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(中央社布宜諾斯艾利ス16日綜合外電報導)アルゼンチンは19日午後(台湾時間20日未明)、ワールドカップサッカー決勝でスペインと対戦する。緊張するファンたちは、勝利を祈ってさまざまな奇抜な行動に出ている。大統領さえも試合観戦の禁忌を持っているほどだ。
AFP通信によると、サッカーのレジェンド、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が率いるアルゼンチン代表は、準決勝でイングランドを2対1で逆転勝ちし、連覇に王手をかけた。アドレナリンが高まる中、ファンたちは不安を和らげるための独自の儀式を取り入れている。
自称『狂ったサッカーファン』というアンドレス・ゴンサレス(Andres Gonzalez)氏はAFPに、「試合中に誰かがトイレに行き、その瞬間に得点されたら、俺たちはその人をトイレに閉じ込める。試合が終わるまで出さない」と語った。これは『運を逃がす』のを防ぐためだという。
アルゼンチンのハビエル・ミレイ(Javier Milei)大統領も、自身の習慣を明かした。彼は『観測者』(El Observador)ラジオ局のインタビューで、「絶対に大統領官邸で試合を見る。どんなことがあっても破らない」と述べた。
65歳のエステラ・バルガス(Estela Vargas)さんは、家族全員が同じ服を着て、同じ椅子に座り、犬は外にいるというルールを設けている。
彼女は、「イングランド戦では、この犬がイギリス系ブルドッグなので、アルゼンチンのユニフォームを着せた。でもスペイン戦は、晴れでも雨でも、外にいなければならない」と話した。
社会学者のディエゴ・ムルツィ(Diego Murzi)氏はAFPに、「サッカーにおいて、アルゼンチン人は自分たちを単なる観客ではなく、主人公だと感じている。儀式はその参加意識の一部であり、幸運を呼び、不運を避ける手段だ」と語った。
ムルツィ氏によると、1986年にアルゼンチンを優勝に導いたカルロス・ビラルド(Carlos Bilardo)監督は「科学者出身だが、極度に迷信深い人物だった」という。
当時、試合前のミーティングで更衣室の電話が鳴り、選手が取ったが誰も声を出さなかった。その試合でアルゼンチンが勝利したため、以降の試合でも同じ電話をかけ、同じ選手が無言で受けるという儀式が続いたという。
74歳のリディア・オテロ(Lidia Otero)さんは、「私の儀式はいつも当たる」と話す。彼女はAFPに、相手がボールを持っているときにテレビに向かって特定のジェスチャーをし、叫ぶ習慣があると説明した。
また、「準決勝の前半、犬がテレビをじっと見ていたら、アルゼンチンは得点できなかった。だから後半は犬を裏向きにしたら、試合が逆転した」と語った。
一方、「相手を冷凍する」という古くからの風習も続いている。11歳のメッシファン、ロドリゴ・セーニャ(Rodrigo Serna)君は、「相手選手のステッカーを冷蔵庫に入れる。おじいちゃんが教えてくれたんだ」と話した。(編集:盧映孜)1150717
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- 出典:中央社 CNA
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