人に寄り添う心地よいAI会話技術を開発
シャープは、AIの応答内容を定量的に評価し、ユーザーに寄り添った心地よい会話を実現する技術を開発しました。他のLLMを用いて応答を自動評価する「LLM-as-a-judge」手法を採用し、評価の効率化と精度の向上を図ります。この技術はテレビ「AQUOS」の新サービスに導入され、成果を確認済みです。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年6月2日 20:02
- 🔍 収集: 2026年6月2日 11:20
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月2日 12:19(収集から58分後)
シャープは、AIによる応答内容自動評価システムにより、ユーザーに寄り添った応答で心地よい会話を実現するAI会話技術を開発しました。当社のAI会話機能搭載製品やサービス利用時の会話傾向を分析した結果、製品やサービスの機能にとどまらず、幅広いやり取りがされていることが分かりました。このような、何気ない会話を心地よく楽しんでいただくことが製品やサービスへの愛着につながると考え、当社独自のAI技術であるCE-LLMの一部としてAI会話技術の開発に着目しました。従来、AI会話応答の評価は主観評価でおこなっていたため、評価に時間がかかることや、評価者によって結果にばらつきが生じるなどの課題がありました。さらに、会話の「好ましさ」を包括的に評価する統一的な基準や指標が存在しないことから、定量的に検証・評価することが困難でした。このような課題に対し、当社は、会話に関する先行研究の調査を実施。「即応性」「文脈理解」「知識力」など、会話の「好ましさ」に影響する項目の抽出と体系化をおこない、応答内容を定量的に測定できる評価基準を構築しました。
よくある質問
シャープが開発したAI技術の目的は?
ユーザーに寄り添った心地よい会話を実現し、製品への愛着を高めることです。
評価の課題は何でしたか?
主観評価による時間のかかる作業と、評価者による結果のばらつきです。
「LLM-as-a-judge」とは何ですか?
AIやLLMが生成した応答内容を、他のLLMを用いて自動的に評価する手法です。
この技術はどこに応用されていますか?
テレビ「AQUOS」向け新サービス「AQUOS AI」に応用されています。
詳細はどこで発表されますか?
2026年度人工知能学会全国大会にて発表予定です。