(中央社ワシントン22日総合外電報道)アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアおよびニュージーランドの当局者は本日、最先端の人工知能(AI)技術がサイバー攻撃能力を大幅に強化すると表明し、この脅威に対処するための緊急行動が必要だと訴えました。

ロイター通信の報道によると、この5か国で構成される情報共有ネットワーク「五眼聯盟」(Five Eyes)は3ページの声明を発表し、「先端的なAIモデル(Frontier AI models)は、既存の産業予測を上回る速度で、サイバー空間における攻撃と防御の両面の能力を根本的に変化させるだろう。そのタイムラインは年単位ではなく、月単位である」と述べました。

声明の内容は限定的で、脆弱なソフトウェアをすぐに修正すること、不必要なシステムのネット接続を避けることなど、セキュリティの基本的な推奨事項を再確認するものが多いです。当局者らは、防御側もAIを活用して「防御の強化」を図るべきだと促しており、たとえば脆弱性をより早く発見したり、セキュリティインシデントに迅速に対応したりする用途を挙げています。

この警告は、AI企業Anthropicの最新AIモデル「Mythos」や、OpenAIの「GPT-5.5-Cyber」などに対する懸念の高まりを反映しています。これらのモデルは、ユーザーが複雑かつ重大な被害をもたらす可能性のあるハッキング攻撃を迅速に実行できるようにするとされています。

今月早々、アメリカ政府が国家安全保障上の理由から、Anthropicに対しMythosへの外国人のアクセスを制限するよう命じたため、同社はMythosの一つのバージョンを停止せざるを得ませんでした。ほぼ同時期に、アメリカのサイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ局(CISA)もAIによる脅威を理由に、政府機関が重大なセキュリティ脆弱性を修正する期限を3日間に短縮しました。(翻訳:蔡佳敏)1150623

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Anthropic / OpenAI / CISA
  • 製品・サービス:Frontier AI models / Mythos