(中央社記者 林長順 台北18日電)台電核二廠の元廠長・曾文煌氏が収賄容疑で昨年起訴されたことを受け、台北地検はさらに4件の調達案件で公務員が賄賂を受け取った疑いがあるとして、昨日、曾文煌氏、現職の陳姓副廠長、朱姓課長ら9人を事情聴取した。検察官は本日、曾氏、陳氏、朱氏の3名について勾留請求し、接見禁止とした。
台北地検の調査によると、曾文煌氏が核二廠の廠長を務めていた期間、2024年(民国113年)の調達案件において、曹姓業者から160万台湾ドルと20万台湾ドルの賄賂を受け取った。また、2024年4月の別の調達案件では、郝姓業者から40万台湾ドルの賄賂を受け取った疑いがある。台北地検は、これらの件で貪污などの罪で曾氏らを起訴しており、現在、台北地方法院で審理が進められている。
さらに台北地検は、2018年から2019年(民国107~108年)にかけての核二廠の4件の調達案件でも、関係者が賄賂を受け取った疑いがあると判明。昨日、廉政署と連携し、曾文煌氏、陳姓副廠長、朱姓課長らの住居および職場など計28か所を家宅捜索。曾氏、陳氏、朱氏のほか、劉姓経理、宋姓課長、および4人の業者を含む計9人を出頭要請した。
検察官は徹夜での取り調べの後、曾氏、陳氏、朱氏が職務に関し賄賂を受け取った疑いが強く、共謀の恐れがあるとして、裁判所に勾留請求し、接見禁止を要請した。劉姓経理と宋姓課長はそれぞれ50万台湾ドル、30万台湾ドルの保釈金を納め、保釈されたが、出国・出海が制限された。
台湾電力公司は、検察・廉政当局と緊密に連携し、協力していると発表。今後も「決して誤りを正当化せず、決して隠さず」という原則と「一切の隠蔽をしない」という姿勢で、司法当局の調査に全面的に協力するとしている。本件はすでに司法手続きに入っているが、事実が確認された場合は、規定に従って厳正に処分すると強調した。(編集:林恕暉)1150618
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- 出典:中央社 CNA
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