中央通信社
(中央通信社 記者 曾筠庭 台北 2日)メディア報道によると、トランプ米大統領はTSMCがアリゾナ州で建設中のウェハー工場の規模を倍増させると発言したとのこと。経済部長の龔明鑫氏は2日午後、「TSMCが現在台湾で建設中および計画中のウェハー工場は、CoWoS先進パッケージング生産能力を含めると合計16基。米国が将来どれだけ建設しても、この数にはなり得ない」と述べた。
トランプ米大統領は1日、メディアのインタビューに応じ、台湾がアリゾナ州で建設中のウェハー工場の規模を倍増させており、これらの新工場は1年以内に稼働する見込みだと述べた。また、産業のリーダーであるTSMCのような台湾の半導体企業が米国への投資を増やしており、任期終了前に米国の半導体市場シェアを50%に引き上げるのに役立つと語った。
米国の生産拡大がTSMCの「国家の盾」としての地位に影響を与えるのではないかという懸念について、龔明鑫氏は同日、業務会議の開催前に記者団に対し、「TSMCが現在公表している計画によると、国内で建設済みおよび今後計画中のウェハー工場は、CoWoS先進パッケージング生産能力を含めて合計16基であり、米国がどれだけ建設してもこの数にはなり得ない」と述べた。
トランプ大統領がTSMCに米国への投資を要求し、同社が目標通りに進まなかった場合、米国が将来的に政策を通じて圧力をかけるのではないかというメディアの質問に対し、龔明鑫氏はTSMCの魏哲家董事長は「非常に賢明」であり、関連問題を適切に処理できると信じていると強調した。
電電公会(TEEMA)が海外科学園区をポーランドのミェンキニア(Miękinia)に設立し、米国、メキシコ、インドでの拠点設立を評価していることについて、龔明鑫氏は、ポーランドの園区は年末までに着工できることを希望していると応じた。メキシコについては、7月中旬に投資誘致大会が開催される予定で、その際に詳細な説明が得られる見込みだという。
米国に関しては、龔明鑫氏は、経済部が5月に現地を視察しており、今月も担当者を派遣して現地調査を行い、年末までに具体的な投資場所を決定したいと述べた。インドの進捗は、他の拠点に比べてやや遅れているとのこと。
さらに、経済部地鉱センターは今年2月に、今年下半期に米国へ鉱物資源調査を計画していると発表していた。龔明鑫氏は、10月にカリフォルニア州とコロラド州へ出発し、現地の鉱物資源の性質が国内の需要に合致するかどうかを調査することを明らかにした。同氏は、米国以外にもオーストラリアと交渉中であり、過去にはカナダとも協力しており、多様な配置を通じて安定した鉱物資源の供給源を確立したいと述べた。(編集:林淑媛)1150702
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