(中央社記者 陳容琛 台北17日電)饒舌歌手Jnco荊軻のアルバム表紙を見た瞬間、台米混血のバスケットボール選手ハーダン(Adam Hinton)は、それが自分のチームの執行長・李偉誠だとすぐに「秒懂」した。彼は、高雄全家海神が優勝することを願っており、その際には李執行長がラップを披露してくれることを期待していると語った。

昨年、台湾男子バスケチームがアジアカップ8強に復帰するのを助けたことで、台米混血のハーダンはこの地に対してより深い絆を感じるようになった。彼が台湾のプロバスケリーグに挑戦する決断を後押ししたのは、高雄全家海神の執行長・李偉誠だった。李は誠意を持ってハーダンを説得し、昨日の台湾プロフェッショナルバスケットボールリーグ(TPBL)新人選秀会で見事に状元(全体1位)を獲得し、プロキャリアの理想的なスタートを切った。

ハーダンは本日、中央社の単独インタビューに応じ、「李偉誠は気さくで話しやすいチーム幹部だ。とてもクールで、何でも話せる雰囲気がある。海神では『家族のような』雰囲気が築かれており、選手一人ひとりを真剣にケアしているのが伝わってくる」と語った。また、2人は共通の趣味も多く、その一つが故バスケットボールのレジェンド、コービー・ブライアント(Kobe Bryant)のファンであることだという。

コービーについて語るハーダンの目は輝いていた。「最初はハイライト映像を見ていたが、彼の考え方やマインドセットを知るにつれて、完全に『没落』してしまった。彼の精神、仕事への姿勢、そして毎日少しずつでも良くなろうとする前向きなエネルギーを心から尊敬している」と話す。ただ、ハーダンは笑いながら、「特に彼のプレースタイルを真似しているわけではない。主に精神的な面での影響だ」と付け加えた。

興味深いことに、中央社の記者が饒舌歌手Jnco荊軻のアルバム表紙を見せると、ハーダンはすぐに「ああ、これはうちの執行長だ」と理解し、「彼が昔ラッパーだったことは知っているよ」と軽やかに明かした。

プロ選手としての夢を叶えたハーダンにとって、新シーズンの唯一の目標は海神に優勝をもたらすことだ。その背後には、優勝すれば李執行長が約束通りステージでラップを披露するという誓約がある。ハーダンは笑顔で、「これは本当に楽しみなことだ。皆さん(ファン)は彼が約束を果たすかどうか、しっかり見張っていてほしい」と語った。(編集:張雅淨)1150717

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