中央社記者 黄巧雯 台北17日電 台鉄の車両更新予算の執行が遅れている問題について、董事長の鄭光遠は本日、過去に故障するまで古い車両を優先的に運用し、その後に新車を投入するというやり方は誤りだと指摘した。昨年着任した際、EMU3000型の複数編成が未検収の状態にあることを発見し、早期検収を指示。これにより旧車を予備車両として転用し、車両の整備率を向上させたと述べた。

立法院交通委員会が本日、台鉄会社の営業予算を審議する中、立委から車両更新予算の執行状況について質問が出た。鄭光遠は、EMU3000型とEMU900型はすでに全編成が配備され、営業運転に投入されていると説明。一方、E500型は全車両の納入が完了しているものの、一部でオイル漏れが発生しており、検収が未了の状態にあるため、メーカーと引き続き協議中だと述べた。また、R200型については車両状態が不良なため、5両が未納入となっており、原メーカーに対して確実な改善を要求していると語った。

鄭光遠は、関連する予算執行の遅れについては大幅に改善されたと強調。昨年6月に董事長に就任した際、10編成以上のEMU3000型が未検収だったが、早期検収を指示し、昨年末までに検収を完了したと報告した。

鄭光遠は、外部からは台鉄は節約志向が強く、古い車両から優先的に運用するイメージがあると指摘。「故障してから新車を出すのは誤りだ」とし、新車は問題がなければすぐに営業運転に投入し、旧車は予備として保管すべきだと主張。これにより車両の整備率を高める方針を示した。

先日、EMU900型のパンタグラフに問題が発生した件について、鄭光遠は、使用開始から1年余りで腐食が確認されたと説明。メーカーと連携し、次世代の一体型部品に変更した結果、腐食問題は完全に解決されたと述べた。

鄭光遠は、新車には設計上の課題が避けられないが、メーカーとの協議に時間がかかることも認めた。新車の納入については「非常に慎重に処理している」と強調した。

また、台鉄の会社化後、2度にわたる採用活動でも人員補充が不十分だったことについて、総経理の馮輝昇は、前2回の募集で1528人を採用したと説明。現在、第3回目の募集を実施中で、不足人員は461人。今回の募集では正規と予備合格者を含め760人以上を採用予定であり、将来的に不足人員を完全に補うとしている。(編集:李亨山)1150617

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