(中央社記者 洪學廣 高雄17日電)移民署高雄市專勤隊は、陳姓の女性を首謀者とする22人による国際的な人口売買グループを摘発した。このグループは、フェイスブック(Facebook)のコミュニティやSNSに虚偽の求人求人広告を掲載し、高給をうたい文句にタイの地方出身者を台湾に呼び寄せていた。

被害者の多くは家を売却したり借金を背負ったりして高額な仲介料を支払い、台湾に到着後は全国の違法な職場で労働を強いられた。言語の壁や不法滞在の身分を悪用され、パスポートを奪われ、行動の自由を奪われていた。

労働環境は極めて過酷で、長時間労働、低賃金、休日なしの状態が続き、一部の被害者は山間部の狭く粗末なトラックの荷台や作業小屋に閉じ込められていた。昼夜の気温差が大きく、基本的な生活設備が整わず、食料も不足していたため、近くの川で魚やエビを捕ったり、野草を採って食料にしていた。人間としての尊厳と生存権が著しく侵害されていた。

数か月にわたる捜査を経て、高雄市専勤隊は苗栗県警察局刑事警察大隊と合同で特別捜査班を編成。苗栗地検の指揮の下、山間部の農場に潜入し、5人のタイ人被害者を救出。現場からは47冊のパスポートが押収され、犯罪収益は約400万台湾ドルと推定されている。今年3月上旬、陳姓女性ら22人は、人口売買防止法および就業サービス法違反の疑いで書類送検された。

救出後、高雄市専勤隊は直ちに保護・支援プログラムを開始。専門のソーシャルワーカーが生活支援や法的援助を提供し、合法的な在留および就労許可の申請を支援した。被害者たちは、ようやく正当な給与を受け取ったことで、これまでの搾取の深刻さに気づき、捜査チームへの感謝を述べた。

高雄市専勤隊長の趙志成氏は、「人口売買犯罪に対してはゼロ_toleranceの姿勢を貫く」と強調。今後も検察の指揮に協力し、違法仲介業者や不法雇用主の摘発を継続し、合法的な労働者の権利を守っていくと述べた。(編集:李亨山)1150617

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  • 出典:中央社 CNA
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