ログリー株式会社は、当社が開発しオープンソースで公開しているAI広告運用エージェント「mureo」(https://mureo.io)の代理店向け商用版「mureo Agency」(https://mureo.jp)を、2026年6月9日より提供開始します。OSS版「mureo」は2026年4月の公開以降、累計5,000ダウンロード以上を達成しています。あわせて、先着20社限定で月額料金が半額となるキャンペーンを実施します。また、提供開始にあわせ、国内主要広告媒体であるLINEヤフー広告(Yahoo検索広告・ディスプレイ広告およびLINE広告)への対応も開始します。

mureo Agencyは、広告代理店が複数のクライアント企業の広告アカウントを1つのインストールで安全に運用するための商用版です。OSSで提供してきたmureoの戦略起点・安全運用・変更履歴・自己学習といった特長をそのまま引き継ぎ、その上で代理店業務に必須となるマルチクライアント運用・共有認証・読み取り専用モードなどを追加しました。

背景

2025年10月、Google社がGoogle Ads APIの公式MCP(Model Context Protocol)サーバーをOSSで公開し、続く2026年4月にはMeta社もMeta Ads MCPを発表しました。主要広告プラットフォームによる「AIが広告APIを直接叩く」ための公式パイプの整備が一気に進み、この機能は今後コモディティ化していくと予想されます。

しかし、公式MCPはAPIへの接続口を提供するだけです。実際の運用に欠かせない、事業戦略に沿った判断・暴走を防ぐ安全管理・全変更の記録・アカウントごとの学習は、接続口だけではカバーしきれません。mureoはその上で動き、運用に必要なこれらの層を担います。

2026年4月にmureoをオープンソース(Apache 2.0)として公開して以降、代理店業務での導入要望を多数いただいてきました。代理店では1名の運用担当者が5社20社50社といった複数クライアントを並行運用するため、個人運用を前提としたOSS版だけでは不足する機能があります。このたび、それら代理店業務に必須の機能を追加した商用版として「mureo Agency」を提供開始します。

mureo Agencyで追加される機能

OSS版の戦略起点・安全運用・マルチプラットフォーム対応・変更履歴・手元PCで完結・自己学習をすべて引き継ぎつつ、代理店業務向けに以下の機能を追加します。なお、対応する広告媒体は本リリースよりLINEヤフー広告を加えた主要3媒体に拡大、さらにGA4・Search Consoleの分析サービスにも対応します。

1つのインストールで複数クライアントを並行運用 クライアントごとに作業環境を分けて、5社20社50社を並行運用できます。アカウントを追加するたびに発生する再インストールや再ログインは不要です。

ログイン情報の共有設定 Google・Metaの複数アカウント管理画面(MCC/ビジネスマネージャ)の連携を運用者として一度だけ設定すれば、すべてのクライアントに適用されます。特定のクライアントだけ別アカウントで運用したい場合は、そのクライアントにだけ個別の設定を割り当てられます。

2段階で蓄積される運用ノウハウ 運用者全体に共通する知見と、クライアントごとに学習した知識を分けて蓄積します。あるアカウントで教えたことが、別のアカウントに混ざることはありません。

ワンスイッチの読み取り専用モード 設定により環境全体を読み取り専用に切り替えます。診断・レポートはそのまま動かしつつ、広告アカウントへの変更(mureo経由およびGoogle / Metaなどの公式連携経由の両方)を一括でブロックします。新任担当者の研修、クライアントへの画面共有、繊細な配信時期の運用に活用できます。

LINEヤフー広告への対応 Google Ads・Meta Adsに加え、国内主要広告媒体であるLINEヤフー広告(Yahoo検索広告・ディスプレイ広告およびLINE広告)に対応します。海外媒体と同一のワークフロー(/daily-check、/search-term-cleanup 等)で国内媒体も横断運用できます。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:ログリー株式会社 / Google / Meta
  • 製品・サービス:mureo / mureo Agency