台湾の大陸委員会(陸委会)の邱垂正主任委員は18日、ラジオ番組に出演し、2009年に開催された第1回「海峡論壇」に自身が参加した際の経緯と評価を語りました。邱氏は当時、金門大学の教員として学生交流の協議のために厦門を訪れており、その際に専門家としての視察目的でフォーラムの周辺を観察しました。当時は政府による参加制限がなく、多くの官民関係者が参加していましたが、邱氏は現地の学者や当局者への聞き取りを通じて、同フォーラムが中国共産党によって意図的に設計された台湾向けの「統一戦線工作(統戦)」のプラットフォームであると直感したといいます。
邱氏は、海峡論壇が両岸の「大交流」を演出するための政治的道具であり、対等で尊厳ある対話の場ではないと断じました。帰国後には報告書を作成し、統戦工作のリスクについて学術界や関係機関に警告を発したと述べています。また、馬英九政権下の2012年からすでに中央政府職員の参加が禁止されていたことや、2019年の習近平氏による「一国二制度台湾案」以降、中国の浸透工作がより直接的かつ強力になっている現状を指摘し、政府が国民に参加自粛を呼びかける正当性を強調しました。
さらに、国民党の陳玉珍立法委員が中国の俳優、張凌赫(ジャン・リンホー)氏を金門に招待した件については、「現時点で申請は届いていない」としつつ、対等で健康的な交流であれば規定に従い必要な支援を行う姿勢を示しました。
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- 出典:中央社 CNA
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