面積): 診断の正確さを示す指標で、0から1までの値をとります。1に近いほど診断性能が高いことを意味します。

感度・特異度:感度とは、疾病のある人のうちで陽性となる割合を示し、特異度とは、疾病のない人のうちで陰性となる割合を示します。

■ Craifについて

 Craif(クライフ)は がん早期発見に取り組む2018年創業のバイオAIスタートアップです。尿をはじめとする体液から、DNAやマイクロRNAなど多様なバイオマーカーを高精度に検出する独自の解析技術基盤「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」とAI技術を融合し、がんの超早期発見・早期治療・早期復帰を可能にする革新的な検査を開発しています。バイオテクノロジーとAIの力を社会に広く届けることで、当社のビジョンである「人々が天寿を全うする社会の実現」を推進します。

【会社概要】

社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)

代表者:代表取締役 小野瀨 隆一

設立:2018年5月

資本金:1億円(2025年4月1日現在)

事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がんリスク検査「マイシグナル®」の提供

本社:東京都新宿区新小川町8-30 THE PORTAL iidabashi B1F

URL:https://craif.com/

よくある質問

この研究の主な成果は何ですか?

尿中の細胞外小胞由来マイクロRNAを解析し、婦人科腫瘍検出においてAUC 0.937、感度85.6%、特異度94.4%という高い診断精度を達成したことです。

この検査法の利点は何ですか?

尿を用いる非侵襲的検査であり、内診への心理的抵抗や医療リソースの制約といった婦人科検診の課題を解決し、受診率向上が期待されます。

発表はいつ、どこで行われましたか?

2026年5月15日から17日に北海道札幌市で開催された第78回日本産科婦人科学会学術講演会で発表されました。

共同研究のパートナーはどこですか?

北海道大学大学院医学研究院産婦人科学教室の渡利英道教授らとの共同研究です。

Craifの事業内容は?

2018年創業のバイオAIスタートアップで、尿中バイオマーカーとAI技術を融合したがん超早期発見検査を開発。主力製品は尿がんリスク検査「マイシグナル®」です。