米伊戦争に関する重点ニュース
中央速報
(中央社記者 郭芳君 チューリッヒ18日専電)米国とイランがスイスで和平協議に署名することが決定した。会場はスイス中部ルツェルン湖畔の高級リゾート「ブールゲンシュトック・リゾート(Bürgenstock Resort)」に決定した。17日午後6時以降、全域で交通規制が実施され、スイス連邦軍が警備のため配備された。
ブールゲンシュトック・リゾートはスイスの下ヴァルデン州(カントン・ニトワルデン)にある尾根状の半島に位置しており、ルツェルン湖に北・東・南の三方向を囲まれ、西側のみ狭い陸地で本土とつながっている。建物群は標高約900メートルの尾根上にあり、湖面から約500メートルの高さにあるため、広々とした湖の眺めとアルプスの雄大な景観が楽しめる。また、地理的にアクセスが困難なことから警備がしやすく、今回の米伊和平協議の会場選定において重要な要素となった。
17日午後3時から、リゾートへ向かう西側の道路は規制が開始され、陸路でのアクセスは断たれた。唯一の外部との交通手段は断崖側の高山鉄道のみとなった。記者が現地を訪れた際、水上アクセスでリゾートの断崖下まで到達し、そこからケーブルカーで山頂へ登った。船会社のスタッフによると、午後6時以降はリゾートへの寄港を停止し、21日日曜日から通常運行を再開するという。
午後4時30分に山頂駅に到着した際、スイス連邦軍がリゾートに最も近い連絡道路を封鎖し始めている様子が確認された。また、外交官用ナンバープレートを掲げた車両が次々と敷地内へ入っていく様子も見られた。ホテルスタッフは観光客に対し、重要なイベントが行われるため、午後5時20分発の最終列車で山を下るよう呼びかけていた。
このリゾートはカタール系のカタラ・ホスピタリティ(Katara Hospitality)が所有しており、2007年に買収後、大規模な改修工事を実施した。現在は国家元首や高規格の国際会議に対応できるセキュリティ体制を備えている。近年では2024年に開催されたウクライナ和平会議など、数々の国際会議の舞台ともなっている。
スイス外務省は今週、この会場が「パキスタンとカタールの仲介者、および米国とイランが共同で提案したもの」だと説明している。(編集:田瑞華)1150618
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:イベント
- 関連組織:Katara Hospitality
- 製品・サービス:ラグジュアリーホスピタリティサービス